編集長日記
北伐

はじめての三国志

menu

はじめての変

もし呂布が曹操に斬首されず助命されていたらどうなったの?

この記事の所要時間: 228




 

ハイ、それでは、三国志の世界をいろいろな角度から掘り下げていく

「ろひもと理穂の三国志・これが起きたら時代は変わった!」のコーナーです。

 

 

三国志最強の武将といえば、真っ先に名前があがるのが「飛将」と呼ばれて

匈奴から畏怖された驍勇、呂布奉先でしょう。

名馬・赤兎馬にまたがり、自由自在に方天画戟を振るう姿はまさに三国志の花形です。

 

 

しかし天下に名を知られた呂布も198年に曹操に捕らえられて処刑されてしまいます。

198年といえば、反董卓連合が結成されてからわずか8年後のことです。

呂布の活躍した期間は本当に短かったといえますね。しかし残したインパクトは絶大です。

日本で例えると6年間しか実働のない新選組が、後世に絶大な影響力を及ぼしています。

 

はじめての三国志:全記事一覧はこちら

関連記事:三国志の兵力は実際にどこまで本当なの?魏呉蜀の兵力の真実に迫る!




騎馬隊を率いれば敵なしの呂布

 

呂布の騎馬隊の精強さはさまざまな三国志の作品で語られています。

私が愛読している北方謙三先生の「三国志」では、

呂布軍の騎馬隊の核となる旗本五百騎の動きはまさに一匹の龍のようであると描写されていました。

三国志「正史」においても呂布自身が、

「曹操が歩兵を率い、自分が騎兵を率いれば天下は容易に平定できる」と豪語しています。

配下にも猛将として名高い張遼や、戦上手の高順などがおり、恐ろしいほどの攻撃力を誇っています。

攻めれば無類の強さの呂布も、いざ籠城となると武勇を活かしきれなかったようです。




人材コレクターの曹操がなぜ呂布を処刑したのか

 

敵陣の人材であっても有力と見れば引き抜くのが曹操です。

重臣の顔ぶれを見ても以前は曹操に敵対していた者も少なくはありません。

張遼、徐晃、張郃、龐徳、高覧、賈詡、陳登、張繍、張燕、劉勲、許攸、臧覇、昌豨などがいます。

張繍など一度降伏した後、反乱を起こして曹操の長子・曹昂や

護衛の典韋などを殺害していますが、曹操はその後の降伏も受け入れています。

昌豨など何度、曹操を裏切り反乱を起こしたことか。

その都度降伏を許されました(最期は于禁の独断で処刑されていますが)。

 

 

恨みがあっても天下泰平のため、有力な人材は起用するのが曹操です。

劉備や関羽を保護したことがあるほどです。

しかし呂布は処刑しています。

正史にも三国志演義にも同様の記述がありますが、

呂布の起用に心を動かされた曹操にくぎを刺したのは劉備です。

丁原を裏切り、董卓を裏切った男を信用してはいけないと助言したのでした。

曹操はそれを聞いて処刑を決断します。

恐らく劉備にしてみたら、

曹操と呂布が手を結んだら手が付けられなくなると懸念したのではないでしょうか。

実は曹操にしても劉備と呂布が手を結んでいたときはかなりの脅威に感じていたようです。

 

【はじさん編集部】編集長kawausoの奮闘日記も絶賛公開中!

 

もしも呂布が曹操に起用されていたら

 

先鋒を任されていたら対袁紹戦で大きな成果をあげているでしょう。

兵糧不足の関係で多方面同時展開の作戦がとりにくい曹操の陣営ではあったものの、

呂布を総大将にして荊州攻めを命じることも可能です。

一気に荊州北部を制圧できたかもしれません。

問題はどこまで信用できるか、呂布の独立や反乱をどこまで抑えられるかです。

赤壁の戦いで曹操が大敗した直後などが危険ですね。

まず確実に反乱を起こしていたのではないでしょうか。

 

三国志ライター ろひもと理穂の独り言

 

呂布がその生涯を閉じるまで曹操に忠誠を誓うということはありえません。

再び、曹操の前に立ちはだかるのは明白です。

その時に呂布がどの勢力と手を結んでいるのかがポイントになるでしょう。

潤沢な経済力と軍事力を有している勢力が背後につけば呂布はさらに脅威となります。

孫策、孫権などと結びつけば、呂布は徐州・青州・豫州などで暴れまわることになり、

その征伐は容易な事ではありません。

下手をしたら曹操が滅ぶことにもなりかねません。

将来のことを考えると、曹操が呂布を処刑したことは正解だったのではないでしょうか。

でも生きていてくれたほうが盛り上がったのは確かでしょうね。

 

みなさんはどうお考えですか。

 

はじめての三国志:全記事一覧はこちら

関連記事:【転職で悩んだら】転職の不安は呂布マインドで吹き飛ばせ!

