【キングダム】残念!ファルファルおじさん騰 死亡のお知らせ

2017年6月7日


 

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合従軍編以来すっかり影が薄いですが、あのレジェンド将軍、王騎(おうき)の副官、

現在では王騎の軍を代わって率いているファルファルおじさん騰(とう)を皆さんは

覚えているでしょうか?

現在の所、魏と秦の国境を守る騰、ここだけの話ですが死亡するかも知れません。

今回は、何だか気になる騰の今後を大予想します。

 

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監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。戦略設計から実行までの知見を得るためにBtoBプラットフォーム会社、SEOコンサルティング会社にてWEBディレクターとして従事。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


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ファルファルおじさん騰が記録から消えるのは、紀元前230年

 

さて、愉快なファルファルおじさん騰は、史実では紀元前230年に、

韓を攻略、韓王安を捕えて滅亡させた辺りで記録が途絶えます。

 

何と、秦が戦国七雄の最初の一国を滅ぼした時の将軍が騰です。

もう、最後の花道的な演出は充分ですね!

ですので、漫画的には、そこから先は騰を出す必要はなく、

つまり、殺してしまってもいいわけです。

 

もちろん、殺さないで隠居させてもいいのですが、主要キャラが、

何も言わずにフェードアウトはあり得ませんよね?

 

これが、騰が死ぬかも知れない第一点です。

一応、頭の片隅に入れておいて下さい・・

 

録嗚未だけでなく、騰まで李牧の計略で殺される!

 

仮に、原先生が騰を殺す前提で漫画を進めたとしましょう。

史実では、紀元前229年、秦王政は、再び王翦(おうせん)に趙を攻めさせています。

この時の敵も李牧(りぼく)ですが、この秦の攻撃を何かに引っ掛けないのは損です。

そのように考えた場合、前年から出番がない騰を李牧に殺させてはどうでしょう?

 

最近は出番がありませんが、魏は、秦と国境を接して圧迫を受けています。

一方で趙は鄴を王翦に攻め落とされています。

趙と魏の利害は秦の勢力を削ぐという点で一致しますから、李牧の計略を

魏火龍七将の呉鳳明(ご・ほうめい)が実践したらどうなるでしょう?

 

騰が戦死すれば、秦の李牧への恨みは最高潮に到達するでしょう。

「王騎のみならず!録嗚未のみならず!騰までがリーボックによって!」

となれば、ファンのみならず、秦王政が再度、趙を攻める理由には充分です。

 

あ!録嗚未(ろくおみ)は、まだ死んでねーや・・

 

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キングダムでも最強ランクの騰が死ぬの?

 

しかし、まだ半信半疑の人もいる事でしょう、キングダムでも最強ランクの

騰が果たして、いかに李牧の計略でも殺されるだろうか?

いえ、むしろ、そういう強い武将だからこそ、殺されるものなんです。

 

 

一番仕留めにくいのは、自分の為には、誰でも駒にする桓騎(かんき)のようなタイプ。

王騎のイズムを引き継いでいる騰は、それほど非情に物事を割り切るという事が

出来るタイプではありません。

 

例えば、鄴城の意趣返しで、秦の人民を人質にされ、それを救出する為に

敢えて不利な戦争に出ないといけなくなったら・・

桓騎なら、捕まる奴が間抜けだと笑うでしょうが騰では出来ないでしょう。

 

李牧がそんな卑劣な事をするか? 断言します、するでしょう。

これが桓騎相手なら、秦の人民を殺戮する羽目になりますが、

騰なら、そうはなりません。

よって李牧は、秦の人民を殺さず騰を殺す事が出来る計略で来るでしょう。

 

キングダムキャラでも人気がある騰が死ぬのは惜しいが・・

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確かにキングダムでも上位を争うキャラである騰が死んでしまえば、

その喪失感は王騎ロスに匹敵するかも知れません。

ですが、そうであればこそ、王騎がそうであったように

騰もファルファル伝説になる可能性があるわけです。

 

読者を楽しませ、予想を裏切り、期待は裏切らないのが面白い漫画である以上、

かなりの確率で騰は死んでしまうと予想します。

 

キングダムウォッチャーkawausoの独り言

 

とはいえ、騰の死はまだまだ先の事で、その前には桓騎の死が待っています。

もっとも桓騎には、敗走したという記述もあるので、こちらは死ぬかどうか、

分からないのですが、今の所は騰を心配しても仕方ないですねぇ・・

 

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台湾より南、フィリピンよりは北の南の島出身、「はじめての三国志」の創業メンバーで古すぎる株。もう、葉っぱがボロボロなので抜く事は困難。本当は三国志より幕末が好きというのは公然のヒミツ。三国志は正史から入ったので、実は演義を書く方がずっと神経を使う天邪鬼。

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