キングダム
コメント機能リリース




はじめての三国志

menu

はじめての変

公孫度(こうそんたく)とはどんな人?幸運に恵まれ、遼東の王になった男【遼東三代記】




世界情勢

 

三国志の時代実はもう一つ国があったことを皆さんご存知でしょうか。

その国は現在の遼東半島を領有していた公孫家です。

彼らは三代にわたって遼東地方で独立勢力を築き、中国が魏・蜀・呉の三国に分かれた三国時代にも登場しております。

今回は遼東三代記と称して公孫家にスポットを当てていきたいと思います。

第一回は幸運に恵まれて遼東の王になった公孫度(こうそんたく)を紹介したいと思います。

 

関連記事:魏の五都の人口は?魏は斉になっていた?斉・呉・蜀の三国志

関連記事:衝撃の事実!三国時代に魏・呉・蜀なんて『国』は存在しなかった!?




幸運に恵まれた男その1:玄莵太守の息子と同名で顔立ちが似ていた

公孫度

 

公孫度は父・公孫延(こうそんえん)が事件に巻き込まれたため、故郷である遼東を父と共に去り、玄莵(げんと)郡に移り住みます。

玄莵郡の太守である公孫琙(こうそんよく)は早くに息子の豹(ほう)を亡くしてしまい意気消沈していました。

彼はたまたま息子に顔立ちがそっくりである公孫度を見てびっくりし、自らの家に彼を招いて名を聞いてみた。

すると彼の若い頃の名が息子と同名であることが判明。

公孫琙はそのため公孫度を可愛がり、勉学の為の出資を彼に行います。

また奥さんを探して迎えてやり、溺愛します。

公孫度は公孫琙のおかげで冀州の刺史に就任する事が出来ました。




幸運に恵まれた男その2:同郷の徐栄に推挙され遼東太守へ

董卓えらそう 独裁

 

公孫度は冀州の刺史に就任しますが、同僚からの悪口により、クビになってしまいます。

しかし彼の運の良さは留まる事を知りません。

彼は董卓(とうたく)軍の勇将である徐栄(じょえい)と同郷でした。

徐栄董卓に仕えて中郎将の位を与えられておりました。

彼は公孫度を董卓に遼東太守へ推薦。

董卓は徐栄の願いを聞き入れ、遼東の太守に任命します。

 

関連記事:董卓は実は名将軍であるという根拠

関連記事:後漢末の貨幣経済を破綻させた、董卓の五銖銭(ごしゅせん)

関連記事:うぐ、どうしても董卓と呂布に勝てない……!

 

2度にわたって幸運をつかんだ公孫度

photo credit: Sunset via photopin (license)

photo credit: Sunset via photopin (license)

 

公孫度は2回にわたって訪れた幸運を自らの物にした事で、大きく運命は好転します。

人は人生において幸運の量は決まっていると聞いたことがありますが、あまり苦労をせず、ここまでラッキーに恵まれた人物も中々いないと思います。

こうしてあんまり苦労をしないで遼東の太守になった公孫度は遼東の地に赴くと彼は変貌します。

 

太守となって恨みを晴らす

photo credit: tramonto capitale via photopin (license)

 

公孫度は遼東に赴き仕事を開始します。

しかし彼の部下たちは密かに「小役人上がりのくせに生意気なんだよ」や「玄莵太守に気に入られたから今の地位があるんだろ。本当は無能なくせに」など悪口をささやかれます。公孫度は部下の役人が悪口を言っているのを聞き、激怒。

復讐を決意します。悪口を言っていた部下たち処刑し、部下の家族も同罪で処断します。

また彼の息子である公孫康を小さな役職にしか就けなかった役人を罪に陥れ殺害。

また公孫度に冷たい態度を取った遼東の豪族を法律に基づいて処刑します。

こうして遼東で公孫康に逆らう者はいなくなり、彼の独壇場となります。

 

【次のページに続きます】



ページ:

