広告募集
北伐

はじめての三国志

menu

三国志の雑学

【皇帝から手紙を受け取る呂布】呂布は朝廷に従順な姿勢を見せていた!?

この記事の所要時間: 247

赤兎馬 呂布

 

「人中の呂布(りょふ)・馬中の赤兎(せきと)」と評された三国志一番の強さを誇っていた呂布(りょふ)。

彼は董卓(とうたく)を殺害した後に各地を放浪した後、

陳宮と一緒に兗州(えんしゅう)で曹操の部下達を誑かして対決することになります。

曹操軍とは一進一退の戦いを続けていた呂布ですが、

兵糧不足が原因で曹操軍に敗北して敷いまい徐州(じょしゅう)へ逃亡。

 

呂布 あっけない 最後

 

この地を治めていた劉備に対して反乱を起こして徐州を領有することになりますが、

最後は味方に裏切られて亡くなってしまいます。

裏切りに裏切りを重ねてきた人物ですが、

意外にも朝廷や皇帝に対してはかなり従順な態度を示していた事を知っておりましたか。

今回は呂布の意外な一面をご紹介していきたいと思います。

 

はじめての三国志:全記事一覧はこちら

関連記事:【新企画】朝まで三国志を開催!夜22時~朝6時までノンストップ特別企画!

 

皇帝から手紙をもらう呂布

表情 呂布

 

後漢王朝の皇帝となっていた献帝(けんてい)・劉協(りゅうきょう)。

彼は李傕(りかく)や郭汜(かくし)らに追い立てられて困窮している状態でしたが、

白波賊(はくはぞく)や皇帝の側近であった董承(とうしょう)らの協力によって、

なんとか危機を脱出します。

しかし皇帝はかなり困窮している状態であったため各地の豪族達へ手紙を送り、

「助けてくれ~」と救援信号を送っておりました。

この手紙は徐州(じょしゅう)を領有していた呂布にも送られてきます。

呂布はこの手紙を受け取ると小躍りするほど嬉しかったのですが、

皇帝がいる河東(かとう)へは兵糧の蓄えがなかったため自軍の現状を説明する手紙を送ります。

皇帝は呂布から手紙をもらうと将軍の位と侯の位を彼にさずけることにします。

 

曹操からも手紙をもらう

朝まで三国志 呂布

 

曹操は劉協を保護すると皇帝に手紙を出していた呂布へ曹操からも手紙を出します。

彼は呂布へ「呂布将軍の勤王の志あっぱれであると考えております。

私は今皇帝陛下を保護しており、後漢王朝を立て直すために公孫瓉(こうそんさん)、袁術らの

群雄達を討ち滅ぼして天下を統一しようと考えており、

呂布将軍にも手伝っていただきたと思っております。」とベタ褒めします。

この手紙をもらった呂布はめちゃくちゃ喜び曹操へ

「私はあなた様と戦ったことがあり、いつ処罰を受けてもいい人間です。

しかしあなた様は私を褒めてくださいました。

そして現在袁術を討伐しようと考えていることを教えていただきましたので、

力の限り戦っていきたいと考えております。」と自らの意気込みを返信。

また呂布は皇帝にも手紙を送っております。

 

皇帝に従順な姿勢を見せる呂布

呂布 最強 曹操

 

呂布は皇帝に「私は皇帝陛下を迎えに行かなくてはならなかったのですが、

曹操が皇帝陛下を迎えたことを知ったため私が迎えに行くことは遠慮させていただきました。

以前私は曹操と戦を行っているため、皇帝陛下からいつでも処罰を受ける所存であり、

私がどのような行動をとればいいのか判断に迷っている状態です。

ぜひ私にどのような行動をとればいいのか教えていただきたく存じます」と

後漢王朝の朝廷や皇帝に対してすこぶる従順な態度を取っておりました。

義父であった丁原(ていげん)を殺害して董卓軍に加わり、

反董卓連合軍の軍勢と戦っていた頃の呂布とは違う人間なのではないかと

疑いたくなるほど従順な姿勢を見せている呂布でした。

 

関連記事:【架空戦記】時空を超えた最強対決!人中の鬼人・呂布VS楚の覇王・項羽

関連記事:呂布だけじゃない!こんなにいる董卓の優秀な側近4選

 

三国志ライター黒田レンの独り言

黒田廉さん02a

 

各地の群雄からどのような行動を起こすかわからない人物として疑われ、

戦では巧妙な戦をして無類の強さを発揮した呂布。

そんな彼が猫のように皇帝や後漢王朝の朝廷に従順な姿勢を見せていると

ちょっと呂布に愛らしささえ感じてしまうのは私だけでしょうか。

 

参考文献 ちくま文芸文庫 正史三国志魏書2 今鷹真・井波律子著など

 

はじめての三国志:全記事一覧はこちら

関連記事:【三国志の素朴な疑問】呂布は何歳だったの?

