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はじめての三国志チャンネル 第2回目 – あなたの心の中にも袁術が住んでいる 【完003】

この記事の所要時間: 645

袁術祭り ustream

 

おとぼけ:なりますね。では次にいってみましょうか。都合が悪いと直ぐ逃げるということですが。

 

 

袁術あるある・その6『都合が悪いと直ぐ逃げる』

袁術あるある

 

kawauso:これは袁術くんの得意技ですね。

 

おとぼけ:得意技なんですね。

 

kawauso:まず袁術くんは曹操が大っ嫌いなんですよ。というのは曹操と戦って勝ったことが一回もないんですよ。

 

おとぼけ:曹操強いですもんね。

 

kawauso:袁術くんは曹操に対して苦手意識を持っていて曹操が出てくると部下に任せて逃げちゃうんですよ。

陳の劉寵は袁術が計略で殺してあとは陳の居城に入るだけだったんですけど、

あと一歩のところで曹操が軍勢をもって近づいてきたんですよ。また即逃げるという。

 

おとぼけ:なんか自分の上司でトラブルがあったら直ぐ逃げるっていう上司いますよね。

 

石川:それは最低ですね。

 

おとぼけ:きついですね。それを毎回毎回同じ相手に対して直ぐ逃げるということですよね。

 

kawauso:ある意味、先頭に任せて配下兵ばっかりだったらまぁ逃げようと思いますよね。

大将軍が二人もいますし、軍勢だって2~3万はいるんですから、頑張ればなんとかなるかなと思うんですが。

 

おとぼけ:袁術が逃げずにその場に留まっていれば盛り返すこともできるというのに。

 

kawauso:それなのに袁術は曹操が来た来たというと大将軍に任せて『俺は逃げるからあとはよろしく』と。

部下達は『えぇぇぇ~ってなりますよね。えー俺たちだけ?』ってなるけれどもなんとか頑張って、武将がいっぱい出るという。

 

おとぼけ:でもすごく分かりやすい人ですよね。

 

石川:まぁ分かりやすいですね。

 

kawauso:ここで負けて本腰のところに逃げて帰ってくると曹操も来るのでまた逃げると。

自分の本拠地も全て放棄して自分のせいで死んじゃうと。せめて一回は戦ってと思うんですけど(笑)

 

kawausoが袁術祭りを企画した理由

袁術祭りを取り上げた理由

 

おとぼけ:なるほどね。ちなみになんですが、袁術祭りが終わったんですけれども、kawausoさんはなんで袁術をとりあげたんですか?

 

kawauso:やっぱりこの小心ぶりですよね。

なんというかここまでお話したことはみなさんオーバーに聞こえると思いますが、これは全部本当のことですからね。

まったく誇張なしですからね!

何が凄いってこんなプレイないですよね。なかなかないですよ(笑)

 

おとぼけ:言われてみれば三国志の中で軍紀と破ったということはたいてい処罰されると思うんですけど、

俺より人気が出てるからおかしいだろというのは確かにいないですよね。

 

石川:三国志に限らず、普通いません(笑)

 

(一同爆笑)

 

kawauso:諸葛亮なんかは馬謖(ばしょく)が軍記を破ったので泣いたじゃないですか。

 

おとぼけ:泣いて馬謖(ばしょく)切りましたもんね。軍紀違反して。

 

kawauso:俺より目立つの嫌だということで。こういう小心ぶりが1800年前のその辺にいそうな感じがすごいするんですよね。

 

おとぼけ:確かに、現代人でもこういう人って多いですよね。やっぱり英雄と比べちゃうと露骨に出ちゃうんでしょうかね。

 

石川:歴史書というのが結局、為政者、権力者が書くものなんですよ。

だから歴史書に書かれている人たちというのは基本的に英雄なんですよね。三国志だってそうですよね。

曹操にせよ、劉備にせよ、孫権にせよ、彼らは一代の英雄であって、その一代の英雄を描くのが権力者の書く歴史書なんですよ。

だけど、実は大半の人間というのは現代の我々のような小市民的な人間としてももろさとか弱さとか汚さとかを持ち合わせた極々普通の人たちだったと思うんですよね。

英雄たちを良く書くために袁術というのは歴史書の中で悪く書かれてしまっていますけど、逆に言えば彼というはものすごく我々が持っているような醜さ、弱さ、哀れさというのを一身に体現してる存在としては袁術の視点から三国時代を見るというのは実は三国志という歴史書には一切書かれなかったもう一つの歴史の流れというのを読み解くのに、ヒントを与えてくれるのかなと個人的には思っているんですが。

そういう意味でもkawausoさんが袁術をとりあげるというのは三国時代というのをちょっとずれた視点から捉えなおすというのには非常にいいきっかけになっていると思います。

 

おとぼけ:そうですね。結構ツイッターの方でも『袁術祭りやりますよ』とツイートしたらリツイートされたり、「ついに袁術やってくれるんだ!」という声もありましたね。

 

