キングダム
濡須口の戦い




はじめての三国志

menu

はじめての変

【シミルボン】進化する名将?張飛は決して脳筋ではなかった!

この記事の所要時間: 226




シミルボン

 

※こちらの記事は「シミルボン」に配信されているコンテンツです。

 

五虎大将軍 張飛

 

張飛(ちょうひ)と言えば、桃園三兄弟の一角として漫画などで有名です。

しかし、そのイメージと言えば、謹厳実直で気難しい関羽(かんう)に比べて

短気で陽気で粗暴、無類の酒好きで酒にまつわる失敗が多いが真っすぐで嘘がない

憎めない人物として描かれます。

ですが、張飛が脳みそ筋肉武将というのは三国志演義の誇張であり

実際の張飛は長い戦歴で進化して名将へと変貌を遂げていました。




同僚を殺すような大喧嘩をして呂布を引き込んでしまう

張飛

 

さすがに初期の張飛は、脳みそ筋肉な大失敗をしています。

西暦196年、徐州牧の陶謙(とうけん)の遺言で徐州を引き継いでいた

劉備(りゅうび)は対立していた袁術(えんじゅつ)と戦う為に小沛に出陣し、

本拠地の下邳(かひ)は張飛に留守番させていました。

ところが、そこで張飛は曹豹(そうひょう)という下邳の相と大喧嘩をし殺害、

行政官を殺された下邳は大混乱に陥り、許耽(きょたん)という人物が、

当時劉備の客将だった呂布(りょふ)に下邳を安定させてくれるように依頼します。

 

そこで呂布が出陣し張飛を倒して下邳を占領、劉備は帰る拠点を失ってしまうのです。

劉備は袁術との挟み撃ちを恐れて呂布に詫びを入れ、その客将になっています。

張飛のせいで、庇(ひさし)を貸して母屋(おもや)を取られたのです。




この話は三国志演義で脚色される

張飛にお酒 だめだよ

 

どうして張飛が曹豹と喧嘩したのか原因は不明ですが、三国志演義では、

劉備の留守番中、トラブルを起こさないように禁酒を命じられた張飛が

我慢できずに酒を飲んでしまい、それを咎めた曹豹に暴力を振い、

恨みを持った曹豹が呂布を引き込んでしまう筋立てになっています。

 

参考文献:三国志演義

著者: 羅 貫中 出版社: 平凡社

 

いずれにせよ、本来、波風を立ててはいけない留守番で同僚と喧嘩し殺すとは・・

初期の張飛は脳筋武将と言われても仕方ないでしょう。

 

張飛反省し、兵法を勉強、殿を勤めて劉備一行を逃がす

張飛 参上

 

ですが、張飛は、この失敗を糧にして行動を改めます。

西暦208年には、曹操(そうそう)の大軍に追われた劉備一行を逃がす為に、

張飛は殿(しんがり:軍の最後尾)を買って出て、二十騎で曹操の大軍を迎え撃ち

長坂橋という橋を落して、その前に陣取り曹操軍を牽制しました。

 

張飛は一人で万人に匹敵すると言われた猛将で、その目で睨まれた曹操軍の

騎兵は敢えて近づくものがなく、その為に劉備は逃げる時間を稼ぐ事が

出来たと言われています。

 

橋を落して、敵を水の中を進まざるを得なくし、それを岸で迎え撃つという

頭脳戦と胆力で万の曹操軍を押しとどめたのですから、知力20%

くらいはUPしているでしょう。

 

投降を拒否する敵将を心理戦で屈服させる

厳顔と張飛

 

張飛の成長は止まりません、西暦212年、劉備は有名な蜀獲りを行い、

益州の劉璋(りゅうしょう)と事を構えますが、張飛は応援部隊として

諸葛亮孔明(しょかつりょうこうめい)や趙雲(ちょううん)等と共に益州に入り、

次々と面白いように城を落していきます。

 

そして江州という所で守備隊長の厳顔(げんがん)を捕虜にします。

張飛は最初、横柄な態度で接し、

「どうして大軍が迫るのに無駄な抵抗をする!」と厳顔を詰りました。

 

すると厳顔は毅然として

「元はと言えば、お前達が泥棒のように我が土地に入ったのだ

わが軍には、首を斬られる将軍はあれど、降伏する将軍などいない

さあ、さっさと首を刎ねよ」と言い放ちます。

 

それを聞いて、張飛は怒り、即刻引き出して首を刎ねよと言いますが、

厳顔は「ぐずぐずせずに、ここで刎ねよ」と怒鳴ったので、

その男気に感心して、張飛は縄を解いて無礼を詫びました。

 

すると、厳顔の方でも考える所があり、張飛の誘いに乗り、

劉備の軍門に降ったのです。

 

怒りに任せるのではなく、敗れた敗軍の将の意気を重んじて、

その心を動かした張飛に人間的成長が窺えます。

かつて、同僚と喧嘩して相手を殺した人とは同一人物とも思えません。

 

シミルボン

 

【シミルボン】進化する名将?張飛は決して脳筋ではなかった!

