広告募集
帝政ローマ

はじめての三国志

menu

春秋戦国時代

趙奢(ちょうしゃ)とはどんな人?趙の三大天最後の一人で政治・軍事両方に秀でた名将【前半】

この記事の所要時間: 338




キングダム 21 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)

 

キングダムでは趙の新三大天として、李牧(りぼく)龐煖(ほうけん)が活躍しており、

最後の一人はまだ表れていない状態です。

はじさんでも旧三大天である廉頗藺相如を取り上げてきました。

今回は旧三大天最後の一人である趙奢(ちょうしゃ)を取り上げていきたいと思います。




田畑を管理する役人

photo credit: Tangible via photopin (license)

photo credit: Tangible via photopin (license)

 

趙奢(ちょうしゃ)は農民が耕した田畑税を徴税した税を管理する役人でした。

彼はいつものように税を管理していた所、ある個所から税が徴税されていない事に気付きます。

その場所とは、戦国四君の一人である平原君の配下の土地でした。

彼は訴訟を起こし、法によって税を納めていなかった平原君の配下九人を処断。

このように誰であろうと法を犯した者をしっかりと処罰する

厳格な性格の持ち主でした。




平原君との対決。そして…

photo credit: Purple haze via photopin (license)

photo credit: Purple haze via photopin (license)

 

平原君は配下の者が処断されたと聞き激怒します。

そして趙奢を自らの家に呼びつけます。

趙奢は平原君の家に来ると「貴様なぜ私の家の家臣を殺したのか」と

怒気を含んだ声で尋ねます。

すると趙奢は「あなたの家の家臣は、法で定められた

税を納めていなかったので、処断しました。

私は法に照らして処断しただけで、

何か間違った事を行ったのでしょうか。」と反論。

さらに趙奢が考えている国家の税に対する考え方を述べます。

平原君は全く怯える事無く堂々と貴族である自分に反論してきた

趙奢の勇気と見識の深さを大いに認め、

彼を兄である恵文王に推挙します。

 

趙の国の税を司る

photo credit: Orange Bells via photopin (license)

photo credit: Orange Bells via photopin (license)

 

趙奢は平原君から推挙を受け、趙王である恵文王に仕えます。

彼は趙国の税を管理する職を拝命します。

趙奢は趙の民衆から貴族まで、公平に税をかけ徴収していきます。

そのため、以前の趙国と比較し、税収は大いに増えたおかげで、

国庫は満たされていき、国力増強につながっていきます。

初めての戦い

趙奢は税の管理を司る官職から、将軍に転向します。

そして将軍となった初めての戦いは斉との戦いです。

斉の麦丘(ばくきゅう)という名の土地を攻略し、

趙国内で軍人として優れていることを示します。

こうして軍人としての能力を開花させた

彼に秦との対決の時が迫ってきます。

 

一人出撃策を唱える

 

秦は非常に強力な軍勢と天才的軍事の才能を持った白起

軍事・政治両方で優れた才能を持った秦の宰相魏冄(ぎぜん)らが、

各国の領土を侵し続けていました。

そんな無敵の配下を率いる秦の昭襄王(しょうじょうおう)は

胡傷(こしょう)に命じて趙南部の侵攻を行います。

恵文王は秦軍が侵攻してきたと聞き、群臣を集めて会議を開きます。

この時廉頗(れんぱ)と楽毅(がくき)の一族である楽乗は

「閼与(あつよ)までの道のりは大変厳しく

救援に向かうのは無理だろう」と述べます。

しかし趙奢は「閼与の道は険しく大勢の人数が侵攻出来ないため、

攻める方も守る方も一対一の戦いになる。

そのため勇猛な将軍に軍勢を率いさせれば、負ける事は無いでしょう」と

並み居る群臣が閼与の救援を諦める中、一人出撃策を唱えます。

恵文王は並み居る群臣や歴戦の将軍である廉頗らの意見を採用せず、

最近軍事の才能を開花させてきた趙奢を信じ、

彼に「分かった。お主の策を採用しよう。出撃して見事秦軍を迎撃せよ。」と命じます。

趙奢は命令を受けるとすぐに閼与の地へと向かいます。

 

三国志ライター黒田廉の独り言

黒田廉

 

趙奢は趙国末期に出現した名将です。

最初はただの役人であったのが、戦国四君で名を馳せた平原君に見いだされ、

その後斉との戦いで功績を挙げ、軍人の才能を開花させます。

秦が閼与に攻め込んだ際恵文王は趙奢に秦軍を迎撃するよう命じます。

そして彼は趙兵を率いて、秦軍迎撃の総指揮を任された事がきっかけで、

諸国から恐れられる将軍になり、歴史に名を刻むことになります。

「今回の戦国時代のお話はこれでおしまいにゃ。

次回もまたはじめての三国志でお会いしましょう。

それじゃまたにゃ~。」

 

