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李信が捕虜になれば秦軍は逆に集まる?河了貂の危険な再結集策
※このページは「キングダム885話ネタバレ予想|河了貂の『大きな犠牲』は李信?捕虜を利用して秦軍再結集へ」の2ページ目です。第884話では、信たちが残存兵を集めて三軍を立て直す方針を決めました。ただし、散開した兵同士をどうつなぐのかはまだ分かっていません。ここでは、その答えとして「捕虜」と「李信」を使う可能性を考えます。
【1ページ目から読む】河了貂の「大きな犠牲」は何を意味するのか
趙軍が捕虜交換を持ち出す可能性

趙軍が捕虜交換を持ちかけ、秦軍側に将軍の身柄を要求する展開を予想した図解
ここから先は作中でまだ描かれていない予想です。秦軍が残存兵の再結集を始めたと趙側が知った場合、趙軍にも対応が必要になります。散った兵を一人ずつ探すより、秦兵たちが自分から動かざるを得ない状況を作った方が早い。そこで使えるのが捕虜です。
捕虜の解放と引き換えに、秦側へ何らかの条件を突きつける。将軍の身柄を要求する可能性も考えられます。ただ、ここは少し注意が必要です。李牧本人が捕虜を処刑したり、交換を命じたりすると決めつけることはできません。現時点では、捕虜が今後どのように管理されるのかも、李牧がどこまで直接関与するのかも不明です。今回の予想では、捕虜が李牧の直接的な指揮系統から離れ、趙側の別の判断で交渉材料になる可能性まで含めて考えています。もし趙軍が残存兵を誘い出したいなら、捕虜はかなり使いやすい材料です。そして交換相手として価値が高い人物を挙げるなら、信は外せません。
李信は「捕まってはいけない将軍」だからこそ使える

河了貂のいう「大きな犠牲」とは、李信自身が危険な役目を担うことではないかと考察した図解
普通に考えれば、信を敵へ差し出すなどあり得ません。現在の飛信隊にとって信は軍そのものと言っていい存在です。秦軍全体で見ても、三将の一人が失われれば再編は大きく後退します。だから趙軍も信を追っている。しかし、河了貂がその価値を逆に利用するとしたらどうでしょう。
・信が捕虜交換の場へ向かう。
・趙軍は信の確保を狙う。
当然、追撃側の兵力も信へ引き寄せられるでしょう。その間に蒙恬、羌瘣、河了貂らが別方向へ動ければ、残存部隊へ接触する時間を作れるかもしれません。要するに河了貂が使うのは、信の武力ではありません。「趙軍が信を放っておけない」という価値そのものです。これなら第884話で示された「大きな犠牲」ともつながります。死ぬことが犠牲なのではない。一番失ってはいけない人物を、あえて敵の手が届く場所まで進ませる。その判断自体が十分に重いものです。
ここは『キングダム』の時代とは大きく離れますが、捕虜交換そのものには興味深い事例があります。

捕虜交換は単純な1人対1人ではなく、李信1人と多数の秦兵という構図もあり得ると考察した図解
李信を捕らえれば秦軍の再編そのものを止められる。趙側がそう考えるかどうかでしょう。
—熱き『キングダム』の原点がココに—
キングダム885話予想:でも李信一人を囮にしても兵は集まらない
ここまでは「信が囮になる」という予想に見えるかもしれません。ただ、おとぼけが今回それだけでは足りないと思う理由があります。信が趙軍を引きつけたとしても、それだけでは散開兵は集まりません。飛信隊の兵たちが信の位置を知らなければ、結局バラバラのままです。ここで捕虜交換が意味を持ってきます。趙側が交換や投降を迫るなら、その情報を秦側へ届ける必要があります。

「信が趙に捕らわれた」という情報が各地へ届き、秦軍の共通目標が生まれる展開を示した図解
むしろ残存兵まで動かしたいなら、広く知らせた方が都合がいい。
「李信が趙軍の手に落ちた」
「捕虜が一つの場所へ移される」
そんな情報が広がった場合、散っていた兵たちには初めて共通の目的地が生まれます。飛信隊なら信を助けたい。楽華軍や羌瘣軍にしても、三軍再建の中心となる将軍を失うわけにはいかない。それまで山野へ散っていた兵たちが、自分から同じ方向へ動き始める可能性があります。第884話で欠けていた「兵と兵をつなぐ方法」が、ここで生まれるわけです。
李信の捕縛そのものを「集合命令」に変える
本著者・おとぼけが今回の予想で一番面白いと思っているのが、この部分です。通常なら、将軍が捕まれば軍は崩れます。ところが今の秦軍は、すでに崩れた後です。兵は散り散り。指揮系統も壊れかけています。この状態では普通の軍令を出しても、全員には届きません。ならば、誰にでも分かる事件を起こす。信が敵の手に落ちたという情報ほど、飛信隊を動かす知らせはないでしょう。趙軍にとっては信を捕らえることが目的。秦軍にとっては、信のいる場所が一時的な集合地点になる。

「信を救え」が合図となり、飛信隊・楽華軍・羌瘣軍の兵が一か所へ集まると予想した図解
同じ出来事を、敵と味方がまったく違う目的で利用することになります。もちろん、とんでもなく危険です。信がそのまま殺されれば作戦は成立しません。集まってきた秦兵を趙軍が包囲してしまえば、三軍再建どころか残存兵まで一網打尽になる恐れがあります。それでも河了貂が「犠牲」を口にしたのなら、最初から安全な策ではないのでしょう。失敗したときの被害が大きいからこそ、河了貂も簡単には言い出せなかった。そんな読み方もできます。
キングダム885話予想:蒙恬と羌瘣はもう一つの囮になる?
信が捕虜交換へ向かった場合、趙軍の注意がすべて信だけに向くとは限りません。蒙恬と羌瘣もまた、李牧軍が逃したくない将軍です。ここで三将を同じ方向へ動かす必要はありません。信を一方へ向かわせる。蒙恬と羌瘣は別方向へ動く。趙軍が三将を追うために兵力を割けば、その間に隙間が生まれます。
河了貂や別働隊が残存兵へ接触するなら、その時間が重要になるでしょう。李牧が警戒していたはずの「再編の核」を、今度は河了貂が敵軍を分散させる材料として使う。おとぼけはむしろ、ここまで含めて初めて河了貂らしい作戦になる気がしています。ただ逃げるだけではない。敵が自分たちを追ってくる理由まで利用する。第884話で信が取り戻したのは戦う気持ちでした。第885話で河了貂が取り戻そうとするのは、兵そのものよりも、軍として動くための「つながり」なのかもしれません。
メモ
▶【キングダム879話ネタバレ】河了貂の策が完全崩壊!李牧の包囲網で飛信隊絶体絶命
「信を救え」が飛信隊復活の号令になるか
敗北して逃げ続けている間は、それぞれが生き延びるだけで精一杯です。ところが「信を助ける」という目的が生まれれば話は変わります。軍令が届かなくても、自分がどこへ向かうべきか分かる。これは兵数の回復だけではありません。一度失った士気を戻すきっかけにもなります。
信自身が捕らわれるという最悪の知らせが、逆に飛信隊を飛信隊へ戻す号令になる。もし原先生がこの逆転を描くなら、かなり『キングダム』らしい展開ではないでしょうか。ただし、ここにはもう一つ避けられない問題があります。秦軍が再び集まるまでの間、捕虜は無事なのか。河了貂は、本当に全員を救うつもりでこの策を提案できるのか。第884話の「大きな犠牲」は、信一人の身柄だけでは説明できない可能性もあります。
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