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孫悟空は超合金ロボではないが…
さて、孫悟空は石から産まれた、詳しく言うと石が卵を産んでそこから孵ったんですが……まあ細かいことは置いといて。五行に当てはめると石は土となるそうです。そして、そこから考えると、土は金を生み出す関係となりますね。
あらあら?孫悟空は全身金属のロボットではありませんよ、この説はここで終わりでは?というのは大きなミステイク。実は孫悟空、金に大きく関りがあるのです。
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全身を金属で固めた孫悟空は五行の「金」では?
孫悟空は西遊記の中で、色々あって仙術を学んで故郷に帰って行きます。その時故郷は妖怪に襲われていて、相手を退治した後に悟空は部下の猿たちを武器防具で強化します。
そうなると自分も何か欲しくなったのか、東海龍王の宮殿に乗り込み、如意金箍棒を強奪してきます。更には他の龍王に金の防具一式を献上させるのです。つまり孫悟空は全身金属になるのだ!
なるほどだから金だな!というのはちょっと強引すぎでしょうか?
しかし、孫悟空は実は金属性、にはもう一つ理由があります。
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最強の炉でも溶けない金属猿
天界で色々あって、悟空は処刑されることになります。しかし太上老君の仙丹を飲んでしまった悟空には刃が通らず、処刑できません。そこでやはり太上老君の八卦炉で溶かそうとするのですが、炉で溶かすと言えば、金属ですね。もしかしたら出生時の天界へも届く眼光も、金属特有の輝きであったのかもしれません。
これらの点を踏まえ、孫悟空は「石から産み出された」……と、考えてみたのが今回の妄想です。
如何でしょうか?
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三国志ライター センのひとりごと
孫悟空は西遊記のヒーローです。変幻自在の術が使え、武器をとっても超強い。正にパーフェクト。
そして金属もまた、大変に硬く、強いものです。同時に高温で溶かすことにより、変形して、色々なものに姿を変えます。そういうポイントも踏まえて「孫悟空は金」という説を考えてみました。もちろんまだまだ謎は多く、孫悟空はどこから生み出されたのかを考えるのは楽しいものです。皆さんもぜひ、孫悟空の出生に付いて、ちょっと考えて見て下さいね。
ざぶーん。
参考文献:西遊記
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