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五虎将軍に斧使い加入!もし徐晃が劉備軍に参戦したら?五虎将の配置が大激変!

2024年11月9日


 

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人形劇三国志を視聴する桃園三兄弟 劉備、関羽、張飛

 

蜀が好きな方に朗報です!とはいっても、あくまでイフシナリオのオハナシとはなりますが。・呉・蜀と三国を並べた時に、なにかと「人材不足」と言われがちな、蜀の劉備(りゅうび)陣営。

 

劉備に重く採用されなかった龐統

 

そこに「誰か魏の武将を一人、引き抜いてよい」と神様が言ってくれた、、、としましょう。あくまでイフシナリオですが、無償で一人、魏から蜀に強制移籍が可能となった世界のオハナシです。蜀が好きな方にぜひ聞いてみたいです。そうなったら、魏から誰を呼び寄せるのがよいと思いますか?

 

猛将のイメージが強い夏侯惇

 

直観的に、夏侯惇(かこうとん)とか夏侯淵(かこうえん)とかは、無理そうだと思いますよね。まして賈詡(かく)とか程昱(ていいく)を引き抜いても、劉備(りゅうび)との相性が悪そうでダメだと思いますよね。そんな風に考えていったとき、一人、劉備と相性が良さそうな性格をしている武将の名前を思いつきました。

五虎大将軍b 関羽、張飛、馬超、趙雲、黄忠

 

しかも私としては、彼を引き入れた場合、ぜひ彼を五虎将軍の一人に加えてあげたい、などとも思っているのですが・・・蜀が好きな方から激論を呼び起こしそうなこのハナシは後回しにして、その引き抜き対象たる魏の武将とは誰かと言いますと、徐晃(じょこう)です!

 

 

監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


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徐晃はただの「斧使い」だけではない!戦績に傷がない軍事キャリア!

徐晃

 

徐晃、字名は公明(こうめい)曹操(そうそう)が信頼をおいていた、名高い魏の勇将です。三国志演義をベースにした日本の漫画やゲーム等では、もっぱら「斧を得意武器としている」という目立ったキャラクター設定が与えられているので、皆さんの印象にもそのイメージで残っているのでは?

 

馬に乗って戦う徐晃(騎馬)

 

この徐晃、どんな人物かと見ていくと、まず、戦績が素晴らしい!彼が指揮をとった部隊では、生涯、明確な黒星がついたことはなかったと言われています。戦に出れば、指揮官としての役割をしっかりとこなし、ピンチに陥っても冷静に状況判断をして、部下や兵士たちを連れて無事に生還してくる、安定感抜群の武将だったのでしょう。

 

行軍する兵士達b(モブ)

 

堅実で無理や失敗の内軍事指揮官となると、とにかく兵力の消耗が致命的な「比較小国」の蜀にとっては、なおさら必要な存在では?

 

 

徐晃のキャラを知れば知るほど、劉備陣営でうまくやれそうな?!

曹操に仕える徐晃

 

だいいち、この徐晃という人物、とことん謙虚で、主君に忠実な、義理堅い男。

 

正史では常勝無敗な常勝将軍・徐晃

 

あるエピソードでは、生涯の戦績を人に褒められたとき、「いやいや、私は曹操様という名君に出会えた幸運な男というだけのことだ。名君に仕えることができたというだけで私は幸せ者だ」という、実に謙虚で、優等生的な回答をしたそうです。この義理堅さ、マジメさ、人の好さ、劉備陣営にはピッタリでは?

 

はてなマークな劉備と袁術

 

徐晃なら、劉備軍に来ても、人間関係でしっくりと他の蜀将と合わせられるのではないでしょうか?いや、もしかしたら、義理人情を喜ぶところのある劉備その人に、既存の武将たちを差し置いて特に気に入られてしまうかもしれません。そうなれば、徐晃もきっと、こう思うでしょう。

 

龐統と孔明を手に入れた劉備

 

「名君に出会えるということは幸せだ。曹操様に出会えただけでも幸運だったのに、私は(なぜか神の力で強制移籍になったとはいえ)もう一人、劉備様という名君に出会えて、なんとも幸せだ」と。

 

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徐晃が長生きしてくれれば「泣いて馬謖を斬る」ことも起こらない!

