ログイン | 無料ユーザー登録


朝まで三国志
三国志の死因


はじめての三国志

menu

三国志の雑学

【俺たちだって五虎将だ!】魏の五虎将たち~楽進・于禁篇~

楽進




張遼・楽進・李典

 

楽進(がくしん)は字を文謙といいます。

体つきは小柄でしたが、肝っ玉の激しさによって曹操に従いました。

濮陽における呂布攻撃、雍丘における張超攻撃などに参加し、

すべて一番乗りとして戦功を立てたのです。

 

関連記事:【魏の五虎将】俺たちだって五虎将だ!張遼編




楽進(がくしん)の功績

楽進

 

また、官渡の戦いにおける袁紹攻撃に参加し、

袁紹方の将軍淳于瓊を斬り、南皮における袁譚攻撃では、一番乗りとして袁譚の東門に突入しました。

そこで、曹操は王に上奏文をたてまつり、楽進および于禁張遼をたたえて述べました。

「武力が優れているうえに、計略は行き届き、忠義にして純一なる性質をもち、

固い操を保持しております。戦闘攻撃に臨めば、常に指揮を執り、力をふるって、

堅陣を突き破り、堅固であっても陥落させないことはなく、自身枹と太鼓をとり、手はうむことをしりません。

また別軍として征討に派遣されると、軍隊を統率し、兵士たちをかわいがっては和を基本とし、

命令をかしこみ違反することなく、敵にぶつかって決断を下す場合も失敗はございません。

功績を調べはたらきを記し、それぞれ顕彰され恩寵を下さるべきと存じます。」

ちょっと長いですが、まあ要約すれば、「この三人は優秀だから褒美を授けてやってください」ってことですね。

その結果、三人は正式な将軍に取り立てられました。




合肥の戦い(楽進の場合)

関羽 死

 

さて、通常、合肥組と言えば張遼・楽進・李典を指しますよね。

この戦いにおいて、楽進は襄陽に駐屯し、関羽(かんう)・蘇非(そひ)

らを攻撃して彼らを敗走させました。

 

関連記事:はじめての三国志 4コマ劇場 「合肥の戦い」

関連記事:合肥(がっぴ)むかつく!孫権が合肥攻略にこだわる理由とは?

関連記事:孫権は何であれほど合肥城を狙い続けたの?理由をわかりやすく解説(前半)

 

于禁の経歴

戦え于禁㈰01

 

于禁は字を文則といいます。

黄巾の乱が起きると、鮑信は兵隊を呼び集めたので、于禁は彼に付き従いました。

そして。次に于禁はその仲間とともに曹操のもとに出頭し、将軍王朗に所属しました。

王朗は彼を評価し、于禁の才能は大将軍を任せられると推薦しました。

そこで、曹操は引見して彼と話をし、徐州に行かせました。

于禁は徐州を陥落させたため、その才能は認められました。

濮陽における呂布討伐では、于禁は別軍として城の南にある呂布の二陣営を打ち破りました。

また、黄巾の劉辟・黄邵らの征討に参加し、黄邵らが夜襲をかけてきたときに、

直属の兵を指揮して彼らを撃破し黄邵らを斬り、その軍勢を降伏させました。

 

関連記事:【第1話】戦え!于禁文則ん「鮑信との出会い」

関連記事:命乞いでここまで堕ちるか?関羽に命乞いし全てを失った男・于禁

 

于禁のすごさ

李典と于禁、黄巾賊

 

そして、ここがすごいところなのですが、一度は降伏した張繍らがふたたび反乱を起こすと、

曹操は彼と戦って形勢不利で軍は敗北を喫し引き返しました。

このとき軍は混乱し、それぞれ間道を通って曹操を探しました。

しかし、于禁だけは部下数百人を指揮し、戦いながら引き揚げました。

その部下の中に、死傷者はあったけども、離散する者はいませんでした。

そして、敵の追撃が次第に緩くなると、于禁はおもむろに隊列を整え、太鼓を鳴らして帰還しました。

すると、曹操のもとに行き着かぬうちに、道中で傷を受けて逃げる十余人の兵士に出逢いました。

于禁がその理由を尋ねると、彼らは「青州の兵に略奪を受けました」と言いました。

そこで、于禁は腹を立てて、青州の兵を討伐し、彼らの罪を責め立てました。

青州の兵は慌てふためいて曹操のもとに逃げ訴え出ました。

于禁は到着するとまず陣営を設け、すぐに曹操に謁見しませんでした。

ある人が于禁に向かって言いました。

「青州の兵は既に君を訴えておりますぞ。

すぐに公のもとにいってこのことをはっきりさせなければなりません」

于禁は言いました、

「今、賊軍が背後にいる。追撃が来るのも間もないだろう。

まず備えを立てなければ、どうやって敵に対処するのだ。

それに公は聡明であられる。でたらめの訴えが何の役に立つ。」

そして、塹壕を掘り陣営を施き終わると、やっと入って謁見し、詳しくその実情を説明しました。

曹操は喜び于禁に向かって言いました。

 

