広告募集
項羽vs呂布

はじめての三国志

menu

はじめての変

遼来来!よりも呉は彼を恐れていた?呉キラー曹休(そうきゅう)

この記事の所要時間: 232




 

魏には孫呉キラーと言われる将軍達がおります。

一人目は合肥(ごうひ)の戦いでわずか数千の軍勢で孫権軍10万を打ち破り、

その名を天下に轟かせた張遼(ちょうりょう)

二人目は数年にわたって合肥や寿春など孫呉の国境を守り続け、

孫呉の軍勢が攻めてくれば必ず打ち破った孫呉キラー満寵(まんちょう)

さて今回紹介する三人目の孫呉キラーは曹休(そうきゅう)です。

あれこの人そんなに孫呉軍と戦っていた人なのと思われる方も多いと思いますが、

実は上記で紹介したキラー達と同じくらい孫呉戦で活躍している人物だったのです。

 

はじめての三国志:全記事一覧はこちら

関連記事:民話の中の三国志がカオスな件!関羽が作者羅漢中にブチ切れる




夏侯惇の後任者

 

曹操軍の重鎮として君臨していた夏侯惇(かこうとん)

彼は曹丕(そうひ)が皇帝になると大将軍に就任することになります。

しかし彼は高齢であったために大将軍に就任後すぐに亡くなってしまいます。

彼は孫呉との国境を守っていたのですが、彼の後任者として白羽の矢が立ったのが曹休です。

彼は曹丕から鎮南将軍(ちんなんしょうぐん)の位を拝命すると任地へ赴くことになります。




孫呉キラー曹休の活躍その1:孫呉軍に圧勝

 

曹休は任地に到着するとすぐに孫呉の軍勢が攻撃を仕掛けてきます。

彼は歴陽(れきよう)という土地に孫呉軍が駐屯していることを知ると自ら軍勢を率いて孫呉軍へ

攻撃を行いみごとに孫呉の軍勢を撃破。

曹休は孫呉軍を撃破すると長江沿いにある孫呉の拠点をいくつも破壊して武功をあげます。

この事を知った曹丕は大いに喜び征東将軍(せいとうしょうぐん)へと格上げし、

揚州刺史(ようしゅうしし)の位を与え侯の位を与える大盤振る舞いを見せます。

 

孫呉キラー曹休の活躍その2:張遼らを率いて孫呉軍を撃破

 

こうして孫呉軍との初戦を圧倒的な勝利を収めた曹休。

彼は曹丕が孫呉討伐を行うと孫呉討伐軍に参加することになり、

諸将を率いる黄金のマサカリと征東大将軍(せいとうだいしょうぐん)の位を下賜されます。

曹休は孫呉キラーの先輩である張遼らの諸将を率いて洞浦(どうほ)に駐屯している

孫呉軍の大将である呂範(りょはん)を完膚なきまで叩き大勝利を収めることに成功。

こうして孫呉キラーの名を着実に上げていく曹休は曹丕から

「孫呉キラーとして名乗りをあげたらどうなのだ」と言われたそうです

(すみませんこれはレンの勝手な想像です。)。

曹丕は孫呉の軍勢を打ち破った曹休に揚州の牧の地位を与えることにします。

 

孫呉キラー曹休の活躍その3:孫呉軍を降伏させる

 

孫呉キラーとして孫権から恐れられるほどの功績を挙げ、

国内からも武功の数々を褒めた讃えられていた曹休。

彼は孫呉の軍勢が懲りずに魏・呉の国境沿いにある皖(かん)に駐屯していることを知ると

自ら軍勢を率いて孫呉軍へ攻撃を行います。

この攻撃によって孫呉の武将である審徳(しんとく)が討ち取られ、

孫呉の武将達は曹休の軍勢に審徳が討ち取られたことを知ると降伏してきます。

魏の二代目皇帝である曹叡(そうえい)は曹休が孫呉軍を撃破し、

孫呉の武将を降伏させたことに大喜び。

曹叡は彼に領土を増加させて大司馬の位を与え報います。

 

三国志ライター黒田レンの独り言

 

