編集長日記
まだ漢王朝で消耗してるの?

はじめての三国志

menu

はじめての呉

鄧芝(とうし)ってどんな人?ザ・セルフ釜ゆで 孫権を心服させた名使者

この記事の所要時間: 358

劉備 関羽途方 ぶち切れ

 

義兄弟関羽(かんう)を呉の呂蒙(りょもう)に殺された劉備(りゅうび)は、

怒りに震えて荊州に攻め込みます。
しかし、呉の蜀キラー陸遜(りくそん)の前に劉備は大敗、

敗北のショックで病床に入った劉備は、西暦223年、波乱の生涯を閉じます。
劉備の死後、そこには、冷え切った呉蜀の関係と蜀に攻め込まんと

50万の大軍を起した魏の曹丕(そうひ)が残っていました。

 

そこで命懸けで呉の孫権を説得し呉蜀同盟を再締結させた人物がいました。
それが鄧芝(とうし)です。

 

 

遅過ぎ、70過ぎたら大将軍になるだろういう予言

 

鄧芝(?~251)は字を伯苗(はくびょう)といい荊州南陽郡、新野に産まれました。
若い頃に劉璋(りゅうしょう)が支配する益州に入りますが、

そこで人相見の張裕が鄧芝の顔相を見てみると・・
「うーん、あんたは、70歳過ぎたら、大将軍そして侯に登るだろう」と
135歳まで生きる的な出来が悪い占いアプリのような事を言われます。

鄧芝は人材を好むと評判だった龐羲(ほうぎ)の元に身を寄せたのですが
劉璋は劉備に敗れて政権交代、鄧芝はそのまま、劉備の家臣になります。

郫の邸閣の督となった鄧芝に劉備がベタ惚れする

鄧芝は、当時、ド田舎の郫(ひ)の邸閣(ていかく)の督(とく)でしたが、
そこへたまたま君主の劉備がやってきていくらかの雑談を交わします。
さすがは劉備で、僅かな雑談を交わす中でも鄧芝の非凡な才能を見抜き
鄧芝を大抜擢、県令から広漢太守になって実績を挙げとうとう成都の尚書
まで昇りつめてしまいます。

 

※尚書とは、皇帝への文書の授受を管理する仕事、公正で誠実な人が選ばれた。

 

あの占い師、クソアプリじゃなかったのか・・

 

 

風雲急を告げる蜀、鄧芝は大任を引き受ける

 

劉備は、義弟関羽を殺された復讐から、孔明達重臣が止めるのも聴かず
呉に攻め込み、夷陵の戦いで大敗し敗戦のショックから白帝城で病死します。

蜀では後継ぎを劉禅(りゅうぜん)に決めたまではいいのですが、
魏では曹丕が、この機を逃さず蜀を攻め滅ぼそうと50万の大軍を動員して
向かってきました。

孔明は劉備存命中は言い出せなかった蜀呉同盟の再締結を望み、
鄧芝を呉への使者として立てます。
鄧芝も孔明とは同じ考えであり命懸けの使者の仕事を受けました。

 

関連記事:実子劉禅(りゅうぜん)と養子劉封(りゅうほう)の明暗

関連記事:劉禅が読んだ韓非子ってどんな本?

 

魏か蜀かグラグラする孫権(そんけん)

孫権と三国アヒル

 

夷陵の戦いに勝ち、何とか滅亡を免れた孫権もまた悩んでいました。
劉備が生きていた頃は仲直りを求めた彼ですが、二代目のボンクラ劉禅が
相手では蜀と同盟を結んで意味があるのか考えあぐねていたのです。

かといって陰険で性格が悪い曹丕に従えば、蜀を滅ぼした途端、
「次はお前だガッハッハ!死ね!」と言われかねないのです。

 

関連記事:本職より美味いカボチャを作った農夫・孫権

関連記事:何でこんなに孫権は地味なの?

