架空戦記
北伐

はじめての三国志

menu

はじめての変

蜀の二代目皇帝・劉禅とケンシロウの共通点

この記事の所要時間: 30




 

ハイ、それでは、三国志の世界をいろいろな角度から掘り下げていく

「ろひもと理穂の三国志占いの館」のコーナーです。

 

仁徳の君主として有名な劉備の子が今回の主役・劉禅(りゅうぜん)です。

劉備は蜀漢を建国するまでの期間、大変な苦労をしてきています。

それに従った義弟の関羽や張飛も同じです。

 

 

そんな劉備が「髀肉之嘆」をこぼしたのが、

荊州の劉表の客将として新野にいた頃になります。(運動不足で肥えてきたのを嘆いた)

 

 

ここで劉備は運命的な出会いをします。

劉備は軍師として諸葛亮孔明を得たのです。

そして劉禅は劉備の人生の岐路となったこの年に生まれています。

 

はじめての三国志:全記事一覧はこちら

関連記事:今まで有難う趙雲!劉禅や姜維の感謝の言葉に感涙




劉禅を占う

 

三国志演義では母親の甘氏が妊娠中に

北斗七星を飲み込む夢を見たことから「阿斗」という幼名をつけられます。

北斗七星といえば、北斗神拳の伝承者ケンシロウを連想しますね。

劉禅も同じように正義のために戦うことを宿命づけられているのでしょうか。

その占いが九分の確率で当たるといわれる

自称:占い師の私が彼の運命を占ってみましょう。

フムフム・・・・・フムフム・・・・・・なんと!

出ました!!「戦場は大凶」「龍は吉」「軍師の話を鵜呑みにしていれば大吉」です!!




戦場での劉禅

 

劉禅が戦場に登場したのは西暦208年のことになります。

なんと1歳の頃です。

しかも相手は英雄・曹操。劉禅側は兵力においても圧倒的に不利な状態です。

父親の劉備はとにかく逃げます。逃げることにおいて劉備の右に出る者はいません。

妻子のことなど構わずに逃げます。

戦場と化した当陽県長坂に劉禅や母親の甘氏は取り残されてしまいます。

周囲は阿鼻叫喚の大混乱。

 

 

そこに登場したのが愛馬・白龍にまたがる劉備配下の趙雲子龍です。

趙雲は赤子の劉禅を懐に抱いて戦場を駆け抜けます。

劉禅は九死に一生を得ました。そして二度と戦場には出るまいと決心するのです。

 

関連記事:またまた発見!劉備の黒歴史、なんと劉禅には生き別れの兄がいた?

関連記事:魏(曹丕)呉(孫策)蜀(劉禅)の2代目君主は誰が一番優秀だった?

 

戦場はトラウマ

 

なんて1歳の赤ちゃんが決心するわけもないのですが、

それ以降、劉禅は戦場に出ることがありません。

青年になっても、成人しても、親となってもです。

長坂の戦いがトラウマになったのでしょうか。それとも占いを信じたのか。

三国志の他の勢力を見てみると、呉の孫権は合肥の戦場に何度も出陣しています。

 

 

魏の文帝(曹丕)も袁紹との戦いや孫権との戦いなど幾多の戦場を渡り歩いてきています。

その子の明帝(曹叡)にしたって合肥に親征しているのです。

明帝は劉禅より1つか3つほど年上なだけです。年齢はそれほど変わりません。

しかも劉禅の蜀よりも遥かな巨大な国の皇帝です。

それでも国の大事と考えたときには出陣しています。

 

最後まで出陣せず

 

さすがに蜀が滅亡するときには少しは戦っただろう。

と想像されるひとも多いと思いますが、なんとそのときもまったく抵抗せずに降伏しています。

あれだけ諸葛亮孔明が魏の討伐のために何度も出陣しているのに、

劉禅は戦場で苦心することなく魏の軍門に下ったわけです。

まさに北斗神拳の伝承者ケンシロウとは対照的ですね。

ケンシロウは毎週戦っていましたが、劉禅は一生で一度も戦ったことがないのです。

この戦乱の時代において一度も戦ったことがないなんて・・・・・・

どこまで過保護に育てられているんだ。

豊臣秀頼もこんな感じだった気がするな。

 

関連記事:三国志時代に降伏や降参するときはどうやってサインを出していたの?

関連記事:三国志では何故、最初に蜀が滅びたの?