孫呉キラーとして魏・呉両国にその名を馳せていた曹休ですが、

彼の孫呉キラーとしての戦いぶりはここで止まってしまいます。

孫権は曹休軍をこてんぱんにするため周魴へ魏に偽りの降伏を命じて、

曹休軍をおびき寄せる作戦を決行。

その結果、孫権の作戦は大成功を収めます。

周魴の偽りの降伏を信じてしまった曹休は、

呉軍の猛攻撃を受けて率いていた軍勢はボロボロにされてしまい、

討ち取られる寸前まで追い詰められてしまいます。

しかし魏軍の援軍がなんとか曹休を救出することに成功するのですが、

彼は呉軍に敗北したことが相当に悔しかったらしく病を発して亡くなってしまいます。

しかしレンとしては孫呉キラーとして孫呉軍に幾度も勝利を収めていた曹休を

張遼・満寵に匹敵する孫呉キラーとして認定したいと思います。

 

参考文献 ちくま文芸文庫 正史三国志魏書2 今鷹真・井波律子著など

 

 

はじめての三国志:全記事一覧はこちら

関連記事:趙雲と姜維の一騎打ち!姜維の武勇は本当に凄かったの?

関連記事:三国志時代には馬に乗りながら一騎打ちができなかった!?その理由とは?

 

—古代中国の暮らしぶりがよくわかる—

 




 

黒田廉(くろだれん)

黒田廉(くろだれん)

投稿者の記事一覧

横山三国志を読んだことがきっかけで三国志が好きになりました。
その後の日本史・中国史を学びました。
またいろいろな歴史小説を読んでおります。
現在はまっている歴史小説は宮城谷昌光氏の劉邦です。

歴史人物:

張遼、孟嘗君、張作霖など

何か一言:

今年も頑張ってはじさん盛り上げていくにゃー!!

関連記事

  1. 周昌(しゅうしょう)とはどんな人?高祖劉邦や配下達から信頼を置か…
  2. 意外と義兄弟と離れ離れの時期が長かった関雲長のぼっち履歴をご紹介…
  3. 【劉備の初代軍師・徐庶】剣術家から学問の道へ変更したきっかけとは…
  4. 董卓は何で李儒や賈詡がいたのに賈詡を重用しなかったの?
  5. まるで現在の政治批判、商鞅の改革論がヤバすぎる
  6. え?そうだったの!?西遊記の目的はお経を取る事では無かった?
  7. 孔明の最期の晩餐は一体何を食べていたの?
  8. 【河北の覇者】袁紹は光武帝を真似た戦略を採用したから滅びた!

google検索フォーム

過去記事を検索できます

ピックアップ記事

おすすめ記事

  1. 【月間まとめ】2016年5月の注目ニュース21選!
  2. 今まで有難う趙雲!劉禅や姜維の感謝の言葉に感涙
  3. 劉禅が読んだ韓非子ってどんな本?
  4. 黥布(げいふ)とはどんな人?中国初!?顔に入れ墨を入れ歴史に名を刻んだ王
  5. 衝撃の事実!赤兎馬の子孫が判明!?
  6. 【軍師連盟】晩年の司馬懿には欠点はなかったの?

三國志雑学

ピックアップ記事

おすすめ記事

キングダムの史上最悪の宦官、趙高(ちょうこう)はどうやって浮き上がる? キミとボクの三国志とはどんなアプリゲーム? 16話:菫卓を変貌させた権力と武官差別 秦朗(しんろう)の人たらし術がハンパない!秦宜禄のバカ息子の意外な才能 80話:曹操の命乞いで関羽が曹操を逃がす 【ネオ三国志】第2話:蒼天航路の曹操と魏武の強 高漸離(こうぜんり)が始皇帝に復讐を行う、荊軻の親友の始皇帝暗殺計画 張松(ちょうしょう)の裏切りがなければ劉備の蜀制圧は不可能だった?

おすすめ記事

  1. 【捜神記】火星にときめいた人向け!1800年前の三国志時代にも肉眼でスーパーマーズが見えていた
  2. 【春秋戦国時代の名言】俺は卑怯な真似はしない by 宋襄の仁
  3. 元祖そこまで言って委員会!孔融と禰衡の議論がカオス
  4. 29話:青州兵によって膨れ上がる曹操の兵力
  5. キングダムでお馴染みの秦の函谷関ってホントに難攻不落だった?函谷関に隠された秘密
  6. 宮本武蔵や土方歳三のような剣豪が三国志時代にも存在した?後漢末期の流派も紹介!
  7. 鮑信(ほうしん)とはどんな人?自らの命を犠牲にして曹操を助けた曹操の数少ない友人
  8. 【週間まとめ】はじめての三国志ニュース37記事【1/30〜2/5】

はじさん企画

帝政ローマ
特別企画


袁術祭り

異民族
諸子百家
春秋戦国時代
日常生活
曹操vs信長
はじめての三国志TV
PAGE TOP