コメント機能リリース
馬超


はじめての三国志

menu

はじめての変

【閲覧注意】血煙上がる『三国志』きれいなお花を咲かせた将軍たち




袁術

 

千里が万里に、千金が万金に、千歳が万歳に…。

時代が下るにつれてどんどん誇大になっていく表現。

 

詩仙・李白(りはく)「秋浦歌」にも「白髪三千丈」という句が見えますが、

白髪の長さが9km!?そんなわけないだろう!

と真に受けてはいけませんよ。

 

はじめての三国志全記事一覧はこちら

関連記事:三国志の魏、呉、蜀で頭の良い軍師は誰だ?ランキング化するよ!

関連記事:【丞相ランキング】三国志で一番すごい丞相はいったい誰なの?

壮絶!血塗られた『三国志演義

張飛

 

詩に限らず、誇張表現はあらゆる書物に見られます。

そしてそれは『三国志演義』も例外ではありません。

 

韋背上又中一槍、乃大叫数、血流満地而死

(背に一本の槍が突き刺さり、典韋は数回絶叫したかと思うと、

辺り一面を満たすほど血を流して死んだ。)

 

衆視之、乃前日動手殺于吉之小卒、被剣砍入脳袋、七竅流血而死

(皆がこれを見てみると、前日于吉を殺した兵だったのだが、

剣で頭をたたき切られ、目・耳・鼻・口の七つの穴から血を流して死んでいた。)

 

劊子手以刀搠其口、流血満地、大罵不絶而死

(耿紀は処刑人に刀でその口をえぐられ、

血を辺り一面に流しながらも、大声で罵ることをやめずに死んでいった。)

 

などなど、出血大サービス。

何かあれば血煙が上がる『三国志演義』。

今回は真っ赤な彼岸花を咲かせて壮絶に散った3人の将軍を紹介しましょう。

落ちぶれた自分に絶望…袁術

袁術

 

自ら皇帝を僭称するなどやりたい放題だった袁術(えんじゅつ)

豪奢な生活を維持するために民草のケツの穴の毛までむしり取る勢い。

しかし、そんな袁術に愛想をつかした家臣はどんどん離反していき、

袁術の次第に勢力は弱まっていきました。

 

時が過ぎ、呂布(りょふ)曹操(そうそう)が対立。

袁術はこれを好機とみて呂布と同盟を結びますが、呂布曹操に討たれてしまいます。

他に味方が無かった袁術にも不幸が立て続けに起こり、壊滅寸前。

 

一縷の望みをかけて袁紹(えんしょう)を頼りますが、その道中に病を発症してしまいます。

袁術は最期に蜂蜜を溶かした水を求めますが、「そんな贅沢なものはありません」と断られ、

「このわたしがこのざまか!」と絶叫したかと思うと、寝床から転げ落ち、

2Lあまりの血反吐を吐いて亡くなってしまいました。

まだ漢王朝で消耗してるの?

まだ漢王朝で消耗しているの  

諸葛亮を出し抜けない…周瑜

周瑜

 

呉の重臣・周瑜(しゅうゆ)

美男子である上に、智謀にも長けていたとされています。

その上、美女として名高い小喬(しょうきょう)を妻として迎えたという何とも羨ましい人物。

 

しかし、『三国志演義』では最期の最期まで諸葛亮(しょかつりょう)に翻弄され続けます。

諸葛亮にどす黒い感情を抱く周瑜

10日のうちに10万本の矢を集めろと無理難題をふっかけて殺そうとするも、あえなく失敗。

諸葛亮は空の舟を使って見事10万本の矢を手に入れてしまいます。

 

曹操を討つのに火計を用いることにした周瑜。

しかし、問題は風。

周瑜は悩みすぎて何度も血を吐くほど病んでしまいます。

 

ところが、諸葛亮が東南の風を吹かせると言ったことにより、病状はみるみる回復。

風が吹かなくても、諸葛亮を葬り去ることができると思ったのでしょう。

実際には諸葛亮の言葉通り東南の風が吹き、赤壁の戦いで大勝をおさめた周瑜。

 

その後、益州を攻め落として足掛かりとし、曹操を攻めようと企てた周瑜でしたが、

遠征の準備の最中に倒れてしまいました。

そんな折、諸葛亮から手紙が届きます。

 

「天然の要害に守られている益州を落とすのは困難かと思われます。

途中で曹操も攻めてくるでしょう。」

 

これを読んだ周瑜は天を仰ぎ、血を吐き散らしながら絶叫!

天はすでに周瑜を生みながら、なぜ諸葛亮をも生んだのか!

最期まで諸葛亮を出し抜けなかった周瑜でした。

 

ほぼ逆恨みで憑り殺される…呂蒙

呂蒙

 

本来呉の領土であるはずの領土を返さない蜀の態度に業を煮やしていた孫権(そんけん)

呉の孫権に仕えた忠臣・呂蒙(りょもう)は、湘関でふんぞり返る関羽(かんう)を討つために策を練ります。

 

樊城を落とすことに躍起になっていた関羽を更に油断させるために病気のふりをし、

更に商人のふりをして関羽の見張りを突破。

公安・南郡を占拠した上で、関羽の兵士の家族を保護するなど、民草の心をつかむ政治を行いました。

そして、家族が保護されていることを知った関羽軍の士気は完全にそがれてしまいます。

呂蒙は関羽を完全に孤立させて益州への退路を断ち、関羽を死に追いやることに成功

 

しかしその後、呂蒙に異変が起こります。

呂蒙は宴の席で突然孫権につかみかかり、

「生きてお前を殺すことはできないが、

死んでいても呂蒙の魂くらいは道連れにしてやる!

