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もし力一杯逃げ回ったら?
もし、孔明が斬首を恐れて逃げ回り、力いっぱい抵抗するせいで、斬首できない時はどうするのでしょうか?
これについては、『新解釈・三國志』にも登場する呂布が参考になります。西暦199年、いよいよ曹操に捕まって死刑を宣告される呂布ですが、バカ力で暴れ回り、なかなか斬首出来ませんでした。
そこで曹操は、太い綱を用意させて、なんとか呂布の首にかけさせ、左右から大勢で引っ張り、ようやく呂布を窒息死させ、その後、首を切り落としています。ま、そうじゃなくても、矢で射殺して動けなくなった後で、斬首すればいいのです。
考えてみたら、斬首にこだわらなくても死んでから首を獲ればいいわけですからね
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一応、公式な使者は守られる
散々に脅かすような事を書いてきましたが、極秘に潜入しようとするのでない限りは、外交の使節の地位は一応は守られます。考えてみれば当然で、ここで孔明を殺せば、今度、呉から劉備の元へ派遣される使者の命だって危うくなるのは、誰にでも分かるからです。
史実の孔明も、呉に渡ったものの、周瑜に殺されるような事はなく、ちゃんと劉備の元へ帰還していますからね。ただ、絶対身柄が守られるわけではないので、険悪な関係の国に使者に向かうのは、それなりに覚悟が必要です。
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『新解釈・三國志』No斬首!と叫ぶ孔明の見どころ
今回の『新解釈・三國志』でも、孔明は周瑜を空回りさせる役のようです。三国志演義での孔明と周瑜の知恵比べのようなシリアスではなさそうですが、三国志を代表する知将同士の掛け合いを楽しむのもよさそうですね。
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