広告募集
北伐

はじめての三国志

menu

はじめての変

劉備の蜀攻略戦で活躍したのは武将ばかりではなく、みんな知っている○○があったから

この記事の所要時間: 212




 

劉備は赤壁の戦いの後に益州の使者である張松(ちょうしょう)法正(ほうせい)から

蜀を乗っ取るように勧められます。

劉備の軍師である孔明や龐統(ほうとう)は益州攻略をするべしと劉備に説いたことがきっかけで、

蜀攻略戦が行われることになるのは皆さんご存知だと思います。

その後劉備は龐統や孔明、張飛、趙雲、馬超らの働きによって、

蜀の主であった劉璋(りゅうしょう)を降伏させて蜀を手に入れることになります。

彼ら武将や軍師達の働きが蜀攻略に貢献したことは間違えないことですが、

実は彼らの他にも活躍した物がありました。

それは地図です。

今回は蜀攻略戦で活躍した地図にスポットライトを当てて見たいと思います。

 

はじめての三国志:全記事一覧はこちら

関連記事:張松(ちょうしょう)の裏切りがなければ劉備の蜀制圧は不可能だった?




蜀の詳細な地図を手に入れる

 

劉備は赤壁の戦いが終わると荊州(けいしゅう)南部を占領することに成功。

劉備の人生において初めて広大な領土を手にし、地方領主として出発することになります。

彼が南荊州を領土として経営を始めた頃、益州から使者がやってきます。

この使者の名前は張松といい、劉璋の外交官として色々な軍閥へ挨拶を行っておりました。

張松は劉備と会見して蜀のことなど色々な話を行った後、帰っていきます。

その後再び張松が蜀からやってきて劉備へ「蜀の領主である劉璋は政治に関心がなく為、

民衆は苦しんでおります。

また漢中から張魯が蜀に攻撃を幾度も仕掛けており、

このままでは張魯に益州を取られてしまうかもしれません。

そこで劉備殿に蜀を攻略してもらいたいと考えております。」と驚くべきことを述べます。

そして彼は置き土産として「今回私はあなた様に蜀を攻略してもらう際、

必要な物を用意してきました。

それはこの地図です。ここには蜀の物産や道路、城の規模、守備兵、

各地に住んでいる民衆の数などが事細かに記載しております。

これを参考にして蜀攻略を行えば簡単に蜀攻略ができるのではないのでしょうか。」と

詳細な地図を劉備に渡し、張松は帰っていきます。




準備完了してあの男がやってくる

 

張松は蜀へ帰還すると劉璋へ「劉備殿は人柄もよく、

曹操とは比べ物にならないくらい頼りになる人物であると考えます。

また同じ劉姓であり、殿がお願いすれば必ず力になってくれると考えます。

そこで殿には張魯討伐の正式な依頼を劉備殿へ出すべく、許可をいただきたいと思います。

劉備殿へ張魯討伐依頼を出す際には法正を起用するといいと思います。」と進言。

劉璋配下の文官・武将のほとんどが反対しますが、劉璋は張松の意見を聞いて張魯討伐の

依頼を劉備に出すことを決めます。

こうして法正が劉璋の正式な使者として劉備の下へ向かいます。

 

関連記事:曹操の塩対応に張松ブチ切れ!曹操が冷たく扱ったのは傲慢ではなく驚くべき理由が隠されていた!

関連記事:蜀のブサメン軍師、龐統は魯粛のスパイだった?劉備と龐統、仮面主従の真実

 

張松の地図を参考にして劉備の蜀乗っ取り作戦発動

 

劉備は張松が去った後、孔明・龐統の三人で蜀乗っ取り作戦について話し合いを行います。

この席で劉備は孔明と龐統から説得されて蜀乗っ取りを行う決意を決め、

孔明と龐統の三人で張松からもらった地図を参考にしながら、

作戦を詳細に渡って決めていきます。

その後法正がやってくると劉備は法正に蜀乗っ取り作戦を行うことを告げて、

蜀へ軍勢を連れて向かうことになります。

 

三国志ライター黒田レンの独り言

 

劉備はその後張松からもたらされた地図を参照にして決めた作戦に則って蜀へ侵攻を開始。

そして上記で紹介したように劉璋を降伏させて蜀を手に入れることになるのです。

蜀へ攻撃を行ってからさしたる時間をかけずに主要都市を制圧し、

蜀乗っ取りに成功したのは武将や軍師の働き以外に、

張松がもたらしたこの地図のおかげであると考えますが、皆様はどう思いますか。

 

参考文献 潮出出版 キーワードで読む三国志 井波律子著など

 

 

■記事の内容に関するお問い合わせ(誤植等のご報告など)はこちら

 

はじめての三国志:全記事一覧はこちら

関連記事:孔明とは陰と陽!漆黒の軍師、法正が蜀獲りに大活躍

関連記事:献帝死亡説を利用した?劉備が漢中王に即位したのは孔明と法正の入れ知恵の可能性が浮上!

