三国志や曹操を分かりやすく紹介|はじめての三国志

menu

はじめての変

【占いで見る三国志】曹魏が倒れることが曹叡の時代に予言されていたってホント!?

この記事の所要時間: 20




曹叡

 

魏の二代目皇帝曹叡(そうえい)

彼の時代はおじいちゃん・曹操、父曹丕によって魏の基盤はしっかりとしており、

呉や蜀を圧倒している状態でまだまだ滅びそうな気配はありませんでした。

だが魏の国内では相次いで曹魏が倒れるような文言が書かれている石が発見されているのです。

 

はじめての三国志:全記事一覧はこちら

関連記事:【新企画】朝まで三国志を開催!夜22時~朝6時までノンストップ特別企画!




涼州の奥地で発見された謎の宝石

宝石 光 緑

 

涼州の奥地にある張掖(ちょうえき)という場所で川が氾濫を起こします。

この時に亀の形をした宝石が出現。

この宝石は非常に大きく広さ・約4メートル。長さも約4メートルと巨大なものでした。

この亀の中には馬や欠けた玉などが入っており、東にキリン、西に鳳凰、南に白虎、

北に牛(え!?聖獣できているのに最後牛??)が陳列されておりました。

そしてこの東西南北の中央に馬が陳列せれており、

南方の馬の背にある文字が書かれておりおりました。

その文言は「大いに曹を討つ」です。

これを誰が書いたのか役人は捜索するのですが、犯人は一切不明でありました。

上記は魏氏春秋(ぎししゅんじゅう)という書物に書かれている逸話です。




他の書物でも発見される「曹を討つ」文字

 

 

捜神記(そうじんき)と言う書物にも「曹を討つ」エピソードが残っております。

このエピソードの舞台も涼州の奥地である張掖です。

張掖で石が発見されてるのですが、この時には何も文字が書かれていない状態でした。

しかし曹叡の時代になると次第に文字が勝手に書き込まれていき、

太和(たいわ)初年になると文章となって浮かび上がってきます。

この文章に書かれていた文字も魏氏春秋と一緒で「曹を討つ」と刻まれておりました。

 

漢の元帝時代から予言されていた

趙達

 

上記のエピソードですがこれは三国志よりも以前の時代から予言されていたそうです。

前漢の10代目皇帝となる元帝(げんてい)の時代優れた占い師達はそれぞれ同じこと述べており、

「魏の時代の和が入った年号の時に『大いに曹を討つと刻まれた石』が

発見されることになるであろう」と予言していたそうです。

しかし前漢時代にこのような予言があっても果たして信じる人がどれだけいたのでしょうか。

多分ほぼいなかったでしょう。

 

これらの予言は司馬氏によって曹氏滅亡を暗示していた

曹操

 

魏氏春秋や捜神記に書かれていた「大いに曹を討つ」という文言ですが、

これは何を示していたのでしょうか。

もし本当に上記の文言が宝石や石に書かれていたのであれば、

それは曹氏滅亡を案じていたのではないのでしょうか。

後世の私達が言えるのは結果を知っているので簡単ですがここでまとめると

「大いに曹を討つ」=司馬氏が魏王朝を終わらせて天下を統一し晋王朝を樹立

という事になるでしょう。

しかし当時の人々から三国に中華が分裂している状態でも天下はまだまだ魏が最強であり、

どこの国に曹魏を討つような国が出現することになるのか不思議でしょうがないと

感じていたのではないのでしょうか。

それでも一部の役人は信じてしまうことになってしまったそうです。

 

三国志ライター黒田レンの独り言

黒田廉さん02a

 

明帝・曹叡の時代よりも前の時代。

袁術は後漢王朝が存在しているのにも関わらず怪しげな預言書を信じて、

皇帝の位を名乗ってしまいます。

その結果、彼は四方の群雄からフルボッコにされてしまい滅亡することになるのですが、

袁術に野望があったにせよ当時の預言書は中国人にとって信じやすい書物でした。

また後漢王朝を築いた初代チート皇帝である光武帝・劉秀(りゅうしゅう)も

預言書を信じていた一人です。

ですが歴史書は後世付け足すことも可能ですので、

これらのエピソードが果たして本当にあったのかどうかは確かめることができないので、

真実はまさに歴史の闇の中に埋もれてしまっております。

 

参考文献 ちくま文芸文庫 三国志 魏書1 今鷹真・井波律子著など

 

はじめての三国志:全記事一覧はこちら

関連記事:三国志時代に降伏や降参するときはどうやってサインを出していたの?

