キングダム
濡須口の戦い




はじめての三国志

menu

はじめての漢

成廉(せいれん)と魏越(ぎえつ)とはどんな人?呂布が強いのは俺達がいてこそ!

この記事の所要時間: 324




 

主役が輝くのは魅力的な脇役がいてこそと言えるでしょう。

例えば、タイムボカンシリーズの三人組、ドロンジョ様におけるところの、

ボヤッキー、&トンズラー、水戸黄門における助さん、格さんのように、

脇役の存在が、主役を引き立てる結果になるのです。

さて、そんな脇役、人中の呂布と言われた呂布(りょふ)にもいたります。

一見、たった一人で天下無双に見える呂布ですが、そのちょっと後ろでは、

呂布を目立たせるべく奮闘した成廉(せいれん)魏越(ぎえつ)がいたのです。

 

 

ところで袁術祭りや、朝まで三国志、はじめてのストライキなど、

中の人がやたら目立ちたがる、我がはじめての三国志は、

信じられない事に2017年1月で95万PVに到達しました。

これもおバカな事に付き合ってくれた読者ちゃんのお陰です。

100万PVまで、もう少し、これからも応援よろしくね。

 

はじめての三国志全記事一覧はこちら

関連記事:【新企画】朝まで三国志を開催!夜22時~朝6時までノンストップ特別企画!




将軍の背後は、任せとけ、成廉魏越

 

成廉魏越には、単独の伝はありません、しかし、後漢書、呂布伝、

三国志 魏書 呂布伝、武帝紀(ぶていき)などにポツポツと登場しています。

呂布の配下には、張遼(ちょうりょう)高順(こうじゅん)もいますが、

彼等はどちらかと言うと、単体で呂布にくっついている印象を受けます。

 

それに比較すると、成廉と魏越は、ボディーガードのようであり、

グラディウスの自機の周辺をくるくる回るバリアのように、

絶えず呂布に付き従っている感じなのです。




呂布の武勇を轟かせた黒山賊の討伐

 

呂布の名を高めた戦いは、幾つかありますが、その派手さにおいて、

他の追従を許さないのが、黒山賊(こくざんぞく)百万に戦いを挑んで、

これを解散させてしまったという戦いぶりでしょう。

 

長安を追われて、各地の諸侯の間を流れていた呂布は袁紹(えんしょう)

世話になった時、袁紹が手を焼いていた黒山賊の討伐を命じられます。

黒山賊は張燕(ちょうえん)が大将で、号して百万の大軍、騎兵も数千騎擁し

勢い盛んで傍若無人でした。

 

 

しかし、呂布はこれを鼻で笑い、僅か数十騎で奇襲をかけて、

何度も黒山賊を打ち破り、その度に数十もの賊の首を持って帰ります。

これが十数日も続いたので、とうとう黒山賊は恐れをなし自壊してしまい

消滅してしまったのです。

 

呂布は赤兎馬を駆り、塹壕を越え、疾風のように戦場を駆け、

人中の呂布、馬中の赤兎というニックネームがつけられました。

 

関連記事:張燕(ちょうえん)とはどんな人?百万人の盗賊頭にのし上がり呂布とまともに戦った燕

関連記事:黄巾賊より多い黒山賊100万を率いた張燕(ちょうえん)

 

黒山賊との戦いでは、成廉と魏越が側についていた

 

しかし、この黒山賊との戦いは、呂布一人の手柄ではありません。

その呂布にぴったりとくっついた成廉と魏越がいればこその、

手柄だったと言えるのです。

 

三国志魏志、呂布伝にはしっかりと二人の名前が出てきます。

 

布有良馬曰赤兔 常與其親近 成廉魏越等 陷鋒突陳 遂破燕軍

 

翻訳:呂布に名馬あり、赤兎と言う、常に付従う親衛の成廉と魏越があり

敵陣を突き破り陥落させ、ついに張燕の軍を破る。

 

このように、この両名は呂布に近しい親衛として活躍しているのです。

ですが、この中で魏越は以後、名前が出てこなくなります。

或いは、この戦いで負傷し離脱したか戦死したかもしれません。

 

もう一人の将、成廉は曹操に捕えられる

 

一方の成廉は、その後も生き残りますが、西暦198年、下邳において、

呂布が曹操(そうそう)と戦った時に破れ、曹操に捕らわれてしまいます。

以後、名前が出てこない事から、降伏を拒否して処刑されたのでしょう。

呂布の親衛という位ですから曹操に降伏していれば、名前を史書に

残すのが充分可能な程の武勇はあったと思います。

 

三国志ライターkawausoの独り言

 

呂布の配下には縁戚関係の魏続(ぎぞく)がいて彼が曹操に内応した事が、

呂布が敗北して曹操に捕まる直接の理由になりますが、

或いは、魏越は、この魏続の血縁だったのかも知れません。

この魏続ですが、曹操に降伏した割に、その後の消息が不明です。

 

或いは、主君を裏切る者を信用できるかという曹操の判断で、

処刑されてしまったかも知れません。

 

成廉にせよ、魏越にせよ、史書には驍(ぎょう)将、健(けん)将と

冠があり大変に勇敢な武将だったようです。

呂布が長安を脱出した時、付従う騎兵は数百だったそうですが、

おそらく呂布が鍛え上げた直属であり、放浪の時期に呂布が強さを発揮したのは

或いは、彼等のお陰かも知れません。

 

成廉も魏越もそんな呂布の手足のような騎兵達の一人だった、

そういう事かも知れませんね。

 

はじめての三国志:全記事一覧はこちら

関連記事:【三国志if】もし袁紹が官渡の戦いで曹操に勝ってたらどうなってたの?

