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3402名に聞きました!三国志の大金持ちは?最も英雄に近付くために必要な能力


 

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三国志の大金持ちは?アンケート

 

募集期間:2021年3月(1週間)

 

暴動(明治時代)モブ 兵士

 

三国志は乱世、群雄割拠の時代において何が最も大事だったか?

 

お金をばら撒き逃亡する黄皓

 

土地か、個人の力か、頭脳化、はたまた天命か。いいや最も英雄に近付くために必要なもの……それはお金、資金力!これは何もおかしいものではありません、大勢を従えるにも物資を揃えるにも先立つものはとても重要。

 

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そこで聞いてみました「三国志の大金持ちは?」アンケート!

一体誰が選ばれるのか、皆さんのコメントと共に見ていきましょう!

 

 

監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。戦略設計から実行までの知見を得るためにBtoBプラットフォーム会社、SEOコンサルティング会社にてWEBディレクターとして従事。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


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周瑜に投資した・魯粛

魯粛と周瑜

 

 

「一番金持ちかどうか解りかねますが、周瑜との逸話はあまりにも有名」

「魯粛かな。彼の場合、「自宅」じゃなくて「人」に蓄えたという感じですが」

引用元:はじめての三国志TV

 

魯粛と周瑜

 

魯粛の逸話の一つに、周瑜が魯粛の所に行って資金援助を求めたという話があります。

 

魯粛と周瑜が詐欺を決行

 

この際に魯粛は自分の持っていた財産、二つの蔵の片方を全て渡し、周瑜はその豪胆さ、非凡さに驚くと共に、今後に求めるべき人物と思い、二人は親交を深めるきっかけになりました。お金持ちであると同時に、他者にどう使うか、それを理解している人物ですね。

 

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呉の武将

 

 

 

劉備に投資した・糜竺

麋竺

 

さて、こちらは別の人物へのコメントですが、ご紹介させて頂きます。

 

 

「糜竺は劉備に貢いだり火事にあったり散財、魯粛は死んだ兵士達の家族に手当てを上げて散財、曹嵩は曹操に上げて散財」(コメントについて間違えてしまったとあったのでその点改編させて頂いております)

引用元:はじめての三国志TV

 

劉備を支援する麋竺

 

だから曹洪が一番金持ち……と続きますが、この通り、麋竺は劉備に全てを賭けた、と言ってもいい人物です。呂布に徐州を奪われ、二進も三進も行かなくなった劉備に妹を嫁がせ、人や資金を渡して援助しました。

 

麋竺と劉備

 

このため劉備はまた息を吹き返すことになりましたが、この頃の劉備がいずれ皇帝となるとは誰も分からなかったでしょう。そこまで劉備に賭け切った、財産の持ち主にして賭け所を見極めた人物です。

 

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蜀のマイナー武将列伝

 

 

危うく曹丕に殺されかけた・曹洪

曹洪

 

 

「曹洪かと思います、しかし借金関係で曹丕とは何かと揉めたらしいですね」

曹洪 出て来ると思ってたわ~」

引用元:はじめての三国志TV

 

曹洪

 

さてかなりお金持ちとして印象が強い曹洪、正史でも「ケチ」と言われちゃっているお人です。その財産は曹操が資産調査をした際に、自分より多くて(もしくは同等で)驚いたというほど。

 

曹植を暗殺しようとした曹丕を止める卞皇后

 

また逸話では曹丕が借金を申し込んだが断ったため、これを恨んで罪を犯した曹洪の食客と一緒に処刑しようとしますが、この際に卞皇后や曹真に窘められて、命は救われました。

 

曹洪と曹操

 

実は曹操は嘗て大ピンチ時に曹洪によって救われたことがあり、この話で曹丕を説得したのです。何にせよ三国志演義でも(人違いしてますが)ケチで有名なこともあり、一番お金を持っていた印象は強いですね。

 

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魏のマイナー武将列伝

 

 

我が子に投資した・曹嵩

曹操に招かれウキウキする曹嵩

 

 

「曹嵩だろうな他のメンバー、1億銭とか持ってたのか?それだけではなく、朝廷の有力者などにも賄賂も贈り、曹操に陳留に呼ばれたときにも、馬車数千台?とかで移動する有様」

霊帝「この4人の中では、やはり太尉の職を一億銭で買い、憲碩等にも賄賂を贈った曹嵩ではないか」

引用元:はじめての三国志TV

 

曹嵩

 

曹嵩は皆さんご存知、乱世の奸雄、曹操の父親。夏侯氏からの養子であり、宦官の子ではありますが養父・曹騰は歴代の皇帝に信頼され、重用された人物。

 

財宝を持ち歩いて移動してしまった曹嵩

 

霊帝さまも仰っている通り、膨大な額で大尉の職に就き、曹操が兵を挙げた際にもやはり家財を投じて多くの兵士を集めるなど、私財を息子のためにも使った人物です。恐らくは曹騰から受け継いだ財産ではないかと思いますが、それはそれとして投資先をしっかりと見極めていた父の優秀さを感じますね。

 

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帝政ローマvs三国志

 

 

その他の面々

薄い五銖銭を作らせる董卓

 

 

「これは富み奢ること甚だしいと言われた袁隗ですね」

「窄融。略奪しまくって、壮大な仏教寺院をつくったそうな」

「悪銭No.1なら潘璋かな」

「悪政をしまくった董卓じゃないのか」

引用元:はじめての三国志TV

 

ポイント解説をするセン様

 

さてその他にも多くの人物たちがコメントに寄せられていました。この時代、私腹を肥やす、や吝嗇、と言われるように、私財を溜め込み過ぎることは悪辣のように言われてきました。

 

しかし、貯めておかなければいざという時に使えません、貯めることは決して悪ではないのです。そしてその使い先をどうするか、それこそが大事な時代でした。

 

三国志を楽しく語るライターセン様

 

なのでお金を持っていても使い方が上手な人は「金持ち」であって「溜め込んでいる」という印象を受けないというのが、今回はアンケートから伝わってきましたね。

 

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曹操孟徳

 

 

三国志ライター センのつぶやき

三国志ライター セン

 

今回の面々を見ていると、良く投資先を見極めた人たちが多くいます。そして彼らが多額の私財を援助したからこそ、天下に羽ばたく英雄たちが生まれたのです。そう考えると、彼らこそ英雄の立役者なのかもしれませんね。

 

陸遜

 

こういった縁の下の話はあまり華々しくないと思われるのか、カットされがちな所ですが「上手なお金の使い方」は現代に通じるものがあると思います。「お金は使った時にこそ価値が出る」皆さんも賢く貯金、賢く使っていきましょう。

 

センさんが三国志沼にドボン a

 

ざばーん!

 

三国志の大金持ちは?アンケート

 

引用元:はじめての三国志TV

 

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セン

両親の持っていた横山光輝の「三国志」から三国志に興味を持ち、 そこから正史を読み漁ってその前後の年代も読むようになっていく。 中国歴史だけでなく日本史、世界史も好き。 神話も好きでインド神話とメソポタミア神話から古代シュメール人の生活にも興味が出てきた。 好きな歴史人物: 張遼、龐統、司馬徽、立花道雪、その他にもたくさん 何か一言: 歴史は食事、神話はおやつ、文字は飲み物

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