 

鄧芝を試す孫権

 

そこで孫権は、蜀の現状を見極める為に使者の鄧芝を試す事にします。
はるばる蜀からやってきた鄧芝を孫権はわざと待たせて合わなかったのです。

そこで鄧芝は手紙を差し出し、
「蜀との同盟は我々ばかりではない呉にもメリットがあります」
と力説します。
そこで、孫権は渋々ながら逢う事にしました。

ページ:

1

2

関連記事

  1. 後宮にも上下関係が存在した?三国志後宮キャリア物語
  2. 始皇帝が中国統一後、なんで中国全土を巡幸したの?全巡幸をストーキ…
  3. 張郃(ちょうこう)ってどんな人?3度も死にそうになるが、何度も甦…
  4. もし張飛が殺されなかったら「夷陵の戦い」はどうなった?
  5. 【曹操を支えた賢才】卞氏がいたからこそ後ろを省みることなく曹操は…
  6. 三国志の時代の県とはどんな構造なの?県城の生活は快適だった?
  7. 鍾毓(しょういく)の進言が的確すぎる!曹叡や曹爽に撤退の進言をし…
  8. 歴史の影に女あり!絶世の美女たち

google検索フォーム

過去記事を検索できます

ピックアップ記事

おすすめ記事

  1. 絶対ダメ!三国時代に流行していたドラッグ!?漢方薬を違法ドラッグにした何晏
  2. 成廉(せいれん)と魏越(ぎえつ)とはどんな人?呂布が強いのは俺達がいてこそ!
  3. 【日本人と三国志の出会い】奈良時代に董卓だとdisられていた人が存在した【シミルボン】
  4. 李孚(りふ)とはどんな人?度胸と勇気は三国志一の魏のマイナー文官
  5. 高麗(こうらい)ってどんな国?アンゴルモア元寇合戦記が100倍面白くなる
  6. 曹操ってもしかしてフェミニストだった?銅雀台の侍妾エピソード

三國志雑学

“広告募集"

はじめての三国志の書籍情報

朝まで三国志 三国志最強のワルは誰だ (桃園出版 三国舎)

著:kawauso 価格480円
※Kindle読み放題対応

ピックアップ記事

おすすめ記事

【食客には無駄な人材はいない!!】孟嘗君の脱出劇が名言として登場 呂不韋の出世のきっかけはここから始まる! 【キングダム好き必見】漫画をより面白く読める!始皇帝と秦帝国の秘密をまとめてみました 人の見栄がビジネスチャンス!後漢で繁盛した秘商売とは? 【週間まとめ】はじめての三国志ニュース18記事【3/6〜3/13】 はじめてのプロ野球(三国志風)日本のプロ野球は人材の宝庫? 【コラボ企画】はじめての三国志 x レキシズル 3月25日開催決定 【曹操を支えた賢才】卞氏がいたからこそ後ろを省みることなく曹操は戦い続けられた

おすすめ記事

  1. 【三国志時代の正月風景】英雄達も正月くらいはのんびりしていたの?
  2. 実在しません!でもめちゃ有名な貂蝉に隠された不滅の人気の秘密は?
  3. 馬騰|北方異民族と戦う西の豪傑達にもっと光をを与えてみた
  4. 曹丕(そうひ)得意の詩で蜀の調理法を斬る
  5. 王連(おうれん)とはどんな人?蜀の経済を支え、国庫の充溢を果たした名官僚
  6. 三国志時代の兵士はどうやったら憧れの騎馬兵になれたの?当時の馬事情を徹底紹介!
  7. 【戦国四君・孟嘗君の逸話】五月五日の子に生まれた子は捨てよ!!父が信じた迷信が原因で悲劇が訪れる
  8. はじめてのプロ野球(三国志風)日本球界が誇るレジェンド選手達

はじさん企画

李傕祭り
帝政ローマ
広告募集
まだ漢王朝で消耗してるの?
HMR
ライフハック
君主論

ビジネス三国志
春秋戦国時代
日常生活
曹操vs信長
架空戦記
ライセンシー
北伐
呂布vs項羽
編集長日記
はじめての三国志TV
PAGE TOP