皆さんは、キングダム630話の扉絵を見たでしょうか?
なんともはや、羌瘣がオールヌーで我、命の火を灯しに行かんと台詞が入っています。ぼやけた感じですが、やや斜めな立ち方や恍惚な表情を見る限り、かなりウヒョな事を連想させます。これは最近、スピチャ展開が続いたので飽きてしまった読者を繋ぎ止めようとする作者の姑息なサービスカットなのでしょうか?いや、、そんな事は無さそうですヨ!実は今後のキングダム、かなりウヒョな描写が出る可能性が高まりまくりまクリスティなのです。
キングダムファン向け:キングダムに関する全記事一覧
関連記事:キングダム最新630話ネタバレついに冥界編スタート!「天地の間」レビュー考察
関連記事:キングダム630話ネタバレ予想vol3「蒙武に活躍予定はあるの?」
この記事の目次
キングダム631話ネタバレ予想「羌瘣の呪文に答えがある」
kawausoが、話を盛っているに違いないという心無い声もあるでしょうが、全く心外です。何もkawausoは根拠なく、そんな事を言っているのではありません。羌瘣の呪文を考えてみると、それがウヒョ関連だと読めたのです。以下が、その羌瘣が唱えたよみがえりの呪文です。
①心の目は内に
心の手は汝の中心に
納むるは白金の瀬
定むるは泰山の礎
②色無くす時
その目は二つの赤門を見る
第一の門くぐり
第二門内から開くのを待て
③第一の門くぐり
開かずの第二の門心の手で解かし
白き橋へ
それ即ち
盤古の橋
④蚩尤、枉矢、旬始、天峰
来天の王 光の雨に
地は興る
⑤天は地へ
地は天へ
陰陽の奥義
羽仙と地仙は
うねり歌う
⑥人の身は土くれ
人の血も土くれ
人の命は連華の光
唯、唯、光
今回は、この長い呪文を①から⑥に分離して、文言を手掛かりにキングダム連載14年で最も熱いウヒョシーンを解説してみたいと思うウヒョ!
キングダム631話ネタバレ予想「①の解釈」
心の目は内に
心の手は汝の中心に
納むるは白金の瀬
定むるは泰山の礎
これは、羌瘣が信に施した呪術の様子を意味する言葉と推測されます。納るは白金の瀬とは、死者を蘇らせるのに生命力の対価が必要という意味。定るは泰山の礎とは、泰山が生死と寿命を意味する言葉である事から、信の生死を動かすという意味になります。つまり、命を対価にしてあの世に行こうとする信を引き戻すという意味です。
キングダム631話ネタバレ予想「②の解釈」
②色無くす時
その目は二つの赤門を見る
第一の門くぐり
第二門内から開くのを待て
色無くす時とは、漫画で羌瘣が飛ばされた、最初の真っ白な世界を意味します。二つの赤門とは、最初の門が幽蓮と象姉がいた場所、そこから羌瘣が飛ばされた暗闇の中に第二の門があると考えられます。内から開くというのは、すでに生命力を失い何事にも反応しない信の心を動かさないと、第二の門は開かないという意味かと推測します。
ここまでは、漫画の展開そのままですね。
キングダム631話ネタバレ予想「③の解釈」
③第一の門くぐり
開かずの第二の門心の手で解かし白き橋へ
それ即ち盤古の橋
心の手で門を解かすというのが、死者である信と心を通わせるという意味と解釈します。すると、開かずの第二の門が開くという意味でしょう。その後の盤古という白き橋ですが、盤古とは中国神話で、天地創造と共に出現した天と地を支えて立つ巨人の意味なので、そこは天地の間という解釈だと思います。
キングダム631話ネタバレ予想「④の解釈」
④蚩尤、枉矢、旬始、天峰
来天の王 光の雨に地は興る
これは、解釈が難しいのですが、蚩尤は蚩尤旗とつけるとオーロラの事を意味します。枉矢とは大彗星の事で、旬始は戦乱が起きる時に出現するという恒星です。天峰の意味は不明ですが、蚩尤、枉矢、旬始はいずれも古代中国では不吉とされた事ばかりであり、ここまでは中華五百年の大乱を指すと思われます。
その後の来天の王とは、秦王政の事を意味し、光の雨を降らし地は大きく変動します。ここでは中華は乱れ続けたが、ついに秦王政が出現し光の雨を降らし中華は統一に向かうという暗喩でしょう。
【次のページに続きます】