募集期間:2021年7月(1週間)
英雄は活力にあふれ、何事にも精力的に活動するため、女性関係も積極的で派手になってしまうもの。だからこそ「英雄、色を好む」などとも言われる訳ですね!
また、地位のある男性ともなるとその優秀な子孫を残し、家を継いでいく必要も求められるため、妻の数が多くなったりもして……まぁ、後世でそう言われてしまうこともあるでしょう。しかし、何事も行き過ぎると欠点となることは世の常。
そこで今回のアンケートは「三国志のドスケベは?」
一体誰が選ばれるでしょうか?
「その浮気、致命的な結果を」曹操
「もっと好色な人もいたかもしれませんが、三国志を終わらせかねないドスケベ(雛氏にかまけて殺されかけた)をした曹操がNo1」
「自分が選ぶなら、そりゃ人妻・未亡人スキーの大先輩であらせられる曹操様一択でございましょう」
引用元:はじめての三国志TV
コメントでも散々ツッコミを入れられていましたが、曹操の浮気エピソードと言えば張繡の一件。未亡人に手を出したばっかりに息子の曹昂、忠臣の典韋、一族からは曹安民……とんでもない、そして取り返しのつかない結果を招いてしまいました。
更に命からがら帰ってみれば、曹昂の死で嫁の丁夫人大激怒。確かにここで曹操が死んでいたら三国志はどうなっていたのか、結果的に歴史を賭けた浮気になったと言えますね。
こちらもCHECK
-
典韋、曹昂を討ち取りながらも評価された賈クを考察
続きを見る
「寧ろ恋愛担当か?」劉備
「劉備は現地に溶け込むために有力者の娘や妹と仲良くなったイメージ」
引用元:はじめての三国志TV
あまり劉備がスケベ心を起こした……という印象は皆さんなかったようです。劉備も幾人かの妻を娶っていますが、妻を何人も娶るというのは当時の価値観から言うとそこまでおかしいものではなかった点も大きいでしょうか。
正史では険悪な仲の孫夫人も、三国志演義では良い関係を気付いている所を踏まえると、割と恋愛担当の可能性も……?
こちらもCHECK
-
【まさかアッチ?】美女を退けた関羽の劉備愛が凄い
続きを見る
「どっちかっていうと……」司馬懿
まあ司馬懿はそこまで「そういうイメージ」ではないでしょうね。一応、司馬懿の浮気というか、そこまでではない話と言えば、出世し始めると側室を持つようになって正室以外を寵愛し始め、張夫人を蔑ろにし始めるのですが……ある日、病に倒れます。
病に倒れた司馬懿を見舞った張夫人に、突然怒り出して心ない罵倒をする司馬懿。夫人は怒りと恥ずかしさとで息子を巻き込み断食して死のうとするのを慌てて司馬懿が止める、というお話があります。まあこの話もどちらかというとやらかしたな、くらいのエピソードで、そこまでスケベ心は感じない、かな?
こちらもCHECK
-
司馬懿は病気で女性を殺していた!?【はじめての三国志事件録】
続きを見る
司馬炎
「個人的には圧倒的に司馬炎」
「後宮に美女を集め、自分は牛車で移動。牛が立ち止まった場所の美女を寵愛する、なんて事を繰り返した司馬炎でしょう」
引用元:はじめての三国志TV
さて晋を建国した司馬炎ですが、統一後は気が抜けたのかはたまた早く子々孫々をもっとこさえねばと思ったのか、巨大な後宮を作ります。そこに集められた女性は総勢一万人とも言われ、とんでもないハーレムを作り上げたのでした。
まぁこれほど女性が多ければ通う女性も選ぶのが大変なので、夜伽の際は羊に車を引かせて止まった部屋の女性と一夜を共にしたとか。巨大な後宮を作ったためか子供の数は多かったのですが……それが結果として八王の乱に繋がるので……こいつは本当にやってしまったなぁ、という印象ですね。
「転生したら司馬炎になりたい」
引用元:はじめての三国志TV
陛下、その場合は息子さんよりもその嫁の教育のほどを何卒宜しくお願い申し上げます。
こちらもCHECK
-
司馬炎はなぜ呉を滅ぼすのに15年かかった?中華統一はどうでもいいの?
続きを見る
その他
「思い浮かんだのは董卓だったんだなぁ」
引用元:はじめての三国志TV
その他ですが、結構な方がコメントで董卓を挙げていましたね。事実、董卓は暴虐の限りを尽くしました。
洛陽では金品の強奪や、民を惨殺したり……また董卓がそうだったためかその兵士たちも素行が悪く、毎夜のように女官たちを凌辱したと記されています。そういうイメージも統一され、董卓自身も嫌な意味でドスケベ、というイメージはありますね。
ただこちらは本当に笑い話にはできる話ではありませんが……。
こちらもCHECK
-
董卓の逸話の数々とは?三国時代の先駆けとなった暴君誕生秘話
続きを見る
三国志ライター センのつぶやき
さて、最後にご紹介させて頂きますコメントはこちら。
「年相応の恋はいいんや。年相応なら」
引用元:はじめての三国志TV
全く持ってその通り。最初にも申し上げた通り、英雄ともなれば女性関連も派手になるでしょう。子孫をたくさん残すのも、英雄であるものの務めとも言えます。
しかし、度を過ぎてはいけません。それこそ度を過ぎてしまえばただの悪癖となり、命さえも失ってしまうのです。まあ、これを後世から申し上げるのもおかしな話ですが。
今回はこれくらいに、どぼーん。
引用元:はじめての三国志TV
こちらもCHECK
-
美人が大好きな逸話が多い曹操の、美女と同じくらい好きなもの
続きを見る