袁術も自分の部下から追い剥ぎにあう(笑)

陳蘭

 

kawauso:彼の部下も君子もこうなら部下もこうかというぐらいにキャラが揃っているので。小物っぷりが凄いキャラって。

袁術の部下で陳蘭(ちんらん)と雷薄(らいはく)という人がいて、彼らは元々、部曲でやっていたことが袁術に使われてますけど、

結果、袁術を裏切って山賊に戻って、袁術のお城に逃げている時にそれを後ろから襲って金品を奪うということをしてます。

 

おとぼけ:部下も部下でひどいですね。自分の主に対して。

kawauso:袁術もひどいのであまり部下を悪く言えませんけども。ここまでするんだという。

 

関連記事:袁術から身ぐるみ剥いだ陳蘭(ちんらん)雷薄(らいはく)

 

おとぼけ:いや~。面白いですね。色々魅力がありますね。逆に石川さんにとって袁術ってどう感じてますか?

 

石川氏にとって袁術はどう見える?

袁術

 

石川:今も言ったのですが、まぁ小物ですよね。

小市民的で我々が持っているような嫉妬だったりとか心の弱さだとかというものを一身に体現している人物だとは思うんですよ。

ただ、生まれてきた時代がちょっと不幸だったかなと思います。

もっと漢王朝の権威が確立していた安定した時代に生まれていれば世間知らずのええとこのボンボンで案外、一生平和に暮らせたんじゃないかなと思います。

多分そうなってくると袁術は漢王朝を簒奪(さんだつ)したりということを考えずにむしろ漢王朝の権威をかさにきて、偉そうにしてたタイプだと思いますね。

 

※簒奪(さんだつ)とは、本来君主の地位の継承資格が無い者が、君主の地位を奪取すること。あるいは継承資格の優先順位の低い者が、より高い者から君主の地位を奪取する事。ないしそれを批判的に表現した語。

引用元 wikipedia

 

おとぼけ:生まれた時代が悪かった、運が悪かったってことですかね。

 

石川:そうですね。ただ、彼自身は恐らく本気で自分が皇帝になるもんだと思い込んでたと思うんですよ。

「わしがやらなきゃだれがやる」っていう気持ちだったと思うんですよね。

その気持ちは理解はできると思いますが、全部が空回りしてしまったという。

 

おとぼけ:なるほどね。コンプレックスを持ったまま細々と生きる人と、コンプレックスを乗り越えてやろうという人と自分の中に理想像をもって、満足する人っていると思うんですよ。

袁術は自分の理想像を実現しようとする解釈がすごいなと思って、そこはコンプレックスの力ってすごいな感じましたね。

 

石川:良くも悪くも自分を客観視できなかったんでしょうね。(笑)

 

おとぼけ:そういうことか(笑)

 

石川:客観視する視点がなかったから結局自分のコンプレックスに気づいていなかったかもしれませんね。

「俺はこうなんだ、俺は偉いんだ、俺は皇帝になる人間なんだ。だからみんなが従ってくれて当たり前!」っていうノリだったと思うんですよね。

だから部下とか他の曹操とか袁紹とか劉備とかに批判されたり、抗議されたりしても理由が分からなかったんじゃないかな。

「なんで俺が攻撃されるの?」って感じで。

 

おとぼけ: なるほどね。客観視出来る人っていうのは出来ない人もいると思うんですけど、言ってくれる人っているじゃないですか。

袁術は言ってくれる人に対してもばっさりと遮断してしまうとこがあったので、それで客観視できなかったんですね。

 

石川:ええとこのボンボンだったから、自分のわがままが全部通っちゃったから、子供ころはわがままいっぱいに育っちゃったんでしょう。

わがままが図体だけでかくなって、体は大人、頭脳は子供のままで。

 

おとぼけ:なんかそのフレーズ聞いたことあるな(笑)

 

石川:逆コ●ン状態で育っちゃった人なんじゃないかなと推理しますよね。

 

袁術の人間性はもはやギャグ

袁術の最後

 

おとぼけ:なんだか袁術は色々魅力がありますね。

ではここで一度コメントを読んでみましょう。

東方さん。「ギャグマンガの主人公になれるかな?袁術くん。」

なれるんじゃないですか。ネタがあって。

 

石川:まさにギャグマンガ的なキャラクターですよね。

 

『あなたの心にも袁術は住んでるんです!』by 石川

袁術

 

おとぼけ:東方さん。「おとぼけ様の周りにも袁術みたいな人はいますか?」

いっぱいいますよ。ねぇ?今の方が多いんじゃないですか?こういう志向だったり、こういう社会ですからね。誰だって。

 

石川:さっきもkawausoさんもおっしゃってますが、袁術って人間がもつ弱さ、心の醜さ、そういうものの集大成のような人なんですよ。

『だから誰の心の中にも袁術はいるんです。あなたの心にも袁術は住んでるです!!』

 

おとぼけ:名言でましたね!(笑)

ということで袁術盛り上がりましたけども、ちょっと時間も押してますので軽く袁術カレンダーに触れていきましょうか。

 

三国志カレンダー 6月

 

石川:三国志カレンダーですね。

 

三国志カレンダー 6月編 『袁術から兵を借りる孫策』

袁術あるある

 

おとぼけ:三国志カレンダーということでこの時代の6月になにがあったということで何がありましたか?

