41話:いつかは去りゆくと知っていながら関羽を厚遇した曹操


はじめての三国志コメント機能バナー115-11_bnr1枠なし

曹操 関羽LOVE

 

関羽(かんう)が出した3つの条件を呑んで晴れて関羽(かんう)を配下にした曹操(そうそう)ですが、その手厚い厚遇ぶりは、心ならずも家来になった関羽(かんう)を感動させるものでした。

 

関羽

 

曹操(そうそう)は、関羽(かんう)に、直ぐに偏(へん)将軍の地位を与えて、名誉を保ちまた、関羽(かんう)が手柄を立てる度に贈り物をして、関羽(かんう)が気がかりにしていた劉備(りゅうび)の妻子にも何の不自由も生じないよう気を配りました。

 

五虎大将軍の関羽

 

しかし、関羽(かんう)は、これらの贈り物を丁重に受け取りながらも決して私する事なく、全てに封をしておいていました。やがて、関羽(かんう)は、劉備(りゅうび)が袁紹(えんしょう)の客将として健在であるという情報を手にいれます。

 

前回記事:40話:義将関羽が曹操に出した降伏の3つの条件


関羽に去ってほしくない曹操が取った行動とは?

曹操は関羽をGET

 

それを知った曹操(そうそう)は、関羽(かんう)を一日でも長く引きとめようと避客牌(ひかくはい)という面会謝絶の看板を屋敷に置いて、関羽(かんう)の別れの挨拶を避けようとして小細工しました。

 

曹操の元から離れる関羽

 

関羽(かんう)は、三度、四度と曹操(そうそう)の屋敷に別れの挨拶に向かいますが、その度に、避客牌(ひかくはい)が掛かっています。関羽(かんう)は、意を決して、避客牌(ひかくはい)の前でひざまずき、曹操(そうそう)のこれまでの厚遇に厚く礼を述べると、受け取った贈り物を全て返却し劉備(りゅうび)の妻子を連れて許昌を後にしたのです。


曹操は関羽の義理堅さに感心

親友に裏切られた曹操

 

曹操(そうそう)は、その一部始終を見て、関羽(かんう)の義理堅さに感心します。そして同時に、これほどの武人を失うのを心から寂しく思うのでした。曹操(そうそう)の家来達は、関羽(かんう)を追い掛けようとしますが、曹操(そうそう)はそれを制止しました。

 

曹操

 

「あれほどに義理堅い男を、これ以上困らせてはならん、黙って見送ってやろうではないか、、」

 

関羽(かんう)は、劉備(りゅうび)の下に戻った後も、曹操(そうそう)から受けた恩を決して忘れませんでした。

 

曹操を逃す関羽

 

後に赤壁の戦いで、敗戦した曹操(そうそう)を関羽(かんう)が黙って見逃したのは、この時に受けた恩があり、曹操(そうそう)を斬るに忍び無かったからだと言われています。

 

関羽の青銅像

 

曹操(そうそう)のような人を人とも思わない計略を常とする男をと、ここまでの信頼関係を築いた関羽(かんう)は、やはり大人物だと言えるでしょう。

 

次回記事:42話:袁紹には悪夢、顔良、文醜が関羽に斬られる

 

 

関連記事

  1. 霊帝
  2. 始皇帝 はじめての三国志
  3. 張任

    はじめての蜀

    93話:名将 張任、遂に堕ちる

    張任(ちょうじん)の立て籠る雒城は名城であ…

  4. 関羽の死

    はじめての蜀

    107話:関羽の死|桃園三兄弟の悲しい別れ

    関羽(かんう)に縁談を蹴られた孫権(そんけ…

  5. 馬超の仲間入り

    はじめての蜀

    96話:孔明の計略炸裂!馬超は劉備の軍門に下る

    馬超(ばちょう)との一騎打ちにケリを着けら…

  6. 公孫淵

コメント

  • コメント (0)

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。




はじめての三国志企画集

“はじめての三国志企画特集"

“はじめての三国志公式LINEアカウント"

“二宮の変

“三国志データベース"

“三国志人物事典

“はじめての三国志公式LINEアカウント"




PAGE TOP