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舛添都知事「五千万問題」三国志の時代だと、どんな罪?

この記事の所要時間: 311




舛添要一 wiki

(写真引用元:舛添要一 wikipedia

 

このところ、政治家の公私混同、分別の無さが毎日のように

ネットニュースを賑わしています。

東京都知事の舛添要一氏の公私混同の「五千万円外遊」が問題になったのも

記憶に新しいですが、そんな中、横浜市長の林文子氏(70)も

自身のヘアメイク代、1回3万円を横浜市の支出として

出していた事が明らかになりました。

 

横浜市長は年収、2400万円で収入としては東京都知事に次ぐ金額です。

 

飛行機 f

 

林文子横浜市長は、以前は、飛行機でファーストクラスを利用した事が

話題に上がったり、自らが住む市長公舎を1700万円かけて

リフォームして批判を浴びたりしています。

 

富士山 f

 

さて、現代日本の事は、一旦置いて、三国志の時代には、

役人の公金横領などは、どのように処理されたのでしょうか?



超厳しい!汚職すると、三代禁錮刑

劉備 黒歴史

 

三国志の少し前、後漢の時代には、汚職役人については、

三代に渡って禁錮刑という規律がありました。

当時の禁錮刑は、今のように牢獄に繋ぐのではなく、

自分の屋敷に軟禁状態にして、役人の職につけなくなるという意味です。

 

牢獄に繋がれるわけではないですが、祖父の時代の汚職が、

孫の代の出世まで阻むとは、そうとうに厳しいです。

 

今風に言えば、舛添さんは、もし有罪ならお孫さんの時代まで、

公職にはつけないという事ですね、これは厳しい・・




刑罰は厳しい方がいい、緩い方がいい?

暗殺計画自慢の董承04

 

刑罰を厳しくして、法を恐れさせたほうがいいのか?

逆に緩くして、人民の良識を発揮させた方がいいのか?

中国でも、この二つの考えの間で時々の政権の方針の揺れ動きがありました。

 

厳罰で人民に向き合ったのが性悪説に立つ、法家思想を採用した秦です。

秦は信賞必罰を基本としましたが、厳しすぎる法は秦の命脈まで、

縮めてしまい、統一から、たった15年で崩壊します。

 

劉邦おんぶ 優秀な人材

 

逆に、法律を簡潔にして、人民の支持を得たのが

劉邦(りゅうほう)が興した漢でした。

もっとも、それは、建国当初だけで、支配が固まってくると、

巨大な帝国に相応しいように法を改正していきます。

 

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天才諸葛亮孔明の、法を厳しくする理由とは?

孔明

 

時代は下って、三国志の時代、蜀を勢力圏に入れた劉備の政権は、

蜀漢を建国します。

その統治の責任者になった諸葛亮孔明(しょかつ・りょう・こうめい)は、

それまで緩かった蜀の法律を厳しくして、人民を締めつけるようにしました。

 

それに対して、異議を唱える部下がいて、今は国が建国してから、

間もないのだから、蜀の人民が懐いていない。

ここは、高祖 劉邦がしたように法を緩くして人民を懐柔するのが

先決という意見が出ます。

それに対して、孔明は、このように反論しました。

 

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法律は、その状況に応じて厳しくも緩めもする・・

魏延 孔明

 

孔明「君の意見は、一を知りつつも二を知らない。

そもそも、高祖が秦を滅ぼした時、人民は秦の厳罰に疲れ切っていた。

高祖は、それを考えて、法を簡素にして人民の疲労を軽減したのだ。

一方、我が蜀は前政権下では、厳罰であったとは言い難い。

むしろ、法が緩く無規律でさえあった所もある。

この状態で、法を緩くすれば、人民はそれに恩義を感じる所なく、

かえって政治は乱れるだろう。

ここは、長年の法の緩みを正し、厳しくする事が、

かえって蜀の人民の為になるのだ」

 

そう、孔明は、法は厳しければいいわけでも、

緩ければいいわけでもなくその土地の状態を判断して、

その都度、定めていかなければならない、そのように言ったのです。

事実、蜀の法は厳しかったですが、身分の上下に関わらず公正に

適応されたので、人民は不満を覚える事もなく、よく法に服したそうです。

 

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道徳の維持の為に、法の厳罰化は必要

孔明

 

孔明の考えで言えば、現在の日本は、とても法が緩いと言えるでしょう。

 

「汚職がバレてもどうせ、注意で済む、いよいよになりゃ、

政治家、辞めりゃあいいんだろう?」

 

と政治家が、高を括ってしまうと、公金横領のような事件の防止は難しいです。

 

孫権日本

 

やはり、現在の日本においては、せめて公職については、刑罰を厳しくするのが

汚職防止に繋がる早道ではないでしょうか?

 

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