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キングダム705話ネタバレ予想「李牧の敵を半分にする」の真意を推測


 

監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


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キングダム705話ネタバレ予想「2つの城作戦」

三国志 剣閣のお城

 

もう1つ考えてみました。閼与はÝ字型に道が分かれていて、その先に2つの砦があるというのはどうでしょう?

本来ならば、王翦軍と桓騎軍で合流して1つの砦を全力で落として先に進みたい所ですが、閼与は狭いので全軍が展開できず、仕方なく王翦軍は右、桓騎軍は左の砦を攻めます。

 

ここに罠があり、李牧の指図で桓騎が攻めている砦はわざと少し抵抗しただけで降伏し、桓騎軍は意気揚々と砦に入城しますが、途中で砦が崩壊、桓騎が外に逃げ出したところで、桓騎軍と王翦軍が分断されてしまいます。

左右の砦は険しい山で隔てられていて、王翦のサイドに行く事も出来ないので、桓騎軍は兵糧の不安を解消するために太行山脈を行軍している秦の別動隊と合流を考えて、王翦軍を置いて単独行軍を開始します。

 

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孔門十哲

 

キングダム705話ネタバレ予想「別動隊は李牧の計略で全滅」

敗北し倒れている兵士達a(モブ)

 

一刻も早く秦の別動隊と合流して兵力と食料の不安を解消したい桓騎軍ですが、モブっぽい秦の別動隊は李牧の計略にハマって全滅し食料も焼き払われてしまいました。

敗北し倒れている兵士達b(モブ)

 

あてが外れた桓騎軍は何とか、最後の力を振り絞り宜安では敵将軍を討ち取るものの、疲労困憊し肥下の戦いで李牧に敗れて討死する事になります。

 

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キングダム705話、李牧発言の真意を編集長が推測します。

 

キングダム705話ネタバレ予想「閼与は王翦に落されている」

王翦

 

史実では閼与は王翦によって紀元前236年に抜かれていると史記、白起・王翦列伝には記録されています。抜くという表現はそこに砦か城があった事を意味しているので、キングダムにおいて、未だ閼与が趙の領土というのはタイムパラドックスが起きています。

 

しかし、そうまでして盛り込みたいトリックが閼与にあったから作者は閼与陥落を遅らせたのかも知れません。そのあたりも李牧の秘策のヒントになるのでしょうか?

 

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台湾より南、フィリピンよりは北の南の島出身、「はじめての三国志」の創業メンバーで古すぎる株。もう、葉っぱがボロボロなので抜く事は困難。本当は三国志より幕末が好きというのは公然のヒミツ。三国志は正史から入ったので、実は演義を書く方がずっと神経を使う天邪鬼。

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