よかミカンの三国志入門
朝まで三国志悪




はじめての三国志

menu

はじめての変

頭がキーン…頭痛に悩んだ曹操、三国志演義は医学的に正しかった?曹操の見た幻覚の原因は何だったの?

この記事の所要時間: 232




曹操頭痛

 

三国志演義において、曹操(そうそう)関羽(かんう)の死後現れるようになった亡霊に悩まされ健康を損ねたとされています。

死んだ関羽の亡霊が現れるとはいかにもフィクションのようにも思えますが、どうやらこの記述、医学的には意外に正確であるようです。




曹操が患ったとされる病気とは?

華陀

 

曹操が患ったとされる病気は史書などの表記から、おそらく脳腫瘍であったとされています。

三国志演義では、名医・華佗(かだ)から頭の切開手術を勧められた曹操は怒り、

華佗関羽のケガの治療をしたことから、彼が関羽の手の者であり自分を害しに来たのだと妄想、華佗を拷問の末殺してしまいます。

 

実際に華佗が曹操の病気を脳腫瘍であると断定していたかどうかは定かではありません。

また、脳腫瘍は現代の医学でも外科的な手術で治療することが難しく、脳腫瘍を治療できたかどうかは疑問です。




曹操が被害妄想を抱いたのは脳腫瘍のせいだった?

曹操頭痛

 

この三国志演義の記述を医学的に見ると、曹操が脳腫瘍を患っていたことを示しているように見えます。

脳腫瘍は出来た部位によって、さまざまな精神的症状を起こすことが知られています。

 

脳腫瘍 引用

(画像引用元:がん(癌)のき・ほ・ん

これは脳の中にできた腫瘍がその部位の脳細胞を圧迫・刺激し起こるもので、例えば前頭葉に生じた腫瘍が躁状態を引き起こすこともあるようです。

曹操の持病とされた頭痛も脳腫瘍の典型的な症状であり、つまり、史書と演義の双方の記述が、曹操の病気が脳腫瘍であったことを示していると言えるでしょう。

 

関連記事:世界初の外科手術を行った?華佗とはどういう人物だったか

関連記事:華佗の使った麻酔薬「麻沸散」って何?

関連記事:関羽が打った囲碁って、どんなものだったの?

 

脳腫瘍が引き起こすもうひとつの症状:幻覚

曹操頭痛

 

脳腫瘍が引き起こすもうひとつの症状として幻覚があります。

一言に幻覚といっても、腫瘍の生じた部位によってさまざまな症状に分かれるようですが、脳腫瘍の幻覚症状として有名な事例に“ドッペルゲンガー”があります。

ドッペルゲンガーは自分とそっくりな人間と出会うという現象で、その『もうひとりの自分』を見てしまった人は死ぬと言われています。

一般的にはオカルト的な現象と思われがちですが、実は医学的にこのドッペルゲンガーが発生する仮説が存在します。

脳腫瘍が側頭葉と頭頂葉の境界領域に生じた場合、

自分の身体を認識する感覚が失われて自分が身体から乖離しているように感じられることがあり、

このことが『もうひとりの自分を見た』=ドッペルゲンガーという現象として自覚されるというのです。

 

【次のページに続きます】




ページ:

1

2

関連記事

  1. 関羽に降伏した于禁は本当に臆病者だったの?
  2. 何でこんなに孫権は地味なの?
  3. これはみみっちい・・実は手紙をガン見していた曹操の逸話
  4. 袁術が天下を統一するためにみんなで考えよう【第2回】
  5. 実は面倒くさい性格?関羽のクレーマー事案を紹介
  6. 【陳祇】蜀滅亡の原因は黄皓だけのせいではなかった?
  7. 趙雲は五丈原ではどんな役割だった?趙雲の北伐と最期
  8. 田横(でんおう)ってどんな人?不撓不屈の精神で正義を模索した王の…

google検索フォーム

過去記事を検索できます

ピックアップ記事

おすすめ記事

  1. 仰天!三国志の時代にはナビゲーション技術があった!?
  2. kawauso編集長のぼやきVol.10「クロスワード」
  3. 正史三国志・蜀書で見る蜀で忠誠度の高い武将ランキングを発表!
  4. ドリフターズの主人公・島津豊久ってマイナーだけど何をした人なの?
  5. ペリーとプチャーチン日本を研究した二人から日本人の弱点を探る
  6. 【初めての戦国史】尼子氏再興作戦決行!!しかし・・・・

三國志雑学

“はじめての三国志150万PV" “広告募集"

はじめての三国志 書籍情報


著:kawauso 価格480円
※Kindle読み放題対応

ピックアップ記事

おすすめ記事

再婚なんか当たり前?驚きの三国志の再婚事情とは? 【お知らせ】新企画第1弾「はじめての三国志メモリーズ」をリリースします 三国志の時代にも暗号があった!陰書と陰符 今更勉強しにくい鎌倉時代ってどんな時代なの?アンゴルモア 元寇合戦記を100倍楽しむ! 【郭嘉伝】ファン大ショック!郭嘉の功積はだいぶ盛られていた? 呉が好きな皆さんへ!五分でわかる孫呉の逸話を紹介【三国志逸話列伝】 【週間まとめ】はじめての三国志ニュース23記事【6/26〜7/2】 魏の五都の人口は?魏は斉になっていた?斉・呉・蜀の三国志

おすすめ記事

  1. 李傕(りかく)とはどんな人?董卓よりも横暴な政治を行った暴虐な政権運営者
  2. 自称皇帝、袁術のトホホな部下列伝 Part.6
  3. 【武田信勝の苦悩】偉大なる父の跡を継いだ若き当主に問題発生
  4. 蜀と孔明を最大限称えよ!三国志演義
  5. 三國無双のイケメン武将・魏の鍾会にまつわるエピソードがすごい
  6. 【武器】三国志時代やキングダム時代に活躍した鉤鑲や馬甲
  7. 後宮にも上下関係が存在した?三国志後宮キャリア物語
  8. 三国志の時代にダムがあった!蜀が豊かであったのはダムのおかげ

はじさん企画

袁術祭り
李傕祭り
帝政ローマ
広告募集
まだ漢王朝で消耗してるの?
HMR
ライフハック
君主論

ビジネス三国志
春秋戦国時代
日常生活
曹操vs信長
架空戦記
ライセンシー
北伐
呂布vs項羽
編集長日記
はじめての三国志TV
“曹操孟徳" “黄巾賊" “赤壁の戦い" “THE一騎打ち" “夷陵の戦い" “kawausoのぼやき記事" “よかミカンのブラック三国志"
“水滸伝"
PAGE TOP