 

—古代中国の暮らしぶりがよくわかる—

 




 

黒田廉(くろだれん)

黒田廉(くろだれん)

投稿者の記事一覧

横山三国志を読んだことがきっかけで三国志が好きになりました。
その後の日本史・中国史を学びました。
またいろいろな歴史小説を読んでおります。
現在はまっている歴史小説は宮城谷昌光氏の劉邦です。

歴史人物:

張遼、孟嘗君、張作霖など

何か一言:

今年も頑張ってはじさん盛り上げていくにゃー!!

関連記事

  1. 信長ジェラる?高松城水攻めからの甲州征伐の流れが完璧すぎる
  2. 【おんな城主 直虎を見逃した方必見】第一話「井伊谷の少女」の見ど…
  3. これなら誰でも騙される!越王句践の凄まじいゴマすりを紹介。
  4. 【センゴク】織田信長の宿敵・朝倉義景はどうやって撃破されたの?
  5. 【月間まとめ】2016年3月の注目ニュース19選!
  6. 現代ビジネスマンの必携の書?兵法書『孫子』とその作者について
  7. 孟獲(もうかく)はインテリ男子?南蛮征伐は孔明と孟獲のヤラセだっ…
  8. 張飛の死後、一族はどうなったの?蜀の滅亡の転換点に立ち会っていた…

google検索フォーム

過去記事を検索できます

ピックアップ記事

おすすめ記事

  1. 劉備も茶を求めた?中国茶の種類
  2. 霍峻(かくしゅん)とはどんな人?劉備の益州乗っ取りの明暗を分けた名将
  3. 西施(せいし)とはどんな人?中国四大美女の一人であり復讐の道具として生きることになった美女
  4. これは不公平!趙雲が五虎将軍でドンケツの理由とは?格差の現実を徹底分析!
  5. 呉王殺害に成功した暗殺者・専諸ってどんな方法で暗殺に成功したの?
  6. 趙、韓、魏を産んだ超大国、晋(しん)とはどんな国?キングダム戦国七雄を徹底紹介

三國志雑学

“広告募集"

はじめての三国志の書籍情報

朝まで三国志 三国志最強のワルは誰だ (桃園出版 三国舎)

著:kawauso 価格480円
※Kindle読み放題対応

ピックアップ記事

おすすめ記事

朝まで三国志 三国志最強のワルは誰だ(笑) 第11部 孫策、旧勢力に恨まれ無念の死を遂げる キングダム 522話 ネタバレ予想:まさか!紀彗軍が全滅の危機! 魏の五都の人口は?魏は斉になっていた?斉・呉・蜀の三国志 夏侯嬰(かこうえい)ってどんな人?劉邦を挙兵時代から支えた夏候惇の先祖 【はじめての西遊記】ウキッ!と登場、孫悟空(そんごくう)って何者? 【ネオ三国志】第1話:蒼天航路の主人公・曹操立つ 実は鐘会はマザコンだった!人生を狂わせた母の愛

おすすめ記事

  1. 『三国志』人気を数字から考えてみる
  2. 【戦国四君物語】史記から見てみた魏の信陵君ってどんな人?
  3. 【出世の花道】三国志時代の人々はどのように出世した?
  4. 曹操に仕える前の龐徳って何してたの?地方の役人として後漢王朝に仕えていた男の人生
  5. 羊祜(ようこ)ってどんな人?皆に慕われた名将
  6. 【週間まとめ】はじめての三国志ニュース18記事【6/27〜7/3】
  7. 銅雀台(どうじゃくだい)ってなに?どんな建物で何をするところだったの?
  8. 媧燐(かりん)は実在した?ベトナムの女桀と呉の陸胤の戦いの意外な決着

はじさん企画

帝政ローマ
広告募集
特別企画


袁術祭り

異民族
諸子百家
春秋戦国時代
日常生活
曹操vs信長
架空戦記
ライセンシー
北伐
呂布vs項羽
編集長日記
はじめての三国志TV
PAGE TOP