曹操孟徳特集
朝まで三国志悪




はじめての三国志

menu

三国志の雑学

趙雲と姜維の一騎打ち!姜維の武勇は本当に凄かったの?

この記事の所要時間: 226




 

蜀の後半期を支えた名将・姜維は西暦202年の生まれです。

この年は河北の雄であった袁紹が死去した年です。

蜀の英雄・諸葛亮孔明が生まれたのが西暦181年のことですからふたりの年の差は20歳ほどになります。

26歳の頃の姜維は魏に仕えています。

アラサーだった諸葛亮孔明から見ると若く生き生きとした

敵国のこの若者がとても魅力的に映ったことでしょう。

現代の会社で例えるとやり手の出世頭の部長と、

将来を熱望される若手筆頭社員の出会いのようかもしれません。

姜維は大いに諸葛亮孔明を尊敬し、諸葛亮孔明は自らの後継者と期待したのではないでしょうか。

まさに運命の出会いです。

 

はじめての三国志全記事一覧はこちら

前回記事:姜維は北伐の失敗で衛将軍に降格したのに何で大将軍に復帰出来たの?【前半】




姜維の武芸

 

三国志の世界では猛将がたくさん登場してきます。

飛将と呼ばれた「呂布(りょふ)

髯将軍の「関羽(かんう)

関羽の義兄弟の「張飛(ちょうひ)

無敵のボディーガード「許褚(きょちょ)

泣く子も黙る「張遼(ちょうりょう)」などなどです。

兵を率いても超一流ですが、武将同士の一騎打ちでも無類の強さを誇りました。

それぞれに愛用の武器があり、呂布は方天画戟、関羽は青竜偃月刀、

張飛は蛇矛などで幾多の猛者たちを屠っています。

姜維はその点ではどうだったのでしょうか。

彼の武勇を示したのは蜀の名将・趙雲との一騎打ちです。

互いに槍の名手であり、姜維はなんと趙雲と互角に渡り合ったのです。




趙雲との一騎打ちはどこまでが真実?

 

しかしこれはあくまでも「三国志演義」でのみ語られている話です。

信憑性は薄いのかもしれません。何よりこのときの趙雲は全盛期とは言えない年齢です。

もしかしたら還暦を過ぎていたかもしれません。

バリバリの若手とベテランとはいえ老齢者の戦いですから、

それで姜維の武芸が超一流とはなかなか評価しにくいところがあります。

全盛期の趙雲と引き分けていたら、それこそ槍を使わせれば三国志最強レベルといえます。

 

関連記事:趙雲は何で新参者の馬超や黄忠や魏延よりも位が低いの?

関連記事:もし趙雲が魏に仕えていたらどうなっていた?【ろひもと理穂if考察】

 

度胸は超一流

 

武芸面はクエスチョンがつきますが、

その度胸は他の猛将に匹敵するのではないでしょうか。

大国の魏を相手に幾多もの北伐を仕掛けます。

大将ですから前線にこそ立つことはなかったでしょうが、

険路を指揮して大軍の領地に攻め寄せる勇気は並々ならぬものがあります。

最終的に姜維は反乱がばれて殺されますが、

そのとき体から取り出された肝はとてつもなく大きかったと伝わっています。

その度胸の良さは生前の諸葛亮孔明からも評価されていました。

「戦は度胸」とよく言いますが、まさに戦場で活躍する遺伝子を

受け継いできたと言っても過言ではないかと思います。

 

兵を率いる力

 

軍略にも長けていて、兵の心をよく理解していると諸葛亮孔明は姜維をベタ褒めしています。

北伐では魏の鄧艾に遅れをとることが多かった姜維ですが、

決して統率力で鄧艾に劣っていたわけではないでしょう。

兵糧の差や兵力の差、使える将の差、地の利などの面で破ることができなかったのです。

実際、守りに転じたら魏を相手に一歩も退いていません。

鄧艾(とうがい)も姜維の守る剣閣の攻略を諦めて険路越えを選択しています。

鍾会(しょうかい)も自力では剣閣は落とせませんでした。

後半の蜀において飛び抜けて軍務の才能を発揮したのはやはり姜維でした。

その才能を活かしきれなかったのが蜀の皇帝・劉禅なのです。

 

三国志ライター ろひもと理穂の独り言

 

ただし、大国・魏が姜維を脅威に感じていたようには思えません。

やはり諸葛亮孔明に比べると与える圧力は小さかったのです。

果たして、関羽張飛が生きている時代に生まれていたら、姜維はどこまで活躍できたのでしょうか。

姜維には知略にも優れているという特筆すべき点がありますから、

それなりの武功をあげたのではないでしょうか。

あの人材コレクター・曹操の目にもとまったかもしれませんね。

結論・姜維の武勇はなかなかのものだったのではないだろうか。

 

皆さんはどうお考えでしょうか。

 

■記事の内容に関するお問い合わせ(誤植等のご報告など)はこちら

 

はじめての三国志:全記事一覧はこちら

関連記事:木牛流馬って何?孔明の発明で輸送問題が解消し北伐で大活躍?