 

三国志ライター ろひもと理穂の独り言

 

劉禅が暗愚な君主なのかどうかには触れていません。

そこはいずれまた。

今回は劉禅がまったく戦場に出ていないことをクローズアップしてみました。

まあ、皇帝らしいといえば皇帝らしいのでしょうが。

時代が時代だからなー。少しは戦ってほしかった。

本当に戦場に出たら死にますよって占われていたのかもしれませんね。

で、劉禅は凄く占いを信じるひとだったとか。

 

皆さんはどうお考えですか。

 

■記事の内容に関するお問い合わせ(誤植等のご報告など)はこちら

 

はじめての三国志:全記事一覧はこちら

関連記事:もし趙雲が魏に仕えていたらどうなっていた?【ろひもと理穂if考察】

関連記事:趙雲子龍は何歳だったの?五虎大将軍の年齢に迫る!

 

—古代中国の暮らしぶりがよくわかる—

 




 

ろひもと理穂

ろひもと理穂

投稿者の記事一覧

三国志は北方謙三先生の作品が一番好きです。

自分でも袁術主役で小説を執筆しています。ぜひこちらも気軽に読んでください!

好きな歴史人物:

曹操、蒲生氏郷

何か一言:

袁術は凄いひとだったかもしれませんよー!!

関連記事

  1. 孫策と周瑜の怪しい関係は事実だったの?子不語にある逸話を紹介!
  2. 中国の氏・姓の成り立ちをどこよりも分かりやすく解説!
  3. 【曹髦編】三国最強の魏はなぜ滅びることになったの?
  4. 衝撃の事実!魏には2人の郭嘉が存在した!?
  5. 誇りを失ってもなお『史記』を書いた司馬遷の執念
  6. 鮑信(ほうしん)とはどんな人?自らの命を犠牲にして曹操を助けた曹…
  7. 袁紹と袁術の仲が悪くなった理由は劉虞が原因か!?【黒田レンの考察…
  8. 姜維が北伐をしなかったら、あるいは北伐を成功させていたら蜀漢は長…

google検索フォーム

過去記事を検索できます

ピックアップ記事

おすすめ記事

  1. 【センゴク】なんで西の覇者・毛利家は織田信長と敵対し続けたの?
  2. 鄭渾(ていこん)とはどんな人?民衆の利益を第一に考えた魏の行政官
  3. 図解でよくわかる夷陵の戦いと趙雲の重要性
  4. 孫家二代目は孫策ではない?もう一人の後継者が存在した!
  5. 軍師ってどんな職業なの? <三国志豆知識>
  6. 129話:死せる孔明生ける仲達を走らす

三國志雑学

“広告募集"

はじめての三国志の書籍情報

朝まで三国志 三国志最強のワルは誰だ (桃園出版 三国舎)

著:kawauso 価格480円
※Kindle読み放題対応

ピックアップ記事

おすすめ記事

驚愕!蜀漢の塩の精製が意外にハイテクだった! 荀彧だけじゃない!?王佐の才と呼ばれた漢を紹介! 現代医学からみた劉備玄徳の死因…驚愕の真実が発覚!! 三国時代の税金の種類と分類をわかりやすく解説!税制がわかると三国志もよく分かる! 馬超と許褚の一騎打ち|関中を巡る戦い 【赤壁の戦い】なぜ曹操は天下分け目の大戦に負けたの? 伝説が歴史となる!近年の発掘調査で発見された曹操の陵墓 荀攸(じゅんゆう)ってどんな人?同族の荀彧の影に隠れた才能

おすすめ記事

  1. 【週間まとめ】はじめての三国志ニュース16記事【3/20〜3/27】
  2. はじめての三国志 4コマ劇場 「長坂橋を死守する張飛くん」
  3. 始皇帝・政が甘々な性格であった事が原因で秦が滅びた?
  4. 孟達に全てがかかっていた!諸葛孔明の北伐は成功したかも?
  5. 【シミルボン】真面目そうな夏侯惇がやってしまったロックな行動の理由とは
  6. 【日中変人学者対決】孔融VS藤原頼長
  7. もし関羽が曹操の元に留まり劉備の元に戻らなかったらどうなっていた?
  8. みにおん三国志とはどんなアプリゲーム?

はじさん企画

帝政ローマ
広告募集
HMR
ライフハック
君主論

ビジネス三国志
春秋戦国時代
日常生活
曹操vs信長
架空戦記
ライセンシー
北伐
呂布vs項羽
編集長日記
はじめての三国志TV
PAGE TOP