【ファンアート】満寵、フレーム占拠!肉田湿さんが描く魏の軍師5人(荀彧・荀攸・郭嘉・賈詡・満寵)

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kawauso編集長(石原 昌光)

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kawauso編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務めるほか、紙媒体やWebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者・おとぼけ(田畑 雄貴)

コンテンツ制作責任者

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月に「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感していただけることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。

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はじめての三国志(はじ三)読者の皆様、こんにちは!読者の皆様から寄せられた素敵な作品をご紹介する「はじ三ファンアート」のコーナーです。

 

「POINT」の文字を指さす、おとぼけのポイント解説イラスト

 

今回は、肉田湿さんから届いた、魏の軍師たちが勢ぞろいした賑やかなイラストをご紹介します!しかも、ただの集合絵ではありません。ご本人の投稿に添えられていたのは「満寵フレームって言いたかっただけです」というコメント。……いったい何が起きているのか、さっそくご覧ください!

 

満寵が画面の右半分を占領!これが「満寵フレーム」だ

ファンアートに描かれた荀彧・郭嘉・荀攸・賈詡の4人

ファンアート「満寵フレーム」より 荀彧・郭嘉・荀攸・賈詡_制作者:肉田湿 様

 

いかがですか!?まず目に飛び込んでくるのは、画面の右側をどーんと占領している満寵(まんちょう)の顔です!手にはスマホ。腕をぐいっと伸ばしてカメラをこちらに向けている、いわゆる自撮りの構図ですね。撮影している本人がレンズにいちばん近いわけですから、当然いちばん大きく写るわけです。ニカッと開いた口元、赤く染まったほっぺた、赤と白の冠と、どこを取っても、見ているこっちまで楽しくなる笑顔です!

 

そして残った左半分に、荀彧(じゅんいく)・郭嘉(かくか)・荀攸(じゅんゆう)・賈詡(かく)の4人がぎゅうぎゅうに押し込まれています(笑)。「満寵フレーム」という言葉の通り、満寵がフレームを作っているようでもあり、フレームを丸ごと持っていっているようでもある。カメラ係がいちばんおいしいところを持っていくという集合写真あるあるが、そのまま三国志で起きているわけですね!背景はポップなピンクの水玉に、白抜きの大きな文字。魏の軍師が5人も揃っているのに、この明るさとテンポの良さがたまりません!

 

小さくなっても個性は爆発!4人の描き分けにご注目

満寵が自撮りする魏の軍師5人のファンアート。左から荀彧、郭嘉、荀攸、上空に賈詡

ファンアート「満寵フレーム」_制作者:肉田湿 様

 

満寵に押されて小さくなっているはずの4人が、それぞれきっちり個性を出しているのがまた楽しいんです!

 

左端が荀彧。黒髪をきゅっとまとめて灰色の冠をかぶり、スクエアメガネの奥で穏やかに微笑んでいます。片手を上げて片足も跳ね上げて、ノリはちゃんと合わせているのに、表情だけは終始落ち着いたまま。この温度差がいかにも荀彧らしくて笑ってしまいました!中央は郭嘉。金髪に青い瞳、頭の上にはしっかり酒瓶と盃が乗っています。両手を広げてポーズを決めながら、目は完全に半眼。テンションが上がっているのか下がっているのか判別できない、あの絶妙な表情です(笑)。

 

その右が荀攸。丸メガネのレンズいっぱいに目を見開いて、口もぽかんと開いています。手を振っているようにも、慌てているようにも見えますね。はじ三デザインのトレードマークである「メガネコンビ」、荀彧のスクエアメガネと荀攸の丸メガネが、こんなに小さなサイズでもきっちり描き分けられているのは、制作陣としてもうれしい限りです!そして上空を飛んでいるのが賈詡!猫のお面を額にずらして、口を大きく開けて笑いながら、片腕を高々と突き上げています。賈詡がここまで全力な姿、なかなかお目にかかれませんよ!