関連記事:「後漢の州人口」から読み解く群雄の力!曹操が袁紹の本拠地を欲しがった理由も分かる!

 

—古代中国の暮らしぶりがよくわかる—

 




 

kawauso

kawauso

投稿者の記事一覧

三度の飯の次位に歴史が大好き

10歳の頃に横山光輝「三国志」を読んで衝撃を受け
まずは中国歴史オタクになる。
以来、日本史、世界史、中東、欧州など
世界中の歴史に興味を持ち、
時代の幅も紀元前から20世紀までと広い。
最近は故郷沖縄の歴史に中毒中、、

好きな歴史人物:

西郷隆盛、勝海舟、劉邦、韓信、、etc

何か一言:

歴史は現在進行形、常に最新のジャンルです。

関連記事

  1. 三国志時代に降伏や降参するときはどうやってサインを出していたの?…
  2. 三国志の時代にドリンクバーが存在した?三国志時代の飲み物について…
  3. 【水滸伝】こいつらが憎っくき悪役達だ!!
  4. 12話:黄巾賊の反乱を平定した漢王朝と残念なくらい無能な霊帝
  5. 韓馥(かんふく)とはどんな人?三国志一被害妄想が激しく袁紹に怯え…
  6. 蜀の五虎大将軍ってなに?実は全員揃ったことがなかった蜀の猛将たち…
  7. 126話:孔明第二次北伐の開始、陳倉攻略戦
  8. 十常侍に学ぶ正しい謝罪!真土下座の花道【ビジネス三国志】

google検索フォーム

過去記事を検索できます

ピックアップ記事

おすすめ記事

  1. 【お知らせ】はじめての三国志メモリーズに3名の猛将を追加しました
  2. 三国志ファンの後漢(五感)をふるわさす三国志フェス2015に参戦しよう!
  3. 春目前!なのに夏特集?幻の夏王朝は存在したの?
  4. 寂しい、5日に1日しか帰宅できない三国志時代の武将達
  5. 曹操の字はうそつき小僧?複雑な氏+名+字の成りたちを深く広く解説!
  6. 【古代中国の伝説の聖剣】欧冶子が作った宝剣がとんでもない高価なモノだった!?

三國志雑学

“はじめての三国志150万PV" はじめての三国志コミュニティ総合トピック
“広告募集"

はじめての三国志 書籍情報


著:kawauso 価格480円
※Kindle読み放題対応

ピックアップ記事

おすすめ記事

三国志のゲームの未来を「はじめての三国志」が考えてみる 姜維が剣閣で最期の鉄壁の守りを見せる!! 孟嘗君(もうしょうくん)とはどんな人?戦国七雄に絶大な影響力を及ぼした戦国四君【反逆編】 赤眉軍(せきびぐん)とは何者なの?後漢演義最強のDQN軍団 揚州の問題児?山越族とはどんな民族だったのか 人材大好きの曹操が欲しがるほどに惚れた敵将は誰? 大久保利通の妻はどんな人だったの?大久保満寿子に迫る 曹操と孫権の合肥を巡る戦いが何度も行われていた Part2

おすすめ記事

  1. 諸葛孔明の発明|伝説肉まんから紙芝居まで?
  2. 梁興(りょうこう)とはどんな人?魏も漢もクソ喰らえ!野望のままに自由人
  3. 龐統の死後、その一族はどうなったの?魏に降った一族たちの数奇な運命
  4. 56話:水鏡先生との出会い。劉備に足りない人材って誰の事?
  5. 関羽、曹操に取りあいをされた人妻 杜夫人
  6. 平野国臣の銅像を見に行こう、その人生の最後はどんなだった?
  7. 後宮に入っても安泰じゃない?女の園の階級闘争とは
  8. 偶然の遭遇から因縁の仲へ!孫堅と董卓は元同僚だった!?

はじさん企画

袁術祭り
李傕祭り
帝政ローマ
広告募集
まだ漢王朝で消耗してるの?
HMR
ライフハック
君主論

ビジネス三国志
春秋戦国時代
日常生活
曹操vs信長
架空戦記
ライセンシー
北伐
呂布vs項羽
編集長日記
はじめての三国志TV
“曹操孟徳" “黄巾賊" “赤壁の戦い" “THE一騎打ち" “夷陵の戦い" “kawausoのぼやき記事" “よかミカンのブラック三国志"
“水滸伝"
PAGE TOP