于吉(うきつ)とはどんな人?最古のメンタリスト UkiTsu!小覇王・孫策の生命を奪った仙人




于吉

 

多くの武将が冴えわたる知略や力みなぎる武術をもって活躍する中で、妖術で呉を混乱させた于吉(うきつ)

呉の小覇王である孫策(そんさく)の前で奇跡を起こし、自身が殺された後も孫策を苦しめた人物です。




徐州が生んだスーパースター于吉

 

于吉(うきつ)は、三国志でも屈指の道士で、妖術を使い多くの民の病気を治療していたことから、巷では有名なスーパースターでした。

ちなみに道士とは、中国三大宗教の一つである道教の僧侶です。

三国志の時代は、科学技術が進んでいなかったので、病気の治療ができる于吉は奇跡の力を持つ人物としてファンも数多くいました。

于吉は徐州出身で、主に呉や会稽で活動していたため、孫策の勢力圏で特に有名な人物でした。




于吉は民だけのものではない

孫策

 

于吉は、一般の民だけでなく呉や会稽の城内にも多くのファンを抱えていました。

その人気たるや孫策が羨むほどです。

当時、曹操(そうそう)に対して敵対感情を抱いた孫策は、袁紹(えんしょう)からの共闘を持ち掛けられていました。

その使者を歓待する宴会に、突然、于吉が現れたのです。

スーパースター于吉の登場に呉郡の城内にいた賓客や武将は、我先にと使者と孫策をそっちのけで于吉の元に集まり、拝み始めたのです。

これには孫策もご立腹で、于吉を捕らえてしまいました。

 

孫策からの挑戦状

孫策

 

于吉が孫策に捕まったことは、巷にもすぐに広まりました。

なんと于吉のファンが、于吉を許してほしいとお願いに来たのです。

于吉の人気に嫉妬している孫策も、これにはお手上げです。

そこで孫策は、理由をつけて処刑することを思いつきます。

「近頃、呉に雨が降ってないから、降らしてみろ。それが出来たら助けてあげよう。」

これは孫策から于吉に対する挑戦状でした。

于吉は自らの命を守るため、雨乞いの祈祷を始めます。

 

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奇跡の人于吉

photo credit: Werewolves Forests, 1 via photopin (license)

 

于吉は雨を降らせるため祈りに祈ります。その祈りは、なんと3日に渡って続けられます。

しかし、その甲斐も虚しく雨は降りませんでした。

3日も祈って雨の降らないことに、待ちきれなくなった孫策はまたもやご立腹です。

どうせ降らないなら祭壇ごと焼いてしまえと、于吉の処刑を開始します。

祭壇に放たれた火は、みるみる広がりあっという間に于吉を包みます。于吉に最大のピンチが訪れました。

 

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