我こそは関羽雲長なり!」と絶叫。

 

体中の穴という穴から血を噴き出して死ぬという壮絶な最期を迎えたそうな。

たしかに呂蒙の計略で死んでしまったけれど…ちょっと不憫な呂蒙。

 

いかがでしたか?

他にも真っ赤な彼岸花を咲かせて逝った将軍はたくさんいますが、

この3人は特にインパクトが大きいですね。

 

しかし、このような大げさともとれる表現がたくさんあるからこそ、

その情景がまざまざと浮かんでくるのも確か。

血煙上がる描写の数々が『三国志演義』の面白さを引き立てているのかもしれません。

 

※この記事は、はじめての三国志に投稿された記事を再構成したものです。

元記事:壮絶、血を吐きまくる三国志武将ランキング

 

はじめての三国志全記事一覧はこちら

関連記事:水攻め、地雷?三国志の中で最強の計略ランキングを三國志ライター黒田レンが発表するよ

関連記事:正史三国志・蜀書で見る蜀で忠誠度の高い武将ランキングを発表!

 

袁術のトホホな逸話
袁術祭り

 

はじめての三国志 編集部

はじめての三国志 編集部

投稿者の記事一覧

三国志の世界観や登場人物を『楽しく・ゆるく・わかりやすく』をモットーに紹介するプラットフォームメディアです。

https://hajimete-sangokushi.com/

関連記事

  1. 曹操の曽祖父 曹萌(そうぼう)は元祖、萌えキャラだった?
  2. ホリエモンが舛添都知事を庇った理由と晏嬰で考える政治家倫理
  3. 袁紹にお茶を渡す顔良 なぜ袁紹は小勢力の曹操に敗北してしまったの?原因は名士だった!?…
  4. 曹丕 そうだったのか!?曹丕はスイーツ男子。詩にスイーツの想いを込めち…
  5. 呂布がカバに乗って暴れまわっているシーン(赤兎馬) 【2018年版】『赤兎馬=カバ説』を裏付ける大発見!なんとあの文…
  6. キングダム時代に活躍した法家 商鞅と韓非はどんな人?
  7. 【ネオ三国志】第9話:呂布の覚醒と劉備軍の降伏【蒼天航路】
  8. 【衝撃の事実】三国志演義はゴーストライターによって書かれた小説だ…

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

CAPTCHA


google検索フォーム

過去記事を検索できます

ピックアップ記事

  1. 劉備
  2. 羅憲
  3. 裏切りそうな悪い顔をしている明智光秀
  4. 鱸魚を釣る左慈
  5. 張コウ 張郃
  6. 西郷隆盛

おすすめ記事

  1. 三国志の時代にダムがあった!蜀が豊かであったのはダムのおかげ ダムが完成した蜀
  2. kawauso編集長のぼやきVol.13「好きな漫画家」
  3. はじめての三国志 4コマ劇場 「難攻不落の門」
  4. 時空を超える関羽、琉球の民話に登場 沖縄そばを食べる関羽
  5. 知らないと貴方も騙される!龐統の心の誘導テクニックが使えるのでこっそり教えちゃいます! 龐統
  6. 諸葛亮が魏延に言った「反骨の相」ってどんな頭の形なの? 魏延の謀反を察する孫権

三國志雑学

  1. 孔融と禰衡
  2. 環夫人
  3. 司馬懿
  4. 孔明


“はじめての三国志コメント機能" “はじめての三国志150万PV" “はじめての三国志Youtubeチャンネル" “広告募集" “誤字・脱字・誤植などの報告フォーム"

はじめての三国志 書籍情報

朝まで三国志 三国志最強のワルは誰だ (桃園出版 三国舎)

著:kawauso 価格480円
※Kindle読み放題対応

ピックアップ記事

  1. 陸遜 剣と刀
  2. 陸遜
  3. 曹操女性の敵2 ゆるキャラ
  4. 成廉、魏越、呂布
  5. 桂小五郎(木戸孝允)
  6. 明智光秀が剣を持って戦っているシーン
  7. 織田信長

おすすめ記事

カオスの極み!五胡十六国時代!原因はあの人にあった… 北伐でやりあう曹叡vs孔明 曹叡が孔明をDISる文章を発見!孔明はマゾでドけちだ! 三国志 武器 【武器】三国志時代やキングダム時代に活躍した鉤鑲や馬甲 宋江、史進、李逵、魯智深、林冲、武松、楊志(水滸伝) 【はじめての水滸伝】主役級を一挙公開、これが好漢だ! キングダム キングダム 534話 ネタバレ予想:李牧はどれ位ヒットマンするのか? 吉田松陰(極悪顔) 吉田松陰の名言を解説「諸君狂いたまえの意味とは?」 三国志を楽しむならキングダムや春秋戦国時代のことも知っておくべき! 日本戦国時代の鎧 戦国時代の武士にも出席簿があった!軍忠状

はじさん企画

“if三国志" 英雄の死因 “三国志とお金" “はじめての漢王朝" “はじめての列子" “はじめての諸子百家" “龍の少年" “読者の声" 袁術祭り
李傕祭り
帝政ローマ
広告募集
まだ漢王朝で消耗してるの?
HMR
ライフハック
君主論

ビジネス三国志
春秋戦国時代
日常生活
曹操vs信長
架空戦記
ライセンシー
北伐
呂布vs項羽
英雄の武器 編集長日記
はじめての三国志TV
“曹操孟徳" “黄巾賊" “赤壁の戦い" “THE一騎打ち" “夷陵の戦い" “kawausoのぼやき記事" “よかミカンのブラック三国志" 英雄の墓特集 誤字・脱字・誤植などの報告フォーム はじめての三国志コメント機能
“西遊記"

“三国志人物事典"

“はじめての三国志コメント機能"
PAGE TOP