—熱き『キングダム』の原点がココに—

春秋戦国時代バナー



よく読まれている記事

キングダム 40巻

よく読まれている記事:【キングダム好き必見】漫画をより面白く読める!始皇帝と秦帝国の秘密をまとめてみました

兵馬俑 kawauso

 

よく読まれている記事:知らないと損する!始皇帝と大兵馬俑を100倍楽しむための外せないポイント

 

キングダム 政

 

よく読まれてる記事:【衝撃】秦の始皇帝陵は実は完成していなかった!壮大な地下宮殿と兵馬俑の謎

 

兵馬俑

 

よく読まれてる記事:戦術マニア必見!兵馬俑の戦車で2200年前の戦略がわかる!

 

始皇帝

 

よく読まれてる記事:中華統一後の始皇帝は大手企業の社長並みの仕事ぶりだった!?彼が行った統一事業を紹介

 

この記事を書いた人:黒田廉(くろだれん)

 

黒田廉

■自己紹介:

横山三国志を読んだことがきっかけで三国志が好きになりました。
その後の日本史・中国史を学びました。
またいろいろな歴史小説を読んでおります。現在はまっている歴史小説は宮城谷昌光氏の劉邦です。

■歴史人物:

張遼孟嘗君、張作霖など

■何か一言:

今年も頑張ってはじさん盛り上げていくにゃー!!

関連記事

  1. 李広(りこう)とはどんな人?「飛将軍」と呼ばれた男は李信の子孫で…
  2. 【キングダム】呂不韋の一字千金とはどんな名言なの?
  3. 秦国六大将軍、胡傷(こしょう)は王翦の師匠だった!?
  4. これぞゲスの極み!ぶっちゃけ王騎(おうき)将軍の年収はいくら?
  5. これは凄い!司馬尚・龐煖のシバケンコンビがオルド将軍を撃ち砕く?…
  6. 【キングダム】楊端和(ようたんわ)は実在した女将軍?史実を元に徹…
  7. キングダム 519話 ネタバレ予想:強力な山の民の戦闘力
  8. キングダム 511話 ネタバレ予想:王翦はどこへ消えたのか?

google検索フォーム

過去記事を検索できます

ピックアップ記事

おすすめ記事

  1. 【週間まとめ】はじめての三国志ニュース13記事【7/4〜7/10】
  2. 58話:水鏡先生曰く、劉備に足りない人物って誰の事?
  3. 陳勝・呉広の乱とは何?秦国を滅ぼすきっかけを作った二人組
  4. 荀彧は曹操の下でどんな仕事をしていたの?尚書令について超分かりやすく解説
  5. 103話:黄忠・厳顔の老将コンビ大活躍|年寄りをなめるな!
  6. 領土割譲という大事件、三国成立は魯粛の目論見?

三國志雑学

ピックアップ記事

おすすめ記事

【週間まとめ】はじめての三国志ニュース38記事【3/6〜3/12】 世界不思議発見!三国志の時代の日本、西洋、インドの秘密を探る 范蠡(はんれい)とはどんな人?越王勾践を助けた謎の天才軍略家 後継者争いは出来レース?曹丕が皇帝に就くことは生まれる前から決まっていた 荀彧は曹操の下でどんな仕事をしていたの?尚書令について超分かりやすく解説 40代の劉邦が20代の項羽を討ち天下統一することは天命だった!? 荀彧だけじゃない!?王佐の才と呼ばれた漢を紹介! 【キングダム】秦の旧六大将軍と新六大将軍を大胆予想!

おすすめ記事

  1. 三国志一の策謀家、袁術の伝説
  2. 司馬懿は何で諸葛亮宛に黄権を好評した手紙を送ったの?
  3. 【歴史が変わった?】袁術が献帝を擁護していたらどうなってたの?
  4. 蜀ファンに衝撃!実は関羽は劉備の部下ではなく群雄(同盟主)だった!?
  5. 【週間まとめ】はじめての三国志ニュース16記事【5/8〜5/15】
  6. 反信長包囲網に参加した諸将の動きを徹底紹介!
  7. どうして呉は同盟国の蜀・関羽を裏切ったの?
  8. 【初心者向け】反董卓連合軍はどこに布陣していたの?

はじさん企画

帝政ローマ
特別企画


袁術祭り

異民族
諸子百家
春秋戦国時代
日常生活
曹操vs信長
はじめての三国志TV
PAGE TOP