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三国志の雑学

三国志時代の楽しい農村!当時の農業とはどんなのがあったの?

この記事の所要時間: 334




陳平

 

農業は生活の根本です、何故なら人間は食べないと生きていけないからです。

かの毛沢東も「道路は喰えない」という名言を残していますが、

自動車より、スマホより重要なのが食糧の確保であり、

それは=農業の振興と切っても切れなかったのです。

そこで今回は、三国志の時代の農業について、紹介したいと思います。




華北と華南では、栽培する作物が違った

麦

 

中国は広大であり、華北と華南では気候も違うので栽培している作物も別でした。

華北は乾燥していて、水田には不向きだったので粟(あわ)とか

黍(きび)、麦(むぎ)が栽培されます。

特に粟は、火力が弱い三国志の時代の竈でも、短時間で火が通ったので、

日常食として、身分の上下に関係なく、広く食べられました。

 

一方の華南は、高温多湿で、長江など水に恵まれていましたので、

早い時期から稲が栽培されていたのです。

 

三国志 英雄たちの宴

 

分かりやすく言うと、華北出身の劉備(りゅうび)や曹操(そうそう)は、

粟や小麦を食べ孫権(そんけん)は、華南なので、米を食べていたという事です。

 




当時の開墾の方法 耦耕(ぐうこう)

劉邦と簫何

 

田畑というのは、毎年毎年、作物が取れるというわけではありません。

一度、作物を取ると、土の栄養が殆ど失われるので、一年は休ませて

土地の力を回復させないといけませんでした。

 

しかし、一年、放置しておくと、一度耕した田畑の表面は、再び、

堅くなってしまい、そのままでは作物を植える事は出来ません。

そこで、土おこしと言って、田畑の土を掘り返してほぐす事になります。

 

土を掘り起こす事で、土の中に新鮮な空気を送り込むと共に、

たい肥などを加えて、土に栄養を与えて、作物がよく実るようにするのですが、

その耕起は、非常に骨が折れる作業でした。

そこで、考え出されたのが、二人一組で鋤を使い畑を耕す耦耕です。

 

鋤(すき)とは、どんな農具なのか?

鋤 wiki

(画像引用元:wikipedia 鋤

耦耕に使用されるのは、鋤という道具です。

形としては大きなスコップですが、スコップと違い、

内側に凹みはなく土を溜めて掘りだす事は出来ません。

先端は鉄で覆われていて、地面に突き刺し土を起す事に向いています。

鋤には一本歯と、先が二股に分かれているタイプがあります。

 

耦耕のやり方とは、どんなもの?

耦耕は、大体、同じような背格好の人間二人で行います。

二人が横並びになり、鋤を相手側にV字になるように突き刺し、

お互いに掛け声をしながら、タイミング良く鋤を起していきます。

 

たった、これだけの事なんですが、二人で土を起すので、

力は半分で済む上に、掛け声などを掛けあう事で辛い作業も、

勢いが付き、楽しく行えるというメリットがあったようです。

 

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耦耕は、牛に引かせる犂(すき)が発明されると消滅する

牛

 

耦耕は、牛に犂をセットして、耕す方法が出現してから消滅します。

牛に犂を曳かせる技術は、紀元前3000年代には出現しているようですが、

一般的になったのは、紀元前2世紀から、1世紀の間のようで、

その時代の墓の壁画には、牛に犂を曳かせているシーンが登場します。

 

犂は、牛の肩に掛けて、長く引っ張り、短い沢山の歯がついた部分を

地面に向けて使いますが、このままでは軽いので、鞭を持った、

人間が、犂の上に乗り、牛に鞭を当てて走らせました。

 

こうする事で、犂が深く地に食い込んで深い部分まで土を起せます。

現在のトラクターは、牛がやっていた作業を機械でやっているだけで、

その原理は、牛を使った犂耕作と同じです。

 

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三国志ライターkawausoの独り言

kawauso 三国志

 

耦耕は、孔子(こうし)が諸国を遍歴していた時代、紀元前6世紀には、

もうあったようで、長沮(ちょうそ)と桀溺(けつでき)という

農民二人が耦耕をして畑を耕していたそうです。

牛が農耕の家畜として、飼われるようになり、牛耕が一般化しても、

家畜として牛を持てない貧しい農民はいたでしょうから、

三国志の時代でも、耦耕は残っていた事でしょう。

 

本日も三国志の話題をご馳走様でした。

 

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どうも、kawausoでーす、好きな食べ物はサーモンです。
歴史ライターとして、仕事をし紙の本を出して大当たりし印税で食べるのが夢です。

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