【ネタバレ注意】キングダム545話「直感」レビュー&今後予想

2018年1月26日


 

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大人気春秋戦国時代漫画、キングダム、544話では、趙軍にも秦軍にも役者がそろい

いよいよ、藺相如(りんそうじょ)の武の体現者である堯雲(ぎょううん)の軍と

久しぶりの出番である飛信隊が激突しました。

さて、かつてのレジェンドと頂点を目指す飛信隊では、どちらの力が勝るのか?

早速、レビューしていこうと思います。

 

※注意:この記事はキングダム545話のネタバレが入っている記事です。

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前回記事:キングダム544話 新人戦 ネタバレ&レビュー

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監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。戦略設計から実行までの知見を得るためにBtoBプラットフォーム会社、SEOコンサルティング会社にてWEBディレクターとして従事。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


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キングダム545話ネタバレ 苦戦する歩兵隊

 

激突を開始した飛信隊と堯雲軍ですが、歩兵はかなり苦戦しているようです。

途中、途中で、堯雲の槍部隊が出現して、これがかなり手ごわいようで、

古参の松佐(しょうざ)でも、正直、今まで戦った相手で一番強いと感想を漏らします。

ただ、一方で干斗(かんと)のような新米兵は、がむしゃらに戦い、

かなり善戦している様子が描かれています。

 

やはり、普通の選抜よりはるかに過酷な入隊試験をクリアしただけあります。

全体としては、飛信隊は歩兵も騎兵も、五分か、それより分が悪いようです。

 



キングダム545話ネタバレ 堯雲に振り回される飛信隊

 

今度は、久しぶりに登場の羌瘣(きょうかい)です。

彼女も3000名から組織される部隊の将軍となっています。

以前は、自身も前線に飛び込み、血の雨を降らせていましたが、

今は騎乗して、全体を俯瞰して見て指揮する事もします。

 

ただ、羌瘣の表情は思わしくないです、理由は簡単で、

堯雲の用兵に飛信隊が振り回されて、後手に回っていることでした。

「兵士の質や士気が同じなら、あとは司令官の用兵で勝敗が決まる」

その用兵で、飛信隊の河了貂(かりょうてん)が堯雲に押し負けているのです。

 

「まさか、河了貂より、堯雲の方が用兵でも上・・」

部下が心配そうな顔をしますが、羌瘣は一カ所だけ、

堯雲相手に後手に回っていない部隊がいると指さします。

 

それは、信が直接指揮している部隊でした。

そして信も河了貂の用兵が、後手に回っている事に苛立っていました。

 

波動の時代を生きた先人たちから学ぶ『ビジネス三国志

 

キングダム545話ネタバレ 焦りまくる河了貂の元へ信と羌瘣が・・

 

飛信隊の本部では、次々と伝令がやってきて、指示を仰ぎます。

どこも、堯雲に押し込まれ、苦しく打開策を求めます。

ですが、一番苦しいのは河了貂でした。

 

堯雲には、用兵のセオリーが全く通用せず、常に先手を打たれ、

対応が全て、後手に回っていたのです。

 

真面目な河了貂では、堯雲の意図がまるで読めず、焦りだけが募り

「今は、話しかけないで!」と部下に言ってしまいます。

 

そんな、河了貂の元に、羌瘣と信がやってきます。

 

「この大変な時に持ち場を離れて何しに来たんだ」

 

河了貂は、驚き非難しますが、羌瘣は静かに言い返します。

 

「大変な時だから、信を連れてきたんだ」

 

キングダム545話ネタバレ 本能型vs本能型

 

ここで羌瘣の口から、敵将 堯雲が本能型の武将である事が告げられます。

それも、ただの本能型ではなく、大軍師、藺相如から、

高度な戦術も伝授された非常に理知的な本能型武将だと言うのです。

 

それを聞いて、河了貂は唖然とします、道理でセオリー通りの

自分の用兵がことごとく読まれて裏をかかれた理由が分かったのでした。

さらに羌瘣は、爆弾発言をします。

 

「本能型には本能型だ、これから飛信隊の指揮は信が行う」

 

思わずのけぞる河了貂と伝令の兵士たち、あの指揮下手の信が

8000名の飛信隊をちゃんと動かせるのか不安のようです。

   

キングダム545話ネタバレ 堯雲は火を起こせるポイントを探している

 

羌瘣と信は、「もう時間がない」と河了貂に言います。

ですが、河了貂は?という顔です。

 

「堯雲は、何度も揺らぎを仕掛ける事で、火を起こせるポイントを

探っている、大火を起こされたら、大損害を受けるぞ」

 

それは、まさに麃公(ひょうこう)将軍のモノ言いでした。

合従軍編で、李牧(りぼく)が函谷関をスルーして咸陽を落とす計略を使った時、

秦軍で唯一、計略を見破り、李牧に本能型の極致と言われたのが麃公将軍です。

その麃公将軍に本能型武将のお墨付きを受けたのが信でした。

 

ここに至っては、本能型武将として、堯雲を上回る信の能力に頼るしかない。

かなり危険な掛けですが、これしかないようです。

 

キングダム546話を大予想

 

さて、作戦指揮においては、河了貂が抜けていた時期に

連戦連敗を繰り返し降格寸前だった信、、

本当に、全軍を任せて大丈夫か不安は残りますが、

大昔から、バカは勘がするどいという諺もありますからね。

 

ただ、向こうは堯雲一人ですが、こちらは河了貂と羌瘣のサポートも

あることですから、堯雲が戦法を切り替えても対応できそうです。

セオリーの用兵なら河了貂も引けはとらないでしょうし

 

或いは、信の直感が堯雲を上回り、堯雲軍に大ダメージを与える可能性も

ゼロではありません。

そうなれば、堯雲が計略は止めて、全軍突撃に転じる可能性もあり、

ここで、信との一騎打ちもあり得るでしょう。

 

キングダム(春秋戦国ライター)kawausoの独り言

 

突然に浮上した信に全軍の指揮をとらせるイベント、

こちらも、将来、信が大将軍になり、自ら兵を率いる展開への布石でしょうか?

そうだとすると、劇的な成功だけでなく致命的な弱点も露呈するかも・・

それも含めて、今後の展開が楽しみです。

 

次回記事:【ネタバレ注意】キングダム546話「大炎の地」ネタバレ&レビュー

 

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