 

ちなみに満寵、実は「軍師」ではないんです!それでも一番デカいのが面白い

編集長kawauso日記02 kawausoさん

 

ここからは、はじ三編集部の余談におつきあいください。この5人の官職を並べてみると、満寵だけちょっと事情が違うんです。

 

荀攸と荀彧

 

荀攸は軍師(のちに中軍師)、郭嘉は軍師祭酒と、この2人は職名にそのまま「軍師」が入っています。荀彧は尚書令、賈詡は太中大夫で、職名に軍師はつきませんが、どちらも曹操の相談役として必ず名前が挙がる人物ですね。ところが満寵はというと、許県令から汝南太守、伏波将軍を経て征東将軍、そして最後は三公の一つである太尉にまで昇っています。作戦を献じる立場よりも、現場を預かって守り抜く立場のほうがはるかに長い経歴なんです。軍師の集合写真に、軍師ではない人がいちばんデカく写り込んでいる。そう思って見直すと、この絵がますます面白くなってきませんか!?

 

合肥の戦いの満寵

 

しかもこの構図、満寵という人の生き様にぴったり重なってくるんです。荀彧・荀攸・郭嘉・賈詡はいずれも曹操の時代を支えた人たちですが、4人とも魏という国が固まっていく時期にはもういません。

 

郭嘉が亡くなり悲しむ曹操

 

郭嘉は207年、荀彧は212年、荀攸は214年、賈詡は223年に世を去っています。対する満寵が亡くなったのは242年(『三国志』魏書・満寵伝)。郭嘉の死から実に35年後のことで、曹操・曹丕・曹叡・曹芳の四代に仕え抜きました。

 

合肥の戦いの満寵と孫権

 

若い頃は容赦のない取り調べで恐れられ、樊城では曹仁に籠城を進言して関羽を退け、のちには対呉戦線をまるごと預かって合肥を守り続けます。234年に孫権が大軍で合肥新城へ迫ったときには、数十人の決死隊を集め、風上から火を放って呉の攻城兵器を焼き払いました!

 

城を守り抜く満寵

 

鮮やかな献策で名を残すタイプではなく、いちばん危ないところに立ち続けて、最後まで居座って、気づけば全員を見送っていた人。そんな満寵が、5人の集合写真でぐいっと前に出てきて、いちばん大きく写っている。これはもう、満寵の生き様そのものではないでしょうか!

 

……と、ここまで一気に語ってしまいましたが、肉田湿さんはきっと「満寵フレームって言いたかっただけ」なんですよね(笑)。編集部が勝手に深読みして盛り上がってしまいました。見当違いでしたら本当にすみません!ただ、それだけあれこれ考えたくなるくらい、キャラクターの立ち方が気持ちいい一枚だということです!

 

関連記事:満寵の有能さを解説します!もう少し広まって欲しい満寵の評価

関連記事:魏の鉄壁!満寵の死因とは?合肥の守護神が残した驚異の防衛戦

 

 

肉田湿さんへ

感謝している曹操

 

とびきり楽しい作品を描いてくださり、本当にありがとうございます!

 

郭嘉

 

魏の軍師を集めると、どうしても荀彧・荀攸・郭嘉・賈詡の4人で完結してしまいがちなのですが、そこに満寵を、しかも最前列の自撮り係として放り込んでくださるとは思いませんでした。おかげで、見慣れたはずの4人まで新鮮に見えています!メガネの形、郭嘉の頭の酒瓶、賈詡の猫のお面と、はじ三のキャラクターデザインを細かいところまで拾って描いていただけたことも、制作陣にとっては何よりのご褒美です。

 

これからも、「はじめての三国志」の記事や動画でキャラクターたちの活躍を楽しんでいただけたら嬉しいです!また魏の誰かが変な顔をしていたら、ぜひ描いてやってくださいね!

 

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肉田湿 様(Xアカウント:@SeedyHalle)

 

 

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