 

石川:袁術で引き続きお話しますけども、まず、前段階として三国志演義ですと孫策が袁術に兵を借りる。

漢王朝が公式に法律を発表するときなんかにお墨付きのはんこ、つまり皇帝の証の玉璽というのを実は孫策の孫権が拾っていて、持っていたんですけど、

孫策が袁術から兵を借りようとした時にかわりにこれをあげますといって差し出しちゃったんです。

それを手にしてしまった袁術くんはいよいよ俺は皇帝になるんだということで思い込んでしまって、勝手に紆余曲折あったんですけど、勝手に皇帝に即位してしまう。

多分袁術くんはさっきも言ったみたいにみんなが自然に傅く(かしずく)ものだと思ってたと思うんですよ。

ところが、まだこの時には曹操とか呂布とか袁紹とか有力な武将が勢力を張ってて、周りの連中、みんながみんな、それに対して猛反発するわけですよ。

 

おとぼけ:まぁ反対しますよね。

 

関連記事:孫策を自分の息子にしたいと思っていた袁術

関連記事:とっても皇帝になりたかった袁術

 

石川:曹操とか劉備とかガンガン攻められて結局自分の都である寿春(じゅしゅん)も守れなくて滅びるわけですよ。

で、袁紹は袁術のことを嫌っていて、色々悪く言っていたから袁紹に頼りたかったんだけど、袁紹に直接頼れなかったので袁紹の息子の袁譚に頼る為に都を訪れるんですよ。

これが西暦199年の6月。

まさに今月なんですね。

 

でも結局は訪れる途中でkawausoさんも言ってましたが、自分の部下の陳蘭(ちんらん)と雷薄(らいはく)に金品を取られて何もなくなっちゃって水の病気になっちゃって、

最後は蜂蜜入りの水を舐めたいと言って料理番に言うですけど、

料理番が『そんなもんありません。あるのは人の血だけです』って言われて『袁術とあろうものがこんなになってしまった!!』と言って血を大量に吐血して絶えるという、

非常に哀れな、ある兀突骨いは袁術らしい最後をとげたのがこの6月の(出来事)。

 

おとぼけ:そうですね。なるほどね。まさに袁術祭りの締めに良い。ちょうどかみ合いましたね。

 

石川:死ぬ時の最後のセリフが蜂蜜舐めたいですからね(笑)

 

おとぼけ:あははは。それに対してツイッターの方でも、蜂蜜エンジェルって呼ばれて。面白い。

 

kawauso:最後の最後まで、ちゃんと完璧な人生だったんでしょうね。

 

おとぼけ:ですね。残り1分切っちゃいましたね。今日は袁術ばっかりでしたね~。

 

石川:まあそれだけ魅力的という人物なんですよ。色んな意味で。

まぁこういう感じで毎回毎回誰か一人の武将をクローズアップしてとりあげていくっていうのはいいかもしれませんね。

 

おとぼけ:確かにいいかもしれないですね。4600人いますからね。

 

石川:ネタは尽きないですね(笑)

 

おとぼけ:時間が足りるかな。

 

石川:個人的にはですね、全身鱗(うろこ)に覆われていたという兀突骨(ごつとつこつ)の話をしたいんですけど。

 

おとぼけ:あれって架空の人物なんですか?

 

石川:架空です。

 

おとぼけ:またそれもね今後追々紹介できたらと思います。では最後に挨拶ということで。

 

おとぼけ・石川・kawauso:皆さんありがとうございました。バイバイ

 

 

 (※2015年6月14日放送分)

はじめての三国志チャンネル 第2回目 – 赤兎馬を飲む 【001】

はじめての三国志チャンネル 第2回目 – 袁術ってどんな人? 【002】

はじめての三国志チャンネル 第2回目 – あなたの心の中にも袁術が住んでいる 【完003】

(文字起こし:小林奈津子)

 

 (※2015年5月2日放送分)

はじめての三国志チャンネル 第1回目 – 自己紹介編 【001】

はじめての三国志チャンネル 第1回目 – 三国志に興味を持ったきっかけ 【002】

はじめての三国志チャンネル 第1回目 – 三国志の魅力編 【003】

はじめての三国志チャンネル 第1回目 – 三国志カレンダー 【004】

はじめての三国志チャンネル 第1回目 – 劉備玄徳 【完005】

(文字起こし:小林奈津子)

 

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