関羽・張飛は加入したばかりの諸葛亮に嫉妬していた?

2020年1月31日


 

はじめての三国志コメント機能バナー115-11_bnr1枠なし

三顧の礼 ゆるキャラ 孔明

 

建安12年(207年)に諸葛亮(しょかつりょう)劉備(りゅうび)の誘いを受けて正式な部下となりました。有名な「三顧の礼(さんこのれい)」です。

 

3000人の配下で孔明の庵を包囲する武闘派な劉備

 

三顧の礼は実際にあったという人もいれば、無かったという人もいますが今回はそれが主題ではありません。今回は入ったばかりの諸葛亮に対して関羽(かんう)張飛(ちょうひ)が嫉妬する話です。小説『三国志演義』では非常に面白く描かれています。

 

※記事中のセリフは現代の人に分かりやすく翻訳しています

 

自称・皇帝
当記事は、
「張飛 諸葛亮」
などのワードで検索する人にもオススメ♪

 

関連記事:姜維は五丈原で何をしたのか?諸葛亮死す!愛弟子の姜維が取った行動とは?

関連記事:走れ、李福!五丈原への神速メッセンジャー

 

監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。戦略設計から実行までの知見を得るためにBtoBプラットフォーム会社、SEOコンサルティング会社にてWEBディレクターとして従事。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


【誤植・誤字脱字の報告】 バナー 誤字脱字 報告 330 x 100



【無料告知希望の皆様へ】 はじめての三国志無料告知希望



水が魚を得る

水魚の交わり

 

諸葛亮を部下にした劉備は、すっかり大喜び!毎日朝から晩まで諸葛亮と一緒です。仕事中はもちろん、食事・散歩・寝る時まで一緒・・・・・・

 

水魚の交わり

 

2人はまるで恋人同士・・・・・・劉備(りゅうび)諸葛亮(しょかつりょう)も奥さんいましたよね?その様子を遠くから眺めている2人がいます。関羽と張飛でした。関羽と張飛は捨てられた恋人のように嫉妬の目線で諸葛亮を見つめています。

 

「俺たちや他の部下は、今まで生死を共にしてきたのに、先日加入した諸葛亮は殿に気に入られてしまった」と張飛はコメント。

「ちょっと考え直してもらわないと」と関羽も言いました。

 

水魚の交わり

 

そこで関羽と張飛は劉備に相談します。2人は、まだ手柄を立てていない人物を寵愛するのはいけない、と諫言しました。しかし劉備は「私が諸葛亮を得たことは水が魚を得たことと一緒だよ」と返答します。劉備が「魚」で諸葛亮が「水」と言っているのです。後世、これを「水魚の交わり」と言って、離れることが出来ない親密な関係の例えに使用されることになります。劉備から話を聞いた関羽と張飛は呆れてしまい、これ以上の説得は無理と断定して帰ることにします。だがこれ以降、諸葛亮のことを陰で「水」と呼ぶようになります。

 

剣と印授

曹操と夏侯惇

 

しばらくすると、曹操(そうそう)軍の夏侯惇(かこうとん)が10万の軍を率いて攻めてきました。小説では建安12年(207年)になっていますが、正史『三国志』によると夏侯惇が攻めてきたのは建安8年(203年)です。諸葛亮は早速、自分の実力を見せることにします。だが、諸葛亮は関羽と張飛が言うことを聞かない可能性を頭に入れています。

 

孔明 劉備の剣とハンコ

 

そこで劉備から剣と左将軍の印授(印鑑)を借りることにしました。劉備の剣と印授を諸葛亮が借りたら、軍事の全権は諸葛亮が持つことになるからです。諸葛亮の読み通り軍議の場では張飛が1番大人しくしていません。関羽は予測していたのか黙っています。やかまかしい張飛に対して剣と印授を見せて黙らせます。張飛は仕方なく退きましたが、今回の戦で敗北した場合は次は言うことを聞かないと捨て台詞を吐きます。こうして関羽と張飛は出陣しました。

 

関羽と張飛、諸葛亮を認める

孔明

 

ところが、関羽と張飛の予想は見事に裏切られます。曹操軍は諸葛亮の火攻めの前に見事に敗走。張飛は曹操軍の将軍である夏侯蘭を討ちとりました。ただし、これは小説のフィクションであり正史『三国志』に注を付けた裴松之が持ってきた『趙雲別伝』という史料によると、夏侯蘭は趙雲に捕縛されています。

 

大勝利した劉備軍であり関羽も張飛も諸葛亮の実力を認めるしかありません。諸葛亮がやって来ると2人は、頭を下げました。こうして諸葛亮の実力を認めた2人は、その後も諸葛亮の指示に素直に従うのでした。

 

三国志ライター 晃の独り言 中国史の本はどこで探せますか?

三国志ライター 晃

 

専門的な本を読みたいという読者の皆様のために、今日は中国史の本をどこで探せるかお話します。1つ目はジュンク堂などの大型書店で探すこと。ただし、専門書は安くて700円。高くて10000円です。財布と相談してください。

 

2つ目はブックオフなどの古本チェーン店で探すこと。皆さんが考えている以上に掘り出し物が出ています。筆者も5年前は結構、見つけてきました。3つ目はアマゾンなどのインターネットを使用することです。お安く入手することが多いです。

 

読者の皆様は、どれがよろしいでしょうか?

※はじめての三国志では、コメント欄を解放しています。

 

諸葛亮のファンである人はコメントをください。

 

関連記事:五丈原の戦いは緊張感に乏しい戦だった?

関連記事:【危篤の孔明そっちのけ!】始まっていた五丈原の権力争い

 

三顧の礼特集バナー

 

 

 

  • この記事を書いた人
  • 最新記事

はじめての三国志

「ゆるく、たのしく、わかりやすく」をコンセプトにした 歴史エンタメメディアです。
(®登録商標:第5800679号)

-三国志の雑学
-, , ,