「イク水における苦難は、わしにとってそれこそ危急の状態だった。

将軍は混乱にありながらよく乱れず、暴虐を討ち取りとりでを固めた。

動かすべからざる節義を備えていると言ってよかろう。

古代の名称であっても、これ以上であろうか」

 

そして、ふたたび曹操に付き従って張繍を穣に攻撃し、呂布を下ヒで捕らえました。

 

魏の五虎将の名将軍ぶり

曹操 真田丸

 

五虎将はみな名将であり、曹操が征伐するごとに、皆代わる代わる起用され、

進撃の時は軍の先鋒となり、帰還のときはしんがりとなりました。

しかも于禁の軍を保持する態度は厳格できっちりしており、

賊の財物を手に入れても個人の懐に入れることはありませんでした。

このため、賞賜は特に手厚くありました。

しかしながら法律で下を統御したのて、あまり兵士や民衆の心を掴めませんでした。

 

貫けなかった意志

馬超フルボッコ02 関羽

 

樊における戦いで、于禁は関羽の猛攻に遭い、とうとう関羽に降伏して捕虜になってしまいました。

しかし、その関羽孫権がとらえ、その軍勢を捕虜にしたので、于禁は今度は呉に住むこととなりました。

曹丕が帝位につくと、孫権は藩国の礼を取り、于禁を帰国させました。

曹丕が于禁を引見すると、髭も髪も真っ白で、顔形はげっそりやつれ、

涙を流し頭を地に打ち付けて辞儀をしました。

そして、呉に使者として派遣するつもりで。

先に曹操の稜に参拝させました。曹丕はあらかじめ、御陵の建物に、関羽が戦いに勝ち、

于禁が降伏しているありさまを絵に描かせておきました。

于禁は見ると、面目なさと腹立ちのため病気にかかり逝去しました。

 

関連記事:これは凄い!巨大な関羽像が荊州に現れる!実は二千年前から巨大像が好きだった中国人

関連記事:蜀ファンに衝撃!実は関羽は劉備の部下ではなく群雄(同盟主)だった!?

関連記事:そんなカバな!!赤兎馬はカバだった?関羽は野生のカバに乗って千里を走った?(HMR)

 

三国志ライター秋斗のつぶやき

秋斗

 

というわけで、楽進と于禁についてお伝えしました。

個人的には、于禁の波乱に満ちた人生に衝撃を受けました。

そんなに大活躍したすごい人だったのに、曹丕は……。

こういうところが、曹丕の冷酷と言われるところですね。

于禁、もっと取り上げられてもいいんじゃないですかね。

 

関連記事:蜀の五虎大将軍ってなに?実は全員揃ったことがなかった蜀の猛将たち

関連記事:これは不公平!趙雲が五虎将軍でドンケツの理由とは?格差の現実を徹底分析!

関連記事:え、そうだったの?蜀の五虎将軍、実は存在しなかった?五虎大将軍の真実!

関連記事:はじめての三国志 4コマ劇場 「楽進と張遼の息子による父親の武勇伝自慢」

 




よく読まれている記事

曹操01

 

よく読まれている記事:曹操を好きになってはいけない6つの理由

 

朝まで三国志

よく読まれている記事:朝まで三国志 三国志最強のワルは誰だ(笑) 第1部

kawauso 投壺

 

関連記事:三国時代の娯楽にはどのようなものがあったの?タイムスリップして当時の人に取材してみた

 

袁紹 曹操

 

よく読まれてる記事:【三国志if】もし袁紹が官渡の戦いで曹操に勝ってたらどうなってたの?

 

この記事を書いた人:秋斗

秋斗

■自己紹介:

三度の飯より歴史と本が好きな三国志女です。

イチオシは周瑜さま。周家の家人になって周瑜さまのおはようからおやすみまでを見つめたい日々です。

 

■好きな歴史人物:

周瑜項羽、土方歳三、今井四郎兼平

 

■何か一言:

数少ないかもしれない女ライターですが、女ならではの視点でやっていきたいと思います。

どうぞよろしくお願いいたします!

草津仁秋斗

草津仁秋斗

投稿者の記事一覧

■自己紹介:

三度の飯より歴史と本が好きな三国志女です。

イチオシは周瑜さま。周家の家人になって周瑜さまのおはようからおやすみまでを見つめたい日々です。

■好きな歴史人物:

周瑜、項羽、土方歳三、今井四郎兼平

■何か一言:

数少ないかもしれない女ライターですが、女ならではの視点でやっていきたいと思います。

どうぞよろしくお願いいたします!

