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これぞゲスの極み!ぶっちゃけ王騎(おうき)将軍の年収はいくら?

2016年1月29日


はじめての三国志_ページネーション

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王騎将軍の年収(1P目)

 

監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


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食邑を与えられると、収入はさらに増加!!

白起(春秋戦国時代)

 

実際に、天才将軍として知られた白起(はくき)は臨時ボーナスとして武安という邑を与えられ武安(ぶあん)候に封じられています。邑は、平均して2500人程度の人口だったようです。一人の税金が一石=100銭だとしても、×2500なら、25万銭という事になり、8250万円が年収になるのです。しかも、この邑は世襲なので、ヘマをしない限りは、子孫に継いでいく事が出来ます。もし、受けられると、とても有り難かったでしょう。

 

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上には上がいる、呂不偉の仰天年収は○○○○円!!

呂不韋

 

さて、キングダムにおいては、秦王政の父子(しそ)を荘襄(そうじょう)王として即位させ、最終的には相国(しょうこく)まで昇った、大商人、呂不偉ですが、彼の年収とは、どの程度になったのでしょうか?

 

記録によると、呂不偉(りょふい)は、文信(ぶんしん)侯として洛陽の10万戸を与えられたという記述があります。換算してみると、100000×5×100=5千万銭です。さらに、これを現代貨幣価値に直すと165億円です。

 

呂不韋

 

もちろん、呂不偉の場合は、これに相国の手当てもつきます。また、呂不偉に口利きを求める人々の賄賂もやってきます。相国になった呂不偉の屋敷には、いつも訪問者が列を為したと書かれていますから、その賄賂も巨額でしょう。おそらく、呂不偉の個人資産は、数千億か兆単位でしょう。流石は大商人、呂不偉、稼ぎも稼いだものですね・・

 

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春秋戦国ライターkawausoの独り言

kawauso 三国志

 

さて、ゲスの極みである、王騎将軍や同時代の人の個人年収に迫ってみました。もっとも、当時の有力者は、ただ、年収を受けるだけでなく大勢の食客を養っていましたし、また、沢山の使用人を使っていましたから、出て行く額も多かったようですよ。

本日も悠久の春秋戦国時代に乾杯!!!

 

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kawauso

台湾より南、フィリピンよりは北の南の島出身、「はじめての三国志」の創業メンバーで古すぎる株。もう、葉っぱがボロボロなので抜く事は困難。本当は三国志より幕末が好きというのは公然のヒミツ。三国志は正史から入ったので、実は演義を書く方がずっと神経を使う天邪鬼。

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