【ネタバレ注意】キングダム542話 楔 レビュー&今後予想

2017年12月21日


 

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12月21日発売のYJ、春秋戦国時代漫画キングダムが掲載されていました。

前回は、旧三大天、藺相如(りんそうじょ)の武を体現した

猛将、堯雲(ぎょううん)の履歴が明らかにされ、

それと同時に、朱海平原の名前の由来が藺相如が死ぬ寸前に見た

予知夢、朱に染まった戦場で、堯雲と趙峩龍(ちょうがりゅう)

敵を屠(ほふ)る様子から来た事も判明しました。

そして、堯雲の藺相如の武に恥じない怒涛の攻撃が秦軍の右翼を襲います。

今回のキングダムはどうなるのか?レビューをしてみましょう。

 

※この記事はキングダム最新話542話のネタバレ記事です。

まだキングダム 542話を未読の方はご注意ください。

 

キングダムファン向け:キングダムに関する全記事一覧

前回記事:【ネタバレ注意】キングダム541話 預言の地 レビュー&今後予想

 

監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。戦略設計から実行までの知見を得るためにBtoBプラットフォーム会社、SEOコンサルティング会社にてWEBディレクターとして従事。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


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キングダム542話 趙峩龍と堯雲の手がつけられない無双ぶり

 

堯雲と彼が自ら鍛えた雷雲(らいうん)騎兵隊の突破力は、

亜光(あこう)軍を紙でも破くようにやすやすと突破していきます。

また、趙峩龍も、藺相如の最期の遺言が嘘ではなかった事を確信し、

1・8倍(当社比)位まで奮戦し、亜光軍を粉砕していきます。

 

それに驚いたのは、亜光や王賁だけではありませんでした。

丘の上から状況を見ていた総大将の王翦(おうせん)も、

「王都圏まで入ってくれば、眠れる虎も目を覚ますか」と呟き

 

さらに「危うい」と一言、伝令を呼び寄せ何らかの事を告げます。

ここで告げた事が、今回のキングダムのラストの伏線ですので

どうか最期まで読んで下さいませ

 



キングダム542話 王賁 楔を破壊する為に別働隊を組織

 

堯雲、さらに趙峩龍のすさまじい突破力に亜光は混乱した自軍を下げて

横陣を組み直そうとしますが、あまりにも堯雲が内部まで入っている為に

軍を下げる事が出来ない窮地に陥ります。

それは、もちろん、覚醒しつつある王賁(おうほん)も察知していました。

そして、玉鳳隊の指揮を関常(かんじょう)に任せ、

副長の番陽(ばんよう)と共に堯雲を止めようとします。

 

当初、関常は危険である事を理由に反対しますが、王賁は、

 

あの堯雲の楔(くさび)を取り除かないと、亜光軍は建て直す事も出来ず、

裂けて砕けてしまうと主張し、深入りせずに、ただ、堯雲の騎兵の動きを

一時止める事で、亜光軍が下がる時間を稼ぐ事を主張しました。

 

関常は納得しましたが、同時に、

堯雲の軍は、これまで玉鳳隊が、戦った中でも別次元の強さであり、

合従軍編で戦った魏火龍七将の紫伯(しはく)以上かも知れないので、

十分注意しろと警告します。

 

王賁は「俺もそう感じた」と答えた上で、

だからこそ、俺が止めなければならないと答えて、

僅かな手勢を率いて堯雲の騎兵を止めに向かいました。

 

キングダム542話 嵌められた王賁 雷雲騎兵に狩られる?

 

しかし、王賁が堯雲を止めに入ってくる事は、堯雲の想定内でした。

「獲物が狩り場に入った、思う存分狩れ」と堯雲は張武(ちょうぶ)という、

側近の騎兵に告げます。

 

出ました!キングダムの名物ワード「狩り場」です。

狩り場に嵌められると、徹底的な殺戮にさらされ壊滅する事、間違いなし!

ですが、流石は王賁、途中で異変を察知し、馬首を巡らします。

ところが、ここで王賁のジイである番陽が、雷雲騎兵の攻撃で落馬しました。

 

「わしに構わず賁様をお守りせよ!」番陽は叫びますが、

そこは王賁、クールなように見えて、実は仲間思いですので、

番陽を救出する為に、敢えて狩り場に舞い戻りました。

 

とはいえ、番陽はすでに、雷雲騎兵に囲まれています。

必死に包囲を払いのけようとする王賁ですが、

番陽の背中と胸には、槍が突き刺され、ここで一巻の終わり・・

かと思われました。

   

キングダム 542話 王翦からの助っ人、飛信隊参上!

 

そこで、登場したのは、最近、何でも屋と化した飛信隊でした。

番陽にトドメを刺そうとしていた雷雲騎兵を瞬時に斬殺し

見開きで王賁と共に登場します。

 

信「お前は喜ばないだろうが、助けに来たぜ!」

 

おおっ!久しぶりの王賁と信の揃い踏みです。

同時に、番陽が救助されました、これには、王賁も安堵した事でしょう。

ん?これはつまり、藺相如の武の象徴だった堯雲VS王賁&信の

変則マッチの開始という事になるのでしょうか?

 

キングダム(春秋戦国時代)ウォッチャー kawausoの独り言

 

なかなか大ピンチでしたが、飛信隊が登場してきた事で、

右翼の状況も変わってくるような気がします。

趙峩龍&堯雲VS王賁&信ですから、王賁と信が一人ずつ仕留めれば

これは、大戦果と言えるでしょう。

朱海平原を最期に朱に染めるのは、堯雲と趙峩龍というオチなら、

藺相如の預言は、随分キラーな感じだった事になりますが・・

 

次回記事:【ネタバレ注意】キングダム543話 「主戦場」 レビュー&今後予想

 

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