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「三國無双」が中国で映画化!映画 真・三國無双のあらすじ

2022年2月11日


 

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三國無双(さんごくむそう)」と言えば「三国志」をテーマとした大ヒットゲームで、今でも続編、派生作品が作られる愛された作品です。その「三國無双」実は中国において実写映画化され、公開されていたのです。

 

今回の記事ではそんな「三國無双」実写化映画の内容について迫ってみます。

 

 

監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。戦略設計から実行までの知見を得るためにBtoBプラットフォーム会社、SEOコンサルティング会社にてWEBディレクターとして従事。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


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ゲーム「三國無双」シリーズとは?

 

「三國無双」は中国統一を目指す歴史シュミレーションゲーム「三国志」でおなじみの「コーエーテクモ」(旧、光栄)から発売されているシリーズです。シリーズ一作目の「三國無双」は「ストリートファイター」のような対戦格闘ゲームでしたが、二作目の「真・三國無双」からは一人の武将をとなり、多くの兵士や武将をなぎ倒す、爽快アクションゲームになりました。

 

 

ストーリーは「三国志」を基にしているものの、キャラ設定などほとんどはオリジナルなものです。2021年6月現在、「三國無双」シリーズは8作目まで存在しますが、数えきれないほどの派生作品も存在します。

 

 

また、「無双」シリーズのシステムは「ガンダム無双」「戦国無双」「ゼルダ無双」など様々なゲームにも採用されています。

 

 

 

実写版「三國無双」が作られた経緯

 

 

ゲーム「三國無双」は中国にも輸出され、大人気となっており、実写映画化が噂されていました。そんな中、香港の映画制作会社は「コーエーテクモゲームズ」と3年間交渉し、ようやく映画化権を手に入れました。そして中国やニュージーランドで2017年に撮影が開始され、2021年5月ついに中国全土で上映が始まりました。製作費は日本円にして約42億円の超大作です。

 

三國無双が映画化されたのは物語のどのあたり?

 

映画は最新のCGと中国特有のカンフーが融合された爽快アクション映画で、多数の兵士をなぎ倒す爽快感や、豪快な必殺技「無双覚醒」も再現されているようです。物語は董卓(とうたく)が権力を握った時代に設定され、董卓が宮廷で権力を奮い、彼に対抗するため後の三国志の英雄たちが集まる様が描かれています。

 

反董卓連合軍」と董卓軍の激しい戦いや、呂布(りょふ)劉備(りゅうび)関羽(かんう)張飛(ちょうひ)の有名な戦いも再現されています。また、呂布と貂蝉(ちょうせん)の悲しい恋も物語の重要なポイントとなっています。

 

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映画 真・三國無双のキャスト、スタッフは?

 

 

監督は「ロイ・チョウ」。1978年生まれで、「グリーンディスティニー」「ラスト・コーション」などの巨匠「アン・リー」のアシスタントを務めた後、監督業に進出しました。

 

 

サモハンキンポーが出演しているアクション映画「ライズ・オブ・ザ・レジェンド」、犯罪サスペンスの「狼たちのノクターン」などを監督しています。

 

曹操(そうそう)を演じるのは中国のイケメン俳優「ワン・カイ」、関羽は歌手でもある「ハンギョン」という若手の俳優が演じています。重要キャラ呂布を演じるのは1990年代から活躍する香港のベテラン俳優「ルイス・クー」。

 

悪役董卓を演じるのは「ラム・シュー」で、数々の中国や香港映画で存在感ある脇役として活躍している俳優さんです。そしてヒロインの貂蝉はウイグル族出身の「グーリーナーザー」でその美貌から「ウイグルの女神」と言われているそうですよ。ちなみに音楽は香港在住の日本人作曲家「波多野裕介(はたのゆうすけ)」さんが手掛けています。

 

気になる中国での評価は?

 

中国での大型連休に封切られた本作ですが、中国での評価はどうなのでしょうか?

 

中国の映画批評サイト「豆瓣(Douban)」でのスコアは10点満点中4.1点と高い評価とは言えないようです。

 

 

参考までに「レッド・クリフ(赤壁)」は6.4点、「三国志(2008年)」は5.5点でした。

 

レビューを見てみると、

「迫力はあるが物語が薄い」

「曹操などのキャストが若すぎる」

「関羽がイメージと違う」

「アクションは良い」

「ヒロインがキレイ」

「ラム・シュー(董卓)が怖い」

 

など、物語の薄さと一部ミスキャストはあるものの、ゲームの特徴である爽快アクションは再現されているようです。特に貂蝉を演じたグーリーナーザのあまりの美しさと、董卓を演じたラム・シューの憎々しさは多くの観客を魅了したようです。

 

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Netflixで「映画 真・三國無双」公開中!

 

現在、日本で映画配信サイト「ネットフリックス」で公開中です。

 

三国志ライターみうらの独り言

みうらひろし(提供)

 

「三国志」関連の映画やドラマは極力見るようにしているのですが、「三國無双」の映画化は久々の超大作になりそうで楽しみです。出来れば大きなスクリーンで観たいのですが、どうなるのか気になるところですね。

 

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みうらひろし

歴史が好きになったきっかけはテレビの再放送で観た人形劇の三国志でした。そこから歴史、時代小説にはまり現在に至ります。日本史ももちろん好きですよ。推しの小説家は伊東潤さんと北方謙三さん。 好きな歴史人物: 呂蒙、鄧艾、長宗我部盛親 何か一言: 中国で三国志グッツを買おうとしたら「これは日本人しか買わないよ!」と(日本語で)言われたのが思い出です。

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