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孫尚香ってどんな人|孔明に曹操、孫権と並び評された人物

この記事の所要時間: 245

孫尚香

 

孫尚香(そん・しょうこう)と言えば、

三国無双をプレイしている人にはお馴染みの女傑です。

 

彼女は、呉の孫権(そんけん)の妹(異母妹)であり、

また、呉が劉備(りゅうび)との同盟を強固なものとする為に

政略結婚で劉備の夫人になり蜀に入った事でも知られています。

 

さて、三国志演義では、30歳位年の差がある劉備と仲の睦まじいかった事

そして、腰弓(きょうきゅう)姫と呼ばれた男勝りの武芸の達人だった事になっている

この孫尚香ですが、実際はどうだったのでしょうか?

 

 

 

孫尚香はどんな人だったの?

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不思議な事に、孫尚香は、孫権の妹という重要なポジションにいるにも

関わらず、呉書には一切の記述がなく、蜀書法正伝にまとまった記述が

存在しています。

 

それによると、彼女は、才気豪勇の点で兄の面影があったとされています。

 

そして、演義と同様に、彼女は侍女達を武装させて周辺に置いており、

劉備は、寝室に通うのを非常に恐れたともあるようです。

 

曹操(そうそう)とさえ、対等に張り合う度胸の持ち主の劉備が

怖がる程の侍女ってどんな侍女でしょうか?

見たいような見たくないような、、アマゾネスという言葉が、

頭に浮かんでしまいますね。

 

さて、このような正史の記録から見ると、孫尚香が、

男勝りで武勇に優れていたというのは、事実であるようです。

 

 

孫尚香と劉備は本当に仲が良かったの?

三国志 夢

 

では、劉備との仲が睦まじかった、、というのはどうなのでしょう?

 

これについては、孔明(こうめい)の衝撃的な発言が残っています。

 

「北に曹操、南に孫権、更に内にあっては孫夫人の脅威があって、

それでも我が君が大業を遂げたのはひとえに法孝直の功績である」

 

ここで、孔明は、法正(ほうせい)を褒めているのですが、

劉備の夫人、孫尚香を曹操、孫権に匹敵する脅威としています。

 

この記述を見る限り、蜀に入ってからは、それまでのじゃじゃ馬を

卒業して夫劉備に尽くす孫尚香のイメージは出てきません。

 

おそらく、蜀でもワガママ放題であったか、、

或いは呉の孫権と連携して、様々な策謀を弄していたか、、

真実は、いずれであれ、劉備やその家臣にとっては、

扱いづらい人物であったようです。

 

 

劉備が益州を平定後、呉との友好関係は必要なくなる

三国志 蜀

 

劉備が益州を平定すると、劉備は、根拠地を得て、

呉との関係をそこまで友好的にする必要が無くなります。

 

そこで、孫尚香は、呉に帰るのですがこの時に劉備の皇太子だった

劉禅も一緒に連れ帰ろうとします。

もちろん、劉禅は徐夫人と劉備の間の子供で、孫夫人とは、血縁がない赤の他人です。

緊急事態発生、人さらいです(笑)

 

それを察知した孔明は急いで、趙雲を派遣して、長江を封鎖しました。

 

孫夫人は、これでは帰れないのでやむなく劉禅を解放して、一人だけで呉に帰ってしまいます。

 

 

演義と正史の孫尚香の役目

三国志 歴史 老いには勝てず

 

ちなみに演義でも、このシーンはあり、孫夫人の母が危篤だという

手紙を携えた呉の周善という武将が、蜀にやってきて、夫人に帰国を促し

その次いでに劉禅も連れ去ろうとして、趙雲張飛に察知され、

周善は斬り殺されてしまうというものです。

 

ここでは、孫尚香は、人さらいとは無関係となっています。

 

正史にしても演義にしても、劉備が益州を領有した段階で、

孫尚香の役目は終わり、彼女は呉に帰国しています。

その後の彼女がどうなったのか?歴史は何も伝えていません。

 

しかし、劉備の妻となってもしおらしい良妻になる事なく、

どこまでも呉の利益を考えて動いた男勝りの孫尚香は、

今の世の中でも輝きを失わない自由な女性のイメージを感じますね。

 

 

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歴史ライターとして、仕事をし紙の本を出して大当たりし印税で食べるのが夢です。
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