1

2

関連記事

  1. 曹操女性の敵2 ゆるキャラ 歴史の影に女あり!絶世の美女たち
  2. 城濮の戦いとはどんな戦い?晋の文公が覇者たる地位を手に入れること…
  3. 孔明 【諸葛亮のノアの方舟計画】長坂での別行動は劉備軍温存?
  4. 関羽の青銅像 特別展 三国志が開催!海外初となる出土品の展示や期間は?
  5. 魏の旗をバックに戦争をする郭淮は魏の将軍 郭淮が夏侯淵の死後に才能を開花させる!!
  6. 袁紹VS袁術(犬猿) 三国志でも有名な異母兄弟喧嘩・袁紹と袁術の遠交近攻の計
  7. スピリチュアルにハマる光武帝 なんで三国志の時代には封禅の儀式が行われなかったの?
  8. 周舒(しゅうじょ)とはどんな人?預言書に記されていた「漢に代わる…

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

CAPTCHA


google検索フォーム

過去記事を検索できます

ピックアップ記事

  1. 姜維
  2. 蜀の厳顔
  3. 逃げる劉備追う曹操
  4. 魏と国号を決める曹丕
  5. カール・マルクス
  6. 魏曹操と魏軍と呉軍
  7. 諸葛孔明
  8. 孔明

おすすめ記事

  1. 卞夫人のライバル?息子がすべて優秀な環夫人 環夫人
  2. 【センゴク祭り】織田家のトップに就任してから9年の歳月をかけた尾張統一 織田信長
  3. 杜幾(とき)とはどんな人?魏の国内で素晴らしい統治をおこなった名行政官
  4. 諸葛亮孔明はどんな人物像を考察してみた。正史と三国志演義では違う? 孔明
  5. 白馬の戦い前から分かれていた曹操と袁紹の明暗!その原因とも思える田豊と逢紀の人柄 袁紹を説得しようとする田豊
  6. 漢の高祖・劉邦の建国物語とは?漢王朝400年の礎を築けた理由 劉邦の息子を補佐する曹参(そうしん)

三國志雑学

  1. お互いに歌を交わす趙雲と劉備
  2. 五虎大将軍の馬超
  3. 病気がちな孔明
  4. 孔明
  5. 劉禅を説得する張嶷


“はじめての三国志コメント機能" “はじめての三国志150万PV" “はじめての三国志Youtubeチャンネル" “広告募集" “誤字・脱字・誤植などの報告フォーム"

はじめての三国志 書籍情報

朝まで三国志 三国志最強のワルは誰だ (桃園出版 三国舎)

著:kawauso 価格480円
※Kindle読み放題対応

ピックアップ記事

  1. 徳川家を守った篤姫
  2. 張松
  3. 北条早雲
  4. 司馬懿
  5. 孔明

おすすめ記事

袁紹モグラ作戦 官渡の戦いでも使われ東西を問わず世界中で取られた戦法「坑道戦」って何? 【孔門十哲】子路(しろ)とはどんな人?孔子と憎まれ口をたたきあった人 范増 范増(はんぞう)とはどんな人?項羽軍の頭脳として活躍した老軍師 賈詡 善悪関係なし!6人の君主を渡り天寿を全うした軍師賈詡の生涯! キングダムネタバレ予想 バジオウが戦死する6つの理由 袁紹が宦官を惨殺に行く 14話:宦官を容赦なく皆殺したカリスマ袁紹の過激なデビュー キングダム52巻 キングダム579話最新ネタバレ予想「飛信隊の覚醒スイッチは○○だ!」 亡くなる劉備に遺言を聞く諸葛亮と趙雲 嘘じゃないの!劉備の国を取れ発言は本心だった

はじさん企画

“if三国志" 英雄の死因 “三国志とお金" “はじめての漢王朝" “はじめての列子" “はじめての諸子百家" “龍の少年" “読者の声" 袁術祭り
李傕祭り
帝政ローマ
広告募集
まだ漢王朝で消耗してるの?
HMR
ライフハック
君主論

ビジネス三国志
春秋戦国時代
日常生活
曹操vs信長
架空戦記
ライセンシー
北伐
呂布vs項羽
英雄の武器 編集長日記
はじめての三国志TV
“曹操孟徳" “黄巾賊" “赤壁の戦い" “THE一騎打ち" “夷陵の戦い" “kawausoのぼやき記事" “よかミカンのブラック三国志" 英雄の墓特集 誤字・脱字・誤植などの報告フォーム はじめての三国志コメント機能
“邪馬台国"

“三国志人物事典"

“はじめての三国志コメント機能"
PAGE TOP