兵士と禰衡

 

性格的な一致だけではありません。先ほども述べた通り、徐晃は、とにかく「負けない」武将。戦績で「負け」がつかないということは、恐らく、徐晃は勇猛なだけではなく、状況分析力や客観的判断力にも優れた、慎重派の武将だったと推測できます。

 

北伐する孔明

 

この徐晃がもし長生きしてくれたら、劉備亡き後、諸葛亮孔明(しょかつりょうこうめい)北伐(ほくばつ)において、おおいに重宝されるでしょう。なにせ諸葛亮孔明は、北伐の際に、どうにも部下の武将達の「やらかし」に苦しめられていた気配が濃厚なのですから。

 

北伐を結構する孔明

 

北伐に際して、徐晃に部隊を率いさせれば、とにかく安定感抜群、勇猛に攻める時は攻めるが、無理は絶対にしない。

 

山頂に陣を敷いた馬謖

 

このような人物がいたら、ぜひとも、馬謖(ばしょく)の側につけておきたいものです。

 

泣いて馬謖を斬る諸葛亮

 

状況判断に優れ、「負け」星がつくことをとにかく恐れる徐晃が手綱を握っていれば、馬謖も突飛な戦術を展開して諸葛亮の戦略を台無しにすることもなく、すなわち、諸葛亮は「泣いて馬謖を斬る」必要もなかったかもしれません。

 

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馬謖

 

 

 

劉備に気に入られた徐晃が五虎将軍に入るとしたら誰を除きますか?

呂布 ポイント

 

このように、劉備軍とは相性がとてもよさそうな徐晃ですが、ここでひとつ、あえて、三国志ファン、特に蜀ファンの方の激論を惹き起こすイフ展開を入れさせてください。

 

五虎大将軍a 関羽、張飛、馬超、趙雲、黄忠

 

もし劉備が、既存の蜀将よりも、徐晃の性格を気に入り重用するようになり、ついには「徐晃を五虎将の一人に入れてやるのはどうかな?」と言い出した、と仮定しましょう。その際、徐晃のポジションは、誰との入れ替えがよいでしょうか?つまり、徐晃が入るなら、誰を外しますか?

 

徐晃と夏侯淵

 

ここでポイントになりそうなのは、やはり、徐晃のトレードマーク「斧」でしょう。ロールプレイングゲームのパーティのように、あるいはスーパー戦隊モノの五人組のように「斧使い」を入れることで、五人組のキャラを引き立てようと劉備が考え出したら?

 

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三国志ライターYASHIROの独り言

三国志ライター YASHIRO

 

武器の見栄えで言うなら、青龍偃月刀を持つ関羽と、蛇矛を持つ張飛は、大丈夫でしょう。「弓使い」という明確なポジションを持っている黄忠も大丈夫です。となると残る二人と、徐晃を、どうするか?

 

青龍偃月刀を持つ関羽

 

いや、これ以上は、あまりもの激論を呼びそうなので、あえて私の考察はここまでにしておきます。青龍偃月刀(せいりゅうえんげつとう/rt>)関羽(かんう)蛇矛(だぼう)張飛(ちょうひ)!弓使いの黄忠(こうちゅう)!斧使いの徐晃!

 

三国志を楽しく語るライターYASHIRO様

 

もう一枠は、皆さんだったら、どうししますか?あえて、このあとは、皆さんにぜひ空想していただきたい!それでは激論を呼びそうなので、今回はここらで失礼します!

 

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関羽

 

 

 

 

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YASHIRO

とにかく小説を読むのが好き。吉川英治の三国志と、司馬遼太郎の戦国・幕末明治ものと、シュテファン・ツヴァイクの作品を読み耽っているうちに、青春を終えておりました。史実とフィクションのバランスが取れた歴史小説が一番の好みです。 好きな歴史人物: タレーラン(ナポレオンの外務大臣) 何か一言: 中国史だけでなく、広く世界史一般が好きなので、大きな世界史の流れの中での三国時代の魅力をわかりやすく、伝えていきたいと思います

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