関連記事:【素朴な疑問】三国志時代はどうやって兵士を集めていたの?

 

—古代中国の暮らしぶりがよくわかる—

 




 

黒田廉(くろだれん)

黒田廉(くろだれん)

投稿者の記事一覧

横山三国志を読んだことがきっかけで三国志が好きになりました。
その後の日本史・中国史を学びました。
またいろいろな歴史小説を読んでおります。
現在はまっている歴史小説は宮城谷昌光氏の劉邦です。

歴史人物:

張遼、孟嘗君、張作霖など

何か一言:

今年も頑張ってはじさん盛り上げていくにゃー!!

関連記事

  1. 顧雍(こよう)とはどんな人?孫権から絶大な信頼を得ていた呉の二代…
  2. 【ネオ三国志】第2話:蒼天航路の曹操と魏武の強
  3. 馬超(ばちょう)蜀に入った時にはピークを過ぎていた?
  4. 張角(ちょうかく)ってどんな人?太平道を創始した男の悲しい人生
  5. 「虎穴に入らずんば虎子を得ず」のことわざを作り出した班超って一体…
  6. 曹操軍の食料担当にはなりたくない!!その理由とは?
  7. 大阪冬の陣では後藤又兵衛はどんな活躍をしたの?
  8. 大奥も目じゃない?曹操の妻達の人生まとめ6選

google検索フォーム

過去記事を検索できます

ピックアップ記事

おすすめ記事

  1. 【シミルボン】進化する名将?張飛は決して脳筋ではなかった!
  2. 三国志時代のセキュリティはどうなっていたの?何でもかんでも機密保持じゃい!
  3. 荀彧と曹植はオシャレ男子だった?三国時代の男子は化粧をしていた
  4. 劉備も茶を求めた?中国茶の種類
  5. 曹操「なんでも上手に使えばいい!屯田制と兵戸制じゃ!」
  6. 91話:張飛の大手柄 蜀将の厳顔を味方にする

三國志雑学

“劉備漫画"

ピックアップ記事

おすすめ記事

【シミルボン】異議ありまくり!三国志の時代の裁判風景 管輅(かんろ)とはどんな人?全ての占いを極めた天才占い師 劉淵(りゅうえん)とはどんな人?劉備の子孫と称して晋を崩壊に導いた匈奴の単于 6/14 はじめての三国志 Ustream番組「はじさんチャンネル」生配信決定 孔明と曹操は相性が抜群?もし孔明が魏に仕えていたら歴史はどうなった? 【呉が好きな人は見ないで下さい】魏や蜀に負けるものか!俺達は呉の十二神将 リアルな正史三国志の特徴って?ってか正史三国志は需要あるの? 【閲覧注意】寄生虫が原因の症状が怖すぎる!寄生虫で死んだ陳登(ちんとう)はじさん臨終図巻

おすすめ記事

  1. 韓遂(かんすい)とはどんな人?生涯の大半を反乱にささげた不屈の反骨心【後半】
  2. 馬鹿の語源はキングダムの趙高の実験から生まれた?
  3. 37話:人を信じられなかった豪傑呂布、戦場に散る
  4. 【おんな城主 直虎を見逃した方必見】第一話「井伊谷の少女」の見どころ紹介
  5. 魏の2代目皇帝・曹叡(そうえい)はいったいどんな仕事をしていたの?
  6. 【キングダム】趙の悼襄王(とうじょうおう)って本当にヤバイ人なの?
  7. 若かりし曹操は熱血漢
  8. 曹髦(そうぼう)とはどんな人?曹植に匹敵する才能を持ち、曹操に見劣りしない武略を持っていた為に、殺害されてしまった皇帝

はじさん企画

袁術祭り
特別企画
異民族
諸子百家
春秋戦国時代
日常生活
はじめての三国志TV
PAGE TOP