え、そうだったの?蜀の五虎将軍、実は存在しなかった?五虎大将軍の真実!




劉備 桃園

 

皆さん三国志と言えば蜀がメジャーだと思います。

蜀の初代君主劉備(りゅうび)の時代は魏・呉と比較し兵力や国力は低いですが、

将軍の質は一番でした。

特に優れていた将軍は五虎将軍として名を連ねる事になります。

しかしこの五虎将軍、実は後世の創作です。

今回は創作に至った理由と五虎将軍の由来をお話していきます。




そもそも五虎将軍とは一体なに?

劉備玄徳が眩しい理由 三国志

 

蜀の劉備は漢中を曹操軍から奪うと彼は、漢中王になります。

劉備はこの時、長年支えてくれた文官や武将達に官職を与えます。

彼は特に優れた武将五人を五虎将軍として特別に扱う事にします。

 

桃園の誓012

 

五虎将軍に選ばれた五人は桃園の誓いを行った関羽(かんう)張飛(ちょうひ)の義兄弟。

 

趙雲 人気の理由

 

忠烈無比で劉備から「子龍。一身これ全て胆なり」と激賞された趙雲(ちょううん)

 

黄忠

 

弓矢の名人黄忠(こうちゅう)。

 

馬超

 

涼州の錦馬超である馬超(ばちょう)。

この五人が五虎将軍として選ばれる事になります。




五虎将軍は記載されていない

羅漢中

 

武将として優れていた五人は五虎将軍に名を刻みますが、

実は五虎将軍の名称は陳寿が書いた「正史三国志」には

一切記載されておりません。

また羅貫中(らかんちゅう)が書いた「三国志演義」にも記載されておりません。

 

関連記事:【衝撃の事実】三国志演義はゴーストライターによって書かれた小説だった!?羅貫中じゃないの?

関連記事:赤壁の戦いにモデルがあった?八陽湖の戦い

関連記事:『三国志』人気を数字から考えてみる

関連記事:【はじめての方へ】難しい三国志サイトに飽きたら、黙ってココをCLICK!!

 

いつから五虎将軍が存在するの

キングダムと三国志

 

五虎将軍の名称が生まれたのは、三国時代から1300年以上

後の時代の15世紀の中国でまとめられた三国志演義で

はじめて登場する名称です。

それ以前の三国志演義や三国志に関する講談本には一切出てきませんでした。

 

関連記事:頭がキーン…頭痛に悩んだ曹操、三国志演義は医学的に正しかった?曹操の見た幻覚の原因は何だったの?

関連記事:司馬懿が三国志演義に初登場するのはどのタイミングなの?

関連記事:三国志平話って何?三国志演義の元ネタ

関連記事:三国志演義と正史で大違い?劉備の恩人、公孫瓚

 

それじゃなぜ五虎将軍が生まれたの

張飛VS馬超

 

五虎将軍が生まれた理由は陳寿が書いた正史「三国志」を参考にして

生まれとされてします。

陳寿は正史「三国志」を書いた時に、関羽・張飛・趙雲・黄忠・馬超の

五人を一緒に記載しました。

そして15世紀に三国志演義を編集した編集者が正史「三国志」を見たとき

武勇に秀でて、正史「三国志」で一緒の列伝に記載されている

優れた将軍五人を参考にしたとされています。

 

関連記事:架空戦記の走り? 『反三国志演義』を知っていますか?

関連記事:蜀と孔明を最大限称えよ!三国志演義

関連記事:三国志演義に登場する兵器

関連記事:三国志演義と正史・汴水の戦いを比較

 

魏の五大将軍も創作

蜀の五虎大将と同列の存在が魏にあります。

それは魏の五大将軍です。

 

張遼 カカロットーーーー!

 

魏の五大将軍の五人は「張来来」で有名な合肥の英雄張遼(ちょうりょう)

 

楽進

 

性格が剛毅果断で常に一番槍を挙げ、守りにも強い楽進(がくしん)

 

曹操から漢の名将周勃の息子周亜夫の風格があると言われた徐晃(じょこう)

 

張飛VS張郃

 

曹家三代を支えた名将張郃(ちょうこう)

曹操の創業から支え続けた于禁(うきん)

この五人です。

しかしこの五大将軍、実は蜀の五虎将軍からパクッた物なのです。

そして蜀の五虎将軍が創作であるように

魏の五大将軍も残念ながら創作です。

 

関連記事:これはひどい。曹操の短歌行にパクリ疑惑が!?

関連記事:三国一のヨイショ男、曹操の部下の褒め方が半端ない

関連記事:全員主役級!三国志を日本で映画化するならキャスティングはこれだ!

関連記事:荀彧だけじゃない!?王佐の才と呼ばれた漢を紹介!

 

魏の五大将軍実は六人いた

女性 伏兵 ドグマグラグ 曹操

 

蜀の五虎将軍と同じように、魏の五大将軍も武勇に優れた五人が同じ

列伝に記載されていた事から、五大将軍が生まれました。

しかし張遼らが記載されている列伝ですが、

この列伝にはもう一人記載されております。

その名は朱霊(しゅれい)です。

この朱霊を入れると実は五大将軍ではなく、六大将軍が正しい名称なんです。

 

【次のページに続きます】




次のページへ >

1

2>

関連記事

  1. 三国志の雑学

    保護中: 【保存版】はじめての三国志 登場人物・団体の一覧

    このコンテンツはパスワードで保護されています。閲覧するには以下にパ…

  2. 織田信長
  3. 馬に乗って単身荊州へ赴く劉表
  4. 司馬懿と曹操
  5. 劉邦と簫何(蕭何)

コメント

  • コメント (0)

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。




はじめての三国志企画集

“はじめての三国志企画特集"

3冊同時発売

“三国志人物事典"

“ながら三国志音声コンテンツ"

ASMR

“近代オリンピック




PAGE TOP