関連記事:孟達に全てがかかっていた!諸葛孔明の北伐は成功したかも?

 

—古代中国の暮らしぶりがよくわかる—

 




 

ろひもと理穂

ろひもと理穂

投稿者の記事一覧

三国志は北方謙三先生の作品が一番好きです。

自分でも袁術主役で小説を執筆しています。ぜひこちらも気軽に読んでください!

好きな歴史人物:

曹操、蒲生氏郷

何か一言:

袁術は凄いひとだったかもしれませんよー!!

関連記事

  1. 全員主役級!三国志を日本で映画化するならキャスティングはこれだ!…
  2. 三國無双では女性が戦闘しているが本当に史実でも戦っていたの?
  3. 袁術へ強制的に仕えることになった華歆がマッハで彼に見切りをつけた…
  4. 【第6回 幻想少女】次なる相手は曹操か?まだ見ぬ曹操の姿に期待大…
  5. 【衝撃の事実】三国志でよく使われていた弩が日本で流行らなかったの…
  6. 【俺たちだって五虎将だ!】魏の五虎将たち~楽進・于禁篇~
  7. 馬謖が山上に布陣しなければ第一次北伐は成功したの?
  8. 超短気の甘寧、凌統・呂蒙との珍エピソード

google検索フォーム

過去記事を検索できます

ピックアップ記事

おすすめ記事

  1. クリスマスの日には三国志の人々は何をしていたの?
  2. 辛毗(しんぴ)とはどんな人?曹丕が泣き言を言うほど厳しく反対意見を述べた政治家
  3. 女王・卑弥呼はどこから来たの?邪馬台国のミステリーに迫る!
  4. 【衝撃の事実】鳥巣襲撃戦後にとった曹操の行動が結構エグかった
  5. 老将・黄蓋(こうがい)は異民族討伐のプロだった
  6. 智謀が凄すぎて信用がならなかった真田昌幸の前半生に迫る!!

三國志雑学

“はじめての三国志150万PV" “広告募集"

はじめての三国志 書籍情報

朝まで三国志 三国志最強のワルは誰だ (桃園出版 三国舎)

著:kawauso 価格480円
※Kindle読み放題対応

ピックアップ記事

おすすめ記事

人中の鬼人呂布のラストウォー下邳の戦いを紹介 【後漢王朝はこうしてダメになった】外戚VS宦官の争いってどうして起きたの? 【孔明の戦術】戦いには旗が決め手!諸葛亮のフラッグフォーメーション 三国志で映画にしてほしいシーンベスト10 【シミルボン】三国志と彗星達の不思議な関係 【真田丸特集】徳川三傑・本多忠勝と蜀の五虎将軍・張飛を対比してみた 【シミルボン】不老不死の為なら死んでもいい!寿命を縮めた曹操のデタラメ健康 張飛(ちょうひ)は本当は知将だった?

おすすめ記事

  1. 【管鮑の交わりとは何?】管仲と鮑叔の友情を描いた故事
  2. 朝まで三国志 三国志最強のワルは誰だ(笑) 第6部
  3. 思ったよりエロい?…三国志時代の女性の下着
  4. 噛ませ犬じゃないよ!正史では立派な人・王朗
  5. 68話:劉表死す、そして偽の遺言書で劉琮が後継者に
  6. キングダムで活躍している名将・李牧は実は臆病者だった!?
  7. 意外!中国人は三国志をあまり読んでない!?
  8. キングダムの王翦は史実通りの最強武将だった!その理由とは?

はじさん企画

袁術祭り
李傕祭り
帝政ローマ
広告募集
まだ漢王朝で消耗してるの?
HMR
ライフハック
君主論

ビジネス三国志
春秋戦国時代
日常生活
曹操vs信長
架空戦記
ライセンシー
北伐
呂布vs項羽
編集長日記
はじめての三国志TV
“曹操孟徳" “黄巾賊" “赤壁の戦い" “THE一騎打ち" “夷陵の戦い" “kawausoのぼやき記事" “よかミカンのブラック三国志"
“邪馬台国"
PAGE TOP