この記事の目次
猿たちを訓練し武装する孫悟空
自分のいない間に自分の土地を他者が蹂躙しようとした。三国志では良くある光景ですが、何なら統治者がいても内部リーク者とか出たりしますが、悟空はこれに考えを改めます。
そう、部下である猿たちをもっと強くしようということで、武器や防具を集めます。因みにこの武器や防具は傲来国から奪ってきたものです。「死んだら返すよ!」ってことでしょうか?(不死身)
そうして猿たちを軍団にまでまとめ上げた悟空ですが、部下たちが武装しているのを見ていて、ちょっと羨ましくなってしまうのでした……。
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龍王の所から重さ8トンの如意棒を強奪
という訳で東海龍王の宮殿に乗り込み、如意金箍棒を強奪してきます。これは如意棒、とも呼ばれて悟空の武器としても有名ですね。
如意棒はその名の通り、持ち主の意によって自由自在にその大きさや太さを変える武器。尚重さは八トンとかいうとんでもない武器で、これはやはり悟空でなければ使えない武器でしょうね。その他にも他の龍王に金の防具一式を献上させ、ただでさえ強い悟空は完全武装を成し遂げました。
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地上を支配した気分で牛魔王と宴会していると
さあこの世の春を謳歌しようと言わんばかりの孫悟空。ご存知、牛魔王ら他の六大魔王たちと宴会をスタート。ここで牛魔王たちと義兄弟となりますので、ある種、桃園の誓い(西遊記)と言えるかもしれませんね。そうして気分良く酔ってしまい、酔いつぶれてしまった悟空。
……と、そこに何やらお迎えが?
ということで、ここから悟空だけの西遊記ストーリー、後編に続く!
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三国志ライター センのひとりごと
さて孫悟空だけの西遊記、まだまだ前半部分でしたが、どうでしょうか?
何が凄いって悟空の強さ、そして賢さです。また猿たちを統率して、軍団にまで鍛え上げるその手腕は確かなもの。これを初手で放置してしまった天界の采配ミスでは?
しかしそんな孫悟空でも、勝てない敵が出てくる?!という訳で後編のストーリーをお楽しみ下さい!
ざぶーん!
参考文献:西遊記
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