関連記事

  1. 曹操から水攻めを受ける呂布 曹操が呂布に勝てたのは荀攸のとある進言のおかげで攻略できた
  2. 曹彰 曹彰(そうしょう)とはどんな人?勉強嫌いだが、武を磨いて将来を期…
  3. 華陀と麻沸散 世界初の外科手術を行った?華佗とはどういう人物だったか
  4. 荀彧 荀彧と曹植はオシャレ男子だった?三国時代の男子は化粧をしていた
  5. 【保存版】これだけ見れば万事OK!アニメ版「三国志」7選
  6. 夏侯惇 夏候惇の父親としての評価はどうだったの?
  7. 蜀馬に乗って戦場を駆け抜ける馬超 馬超の一騎打ちの強さは正史と三国志演義じゃ全然違う?
  8. 韓信vs孔明 【諸葛孔明の兵法】魏を苦戦させた知られざる孔明のアメーバ戦術

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

CAPTCHA


google検索フォーム

過去記事を検索できます

ピックアップ記事

  1. 孔子と儒教
  2. 霊帝
  3. はじめての三国志からのお知らせ バナー
  4. 酔っ払う関羽
  5. 大政奉還した徳川慶喜
  6. 「燕」の旗を持った兵士
  7. 張遼・楽進・李典
  8. 一騎当千 Animation Art Works Ⅱ 呂蒙 引用

おすすめ記事

  1. 曹操の北伐~袁氏の滅亡~ 亡くなる袁紹
  2. 三国志の故事成語『苦肉の策』(くにくのさく)って何? 苦肉の策(笑)
  3. 陳宮が計画した兗州戦を正史三国志から考察!兗州戦は三つの理由が敗北の原因? 呂布に従う陳宮
  4. 日中交渉は卑弥呼と魏だけではない!? 徐福
  5. 織田信長は非常に騙されやすいお人好しだった。 織田信長
  6. 党錮の禁とは何?刑罰なの?それとも皇帝の命令なの?分かりやすく解説 孔融と禰衡

三國志雑学

  1. 曹操から逃げ回る劉備
  2. 袁術
  3. 的蘆に乗って逃げる劉備
  4. 2つの持論を展開する費禕


“ながら三国志音声コンテンツ開始" “はじめての三国志150万PV" “はじめての三国志Youtubeチャンネル" “広告募集" “誤字・脱字・誤植などの報告フォーム" “はじめての三国志コメント機能"

はじめての三国志 書籍情報

朝まで三国志 三国志最強のワルは誰だ (桃園出版 三国舎)

著:kawauso 価格480円
※Kindle読み放題対応

ピックアップ記事

  1. ハンセン病に侵された徳行者・冉伯牛 冉伯牛
  2. 鍾会を説得する姜維
  3. 邪馬台国と卑弥呼軍
  4. 悪来と呼ばれた典韋
  5. 京劇コスチューム趙雲
  6. キングダム52巻

おすすめ記事

華佗 ギョッ!これも薬?華佗も利用した、ちょいグロな漢方薬の話 游楚(ゆうそ)とはどんな人?諸葛亮の攻撃を耐え抜いた魏の太守 孔明 劉備の剣とハンコ 【知ってた?】三国志の軍隊を動かす為に絶対必要な2つのアイテム 上杉謙信 上杉謙信はどんな性格をしていたのか?義を重んじるきっかけとは? 騎馬兵にあこがれる歩兵 三国志時代の兵士はどうやったら憧れの騎馬兵になれたの?当時の馬事情を徹底紹介! 曹操&袁紹花嫁泥棒 白馬の王子がいっぱい?三国志女さらい列伝 【王翦 vs 李牧】信は王翦により苦境に立たされる? 周瑜 周瑜は諸葛亮のピエロに過ぎなかった!?孔明と周瑜の関係性を考察

はじさん企画

“if三国志" 英雄の死因 “三国志とお金" “はじめての漢王朝" “はじめての列子" “はじめての諸子百家" “龍の少年" “読者の声" 袁術祭り
李傕祭り
帝政ローマ
広告募集
まだ漢王朝で消耗してるの?
HMR
ライフハック
君主論

ビジネス三国志

ながら三国志音声コンテンツ
春秋戦国時代
日常生活
曹操vs信長
架空戦記
ライセンシー
北伐
呂布vs項羽
英雄の武器 編集長日記
はじめての三国志TV
“曹操孟徳" “黄巾賊" “赤壁の戦い" “THE一騎打ち" “夷陵の戦い" “kawausoのぼやき記事" “よかミカンのブラック三国志" 英雄の墓特集 誤字・脱字・誤植などの報告フォーム はじめての三国志コメント機能
“水滸伝"

“三国志人物事典"

“はじめての三国志コメント機能"
PAGE TOP