の続きは、「シミルボン」内のページで読めます。

続きが気になる方は、「シミルボン」にアクセスしよう!




kawauso

kawauso

投稿者の記事一覧

三度の飯の次位に歴史が大好き

10歳の頃に横山光輝「三国志」を読んで衝撃を受け
まずは中国歴史オタクになる。
以来、日本史、世界史、中東、欧州など
世界中の歴史に興味を持ち、
時代の幅も紀元前から20世紀までと広い。
最近は故郷沖縄の歴史に中毒中、、

好きな歴史人物:

西郷隆盛、勝海舟、劉邦、韓信、、etc

何か一言:

歴史は現在進行形、常に最新のジャンルです。

関連記事

  1. ストーンヘンジを5分で理解!世界遺産ストーンヘンジの謎に迫る
  2. 三国志の時代に流行した超クールなスポーツ撃壌
  3. 孫策も憧れた「西楚覇王」項羽が残した伝説の戦いベスト3
  4. 【シミルボン】拝啓 我が息子瞻へ・・諸葛亮息子への手紙
  5. 王昭儀列伝|曹操に最も寵愛された女性
  6. 【日本最大ミステリー遂に解明か?】邪馬台国・卑弥呼の正体につなが…
  7. キングダムに乗り遅れた人必見!!戦国時代をざっくりと紹介しちゃい…
  8. 劉繇(りゅうよう)が凄い!袁術の宿敵?そこそこ頑張った英傑の生涯…

google検索フォーム

過去記事を検索できます

ピックアップ記事

おすすめ記事

  1. 132話:もうやりたい放題!曹叡の乱心で魏の暗黒時代へ突入
  2. なんで曹操は人妻が好きなのか?人妻と付き合いたがる男性の心理
  3. 【第9回 幻想少女】曹操に会うためには宿敵・賈詡を倒すしかない!!
  4. 呂布をリトマス試験紙にして群雄の性格を鑑定してみた
  5. 卞夫人のライバル?息子がすべて優秀な環夫人
  6. 蒼天航路の郭嘉の名言が三国志好きには堪らない

三國志雑学

“はじめての三国志150万PV" はじめての三国志コミュニティ総合トピック
“広告募集"

はじめての三国志 書籍情報


著:kawauso 価格480円
※Kindle読み放題対応

ピックアップ記事

おすすめ記事

【大三国志 攻略8】今回は激戦中のあの巨大同盟が登場!天下乱舞にも波乱の予感 6/14 はじめての三国志 Ustream番組「はじさんチャンネル」生配信決定 諸葛靚(しょかつせい)とはどんな人?父(諸葛誕)の敵である司馬家を恨み、晋に仕えなかった硬骨漢 【9月の見どころ】9月に公開予定:孔子と10人の弟子 諸葛亮孔明、司馬懿仲達、名前はどこで区切るの? 若かりし曹操は熱血漢 中国四大美女のひとり貂蝉 成蟜(せいきょう)ってどんな人?史実の通り策士な政(始皇帝)の弟

おすすめ記事

  1. 【はじめての水滸伝】主役級を一挙公開、これが好漢だ!
  2. キングダムで秦の天下統一の鍵を握っている斉の国って誰が建国したの?
  3. 三国志フェス2015に「はじめての三国志」のおとぼけも主演します!
  4. 漢の飛将軍・李広の逸話「信念をもって行えばやれないことはない」
  5. 【おんな城主・井伊直虎を見逃した方へ】第27話「気賀を我が手に」の見どころ紹介
  6. 30話:曹操軍を支えた最強の青州兵
  7. 【三國志曹操伝 ONLINE プレイ攻略4】君も今日から曹操!?はじめての三国志演義曹操編の序盤の攻略ポイント
  8. 霍光(かくこう)とはどんな人?名将・霍去病の弟は違った意味でエキセントリックな人物だった

はじさん企画

袁術祭り
李傕祭り
帝政ローマ
広告募集
まだ漢王朝で消耗してるの?
HMR
ライフハック
君主論

ビジネス三国志
春秋戦国時代
日常生活
曹操vs信長
架空戦記
ライセンシー
北伐
呂布vs項羽
編集長日記
はじめての三国志TV
“曹操孟徳" “黄巾賊" “赤壁の戦い" “THE一騎打ち" “夷陵の戦い" “kawausoのぼやき記事" “よかミカンのブラック三国志"
“邪馬台国"
PAGE TOP