関連記事:呂布VS袁術、東西嘘合戦、勝利するのはどっちだ!

 

—古代中国の暮らしぶりがよくわかる—

 




 

ろひもと理穂

ろひもと理穂

投稿者の記事一覧

三国志は北方謙三先生の作品が一番好きです。

自分でも袁術主役で小説を執筆しています。ぜひこちらも気軽に読んでください!

好きな歴史人物:

曹操、蒲生氏郷

何か一言:

袁術は凄いひとだったかもしれませんよー!!

関連記事

  1. 三国志に登場する兄弟最強は誰だ!?三国志最強兄弟賞(SSK)
  2. kawausoって、何者?
  3. 【素朴な疑問】中国にも梅雨はあるの?霉雨になると関羽の古傷も傷ん…
  4. 衝撃の新事実・・・諸葛孔明は実は二人いた!?
  5. 官渡の戦いを終戦に導いた許攸(きょゆう)は偉大なの!?
  6. 【真田丸特集】劉備に忠誠を誓った趙雲と豊臣家に忠義を尽くした・毛…
  7. はじめての三国志「ストライキ決行」の熱い舞台裏
  8. 【魏の名将五人衆】 五大将軍に数えられる武将たち

google検索フォーム

過去記事を検索できます

ピックアップ記事

おすすめ記事

  1. 三国志テストにチャレンジ!!TOSIC990点を目指せ!!
  2. 【センゴク】三方ヶ原の戦いがきっかけで将軍義昭が挙兵した?
  3. 趙奢(ちょうしゃ)とはどんな人?趙の三大天最後の一人で政治・軍事両方に秀でた名将【前半】
  4. 法正が「隗より始めよ」のことわざを引用して劉備に進言したけど、どういう意味?
  5. 口は災いの元だと痛感できる廖立(りょうりつ)のエピソード
  6. 呉の諸葛恪が目指した政治は孔明のパクリだった!?

三國志雑学

“広告募集"

はじめての三国志の書籍情報

朝まで三国志 三国志最強のワルは誰だ (桃園出版 三国舎)

著:kawauso 価格480円
※Kindle読み放題対応

ピックアップ記事

おすすめ記事

【ネオ三国志】第3話:徐州の牧・劉備と兗州の騒乱 三国志では何故、最初に蜀が滅びたの? 【第7回 幻想少女】強敵続出!ろひもと理穂は曹操に会えたのか!? 【趙の名宰相・藺相如の名言】長平の戦いの時に王に発した名言とは 董和(とうか)とはどんな人?孔明に認められた蜀の貴重な人材 狼中年劉備、もっともらしい事を言って孫権を欺く 40話:義将関羽が曹操に出した降伏の3つの条件 趙雲は何で桃園義兄弟ではないのか?

おすすめ記事

  1. 秦の身分制はどうなっていたの?夏子、真って何?
  2. 董卓はどうしてデブになったの?真面目に考察してみた
  3. はじめての三国志 4コマ劇場 「長坂橋を死守する張飛くん」
  4. みにおん三国志とはどんなアプリゲーム?
  5. 【センゴク】織田信長が上洛するための大義名分って何?尾張・美濃を攻略する織田家
  6. 暴漢・董卓は後漢王朝を安定させようと努力していた!
  7. 三国時代の経済ってどうなってたの?
  8. 甘露寺の十字紋石|劉備の石占い

はじさん企画

帝政ローマ
広告募集
HMR
ライフハック
君主論

ビジネス三国志
春秋戦国時代
日常生活
曹操vs信長
架空戦記
ライセンシー
北伐
呂布vs項羽
編集長日記
はじめての三国志TV
PAGE TOP