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監修者
kawauso 編集長（石原 昌光）
「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。
コンテンツ制作責任者
おとぼけ（田畑 雄貴）
PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。戦略設計から実行までの知見を得るためにBtoBプラットフォーム会社、SEOコンサルティング会社にてWEBディレクターとして従事。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。
この記事の目次
キングダム660話休載SPvol2「相手に依存しない事」
では、王騎はどうして闇落ちしなかったのか？
これはやはり、特定の相手に依存し過ぎていなかった事が大きいでしょう。
よくよく見てみると王騎は交友関係が広く、廉頗とも酒を酌み交わす仲ですし、昌文君とも同僚ですし、配下の騰とは軽くジョークを応酬できる仲です。特定の人間以外にも交友関係があるから、王騎は哀しみが続いても闇落ちしなかったのでしょう。
その辺が大人の余裕になり、多くのファンを引き付けたのです。
キングダム660話休載SPvol2「蒙武は交友関係を広げよう」
翻って蒙武を見てみると、昌平君以外には交友関係が無さそうです。息子が2名いるので、奥方とは良好な関係なのかもしれませんが、息子に対する対応を見ると、異様な緊張感があり、親子で気軽な会話など出来そうにもありません。
これで、幼馴染の昌平君の裏切りを知れば、立ち直れない衝撃を受けると考えられます。
そのため、寿胡王の助言は、
「蒙武、交友関係を広く持て！満羽のように幼馴染一途だと、裏切られたら闇落ちするぞ」
ではないかと推測します。
それで図星をさされて逆上した蒙武が、
「余計なお世話だアキノ氏暗殺ー！」で、寿胡王を切裂い…ちゃまずいですね。
今のはナシです。
キングダム660話休載SPvol2「幼馴染も他人です」
冗談はさておき、いかに固く結ばれた絆であろうとも、1つの肉体ではない限り、いつか別れる事があるわけで、蒙武はその事を覚悟しないといけないでしょう。
蒙武と楚子ではありませんが、今回の什虎攻め、どうして昌平君が戦略を立てずに、蒙毅に采配を任せたかを考えると気になるではあります。
本当は、昌平君は戦略を立てる事が出来ず、蒙毅に丸投げしたのでは…
キングダム（春秋戦国時代）ライターkawausoの独り言
さて、頭を使いすぎて疲れてしまいました。案外、この辺りから楚に対する昌平君の遠慮というか、捨てる事が出来ない思いが出てくると面白いかなとは思います。
何にしても依存し過ぎはいけません。交遊関係は浅くても、ある程度広く持たないと闇落ちしますよ。
次回の確定本バレが届きました！（2020年11月12日追記）
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