関連記事:こんな立派な悪党は藏覇(ぞうは)ぐらい!鬼神呂布に勝ち曹操を感激させた漢の生涯

 

—古代中国の暮らしぶりがよくわかる—

 




 

黒田廉(くろだれん)

黒田廉(くろだれん)

投稿者の記事一覧

横山三国志を読んだことがきっかけで三国志が好きになりました。
その後の日本史・中国史を学びました。
またいろいろな歴史小説を読んでおります。
現在はまっている歴史小説は宮城谷昌光氏の劉邦です。

歴史人物:

張遼、孟嘗君、張作霖など

何か一言:

今年も頑張ってはじさん盛り上げていくにゃー!!

関連記事

  1. 三国時代にも「ザ・たっち」は存在した?後漢時代に存在した双子につ…
  2. 秦の丞相・李斯が秦を救った!逐客令を認めさせるな
  3. 【正史三国志から見る】謀反人にされてしまった魏延は本当に反逆する…
  4. 織田信長にとって最強の敵は武田信玄や上杉謙信でもなく本願寺顕如だ…
  5. 【はじめての孫子】第2回:どうして『孫子』はビジネスマン必携の書…
  6. 華歆(かきん)とはどんな人?孫呉の英雄達に仕えた文官
  7. 秦の始皇帝ってどんな人だったの?晩年期編
  8. 山海経(せんがいきょう)って何?|中国古代の神話世界

google検索フォーム

過去記事を検索できます

ピックアップ記事

おすすめ記事

  1. 張飛の死後、一族はどうなったの?蜀の滅亡の転換点に立ち会っていた一族たち
  2. 楽天koboにて『#君主論』の販売を開始しました。
  3. 曹操の妻はどんな人達だったの?13人を紹介 Part1
  4. 正史三国志魏書での最強武将TOP3は呂布・張遼・曹仁じゃない?
  5. 【悲報】泣いて馬謖を斬る!は嘘だった?馬稷の死は敗戦の責任のみでは無かった!?
  6. ゾトアオとはどんな人?人間を超越している異民族の首領【後編】

三國志雑学

“広告募集"

はじめての三国志の書籍情報

朝まで三国志 三国志最強のワルは誰だ (桃園出版 三国舎)

著:kawauso 価格480円
※Kindle読み放題対応

ピックアップ記事

おすすめ記事

38話:名門に生まれた策略家 袁術の非業の最期 蒼天航路のココが凄い!三国志を読むならこの漫画!新たな世界観で描かれた新三国志が超絶オススメ! 【趙の名宰相・藺相如の名言】長平の戦いの時に王に発した名言とは 【能力高すぎワロタ】仕事のできる蜀の三代目トップ費禕(ひい)エピソードも紹介! 子産(しさん)とはどんな人?超弱国を強国にした春秋時代の名宰相 権力者の重圧?酒癖の悪かった呉の孫権 邴原(へいげん)とはどんな人?曹操・荀彧から尊敬を受けたマイナー文官 【素朴な疑問】中国にも梅雨はあるの?霉雨になると関羽の古傷も傷んでいた!

おすすめ記事

  1. 孔明の死後から三国志の統一までをザックリ紹介
  2. 自称皇帝、袁術のトホホな部下列伝 Part.6
  3. 絶対ダメ!三国時代に流行していたドラッグ!?漢方薬を違法ドラッグにした何晏
  4. 陳寿(ちんじゅ)とはどんな人?●●のレッテルを貼られてしまった正史三国志の作者
  5. 黄巾賊より多い黒山賊100万を率いた張燕(ちょうえん)
  6. 忠誠心低すぎ!家臣にするのは難しい三国志ベスト10
  7. 63話:去りゆく徐庶が、紹介した大軍師、臥龍、鳳雛って誰のこと?
  8. 賈逵(かき)ってどんな人?地味で目立たないが、居ないと困る魏の将軍

はじさん企画

李傕祭り
帝政ローマ
広告募集
HMR
ライフハック
君主論

ビジネス三国志
春秋戦国時代
日常生活
曹操vs信長
架空戦記
ライセンシー
北伐
呂布vs項羽
編集長日記
はじめての三国志TV
PAGE TOP