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馬鈞(ばきん)とはどんな人?諸葛亮を凌駕する魏の天才発明家

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馬鈞

 

蜀の諸葛孔明は戦で使う弩(ど)を改良した連弩(れんど)や兵糧を運搬する際に使用する木牛などを開発し、発明家としても大いにその名を轟かせました。

しかし魏には孔明を凌駕する発明家が存在しているのを皆さんご存知でしょうか。

その名は馬鈞(ばきん)といいます。

彼はいろんな物を発明し、中国の農業技術の発展にも貢献していた天才発明家でした。




曹叡の献上品である木彫り人形を動くからくり人形へ変身

 

曹叡(そうえい)はある日、奏楽を演じる木彫りの人形を贈り物にもらいます。

曹叡はこの人形を見て馬鈞を呼び「この人形動かしたら面白そうだから、動かしてよ」と無茶なお願いをします。

しかし馬鈞は「分かりました。」と快諾。

その後馬鈞は家に戻り、木を削って大きな歯車を作成し、地面に対して水平に置いて水力で動くようにします。

その後小さな歯車をたくさん作成。人形も関節が動くよう工夫します。

馬鈞は数日後完成した人形をもって曹叡の元へ戻ります。




様々な動きを見せるからくり人形に曹叡は大喜び

 

馬鈞は曹叡に拝謁すると早速からくり人形を動かし始めます。

ただの木彫りの人形だったものが、擲剣(剣を投げて受け取る技)やお手玉、綱渡り逆立ちなど様々な動きを見せます。

曹叡はからくり人形の動きを見て大いに満足し、馬鈞に感謝の言葉を述べます。

 

農業用水車の開発

photo credit: SV201037 via photopin (license)

photo credit: SV201037 via photopin (license)

 

馬鈞は給事中(きゅうじちゅう=顧問の応対や政治について述べる官職)として洛陽で働いていた頃、城内に畑に適した土地を発見します。

しかしこの畑は少し高い位置にあり、水路を作って畑に水を供給するのが難しい地でした。

馬鈞はそのため足踏み式の飜車(ほんしゃ)と呼ばれる水車を製作。

子供たちに回させることにします。

すると水車は水を自動的に汲み従来の水車とは比べ物にならないほどの効果を上げる事になりました。

 

飜車は後世に改良され、農業技術の発展に貢献

photo credit: SV201039 via photopin (license)

photo credit: SV201039 via photopin (license)

 

馬鈞が作った飜車の技術は後世まで残り、改良されます。

家畜を使った牛転飜車や風の力を利用して使用する事の出来る風転飜車などに発展し、農業技術に大いに貢献する事になります。

 

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