編集長日記
ビジネス

はじめての三国志

menu

はじめての変

董卓が漢王朝を支配しなかったら三国志はどうなっていたの?

この記事の所要時間: 27




 

ハイ、それでは、三国志の世界をいろいろな角度から掘り下げていく

「ろひもと理穂の三国志・もしもボックス」のコーナーです。

 

 

三国志好きの中で、「董卓ファン」という方は珍しいのですが、

他の群雄を出し抜いて朝廷を牛耳ったその手腕は評価すべきものです。

特に出し抜かれたのは袁紹、袁術、曹操らですから見事なものですね。

運も味方したのだと思いますが、もし、この董卓が少帝らを保護できず、

洛陽を占拠できなかったとしたら時代はどう動いたのでしょうか。

 

はじめての三国志:全記事一覧はこちら

関連記事:孫策が生きていたら三国志はどうなったの?




董卓の兵力

 

大将軍の何進は、宦官勢力に軍事力で圧力をかけるべく地方の群雄に呼び寄せます。

京師に向かう董卓の軍勢がどれほどだったのか、記録によると3,000ほどの兵力だったそうです。

精鋭が揃っていたのかもしれませんが、脅威となるほどの軍勢ではありません。

董卓のアドバンテージは、弟の董旻が何進の部下であったことです。

おそらくここから朝廷の動きを把握していたのだと思われます。

何進が宦官によって暗殺された後、董旻は袁紹、袁術らと宦官を皆殺しにしていきます。

その過程で何進の弟で宦官擁護派であった車騎将軍の何苗も討ちます。

董旻は何進と何苗の兵をまとめあげ、洛陽入りした兄の董卓に譲り渡すのです。

ここに至って董卓の兵力は大きなものになりました。

さらに呂布が董卓になびいて丁原を殺したことで兵力は増大します。

こうなると他の群雄には手が出せなくなる勢力となってしまいます。




新帝を他の誰かが保護していたら

 

もし少帝ならびに陳留王(献帝)を董卓以外の誰かが保護していたら、

董卓が朝廷を牛耳ることはできなかったことでしょう。

この場合、誰が少帝を保護していたのか、

可能性の高いのは、袁紹、袁術、盧植、袁隗、呉匤、さらに丁原、橋瑁、曹操でしょうか。

董旻が保護していたら、当然そのまま董卓のもとに連れて行ってしまうでしょう。

仮に盧植あたりであれば幼い少帝の補佐役として活躍したはずです。

董卓は諦めて僻地へ帰還するのではないでしょうか。

こうなると反董卓連合も結成されず、各地の群雄もおとなしくしていることになり、

勝手に勢力を拡大する動きもとれなくなります。

漢王朝は平穏にしばらく続くことになったかもしれませんね。

 

【奇想天外な夢の共演が実現 はじめての架空戦記

 

袁紹VS袁術の争いもなくなる

 

さらに注目すべきは袁紹と袁術が他勢力を巻き込んで争いあうこともなくなるということです。

なぜなら袁家の家督は袁逢の嫡子である袁基が継いでいるからです。

袁基は董卓によって叔父の袁隗とともに三族皆殺しにあいます。

それによって袁家の家督は宙に浮くことになりますが、それが起きないので、

袁紹と袁術が内心で憎み合うことはあっても衝突することはなくなります。

騒乱の種がなくなったことになりますね。

袁紹が冀州の牧となることもなく、袁術が荊州北部の南陽で勢力拡大することもないのです。

二人はおとなしく洛陽の都にいて将軍となっていたことでしょう。

そうなると、曹操、劉備、孫堅が成り上がるチャンスもまたなくなります。

 

三国志ライター ろひもと理穂の独り言

 

董卓が朝廷を牛耳らなくても、宦官は一掃されており、外戚もまた一掃されているため、

少帝のもと健全な政治が行われそうですね

(問題は生き残っている少帝の母親である何皇后ですが)。

宦官勢力にコネのあった曹操としては出世の足掛かりもなくなっていますが、

治世の能臣として活躍していたかもしれません。

または袁紹と袁術をたきつけてさらなる騒乱を引き起こすのか・・・

どちらにせよ「三国志」のようにはいかなかったのではないでしょうか。

董卓が朝廷を牛耳っていなければ、

後世の人々からまったく見向きもされなかった時代になっていたのかもしれませんね。

 

皆さんはどう考えますか?

 

はじめての三国志:全記事一覧はこちら

関連記事:もし曹丕が夷陵の戦いの後に蜀に攻め込んでいたら蜀はどうなった?

関連記事:もし龐統が落鳳坡で亡くならなければ蜀はどうなった?

 

—古代中国の暮らしぶりがよくわかる—

 




 

ろひもと理穂

ろひもと理穂

投稿者の記事一覧

三国志は北方謙三先生の作品が一番好きです。

自分でも袁術主役で小説を執筆しています。ぜひこちらも気軽に読んでください!

好きな歴史人物:

曹操、蒲生氏郷

何か一言:

袁術は凄いひとだったかもしれませんよー!!

関連記事

  1. 曹操孟徳と織田信長の共通点!あなたはいくつ当てはまる?
  2. はじめての三国志「ストライキ決行」の熱い舞台裏
  3. 李広(りこう)とはどんな人?「飛将軍」と呼ばれた男は李信の子孫で…
  4. 三国志で映画にしてほしいシーンベスト10
  5. 【留年っていいな♪】 魏の大学には落第生ばかり!!その意外な理由…
  6. 小覇王・孫策のお母さん「呉夫人」は偉大すぎた
  7. 馬超や曹操と因縁が深い氐族(ていぞく)
  8. もし龐統が落鳳坡で亡くならなければ蜀はどうなった?

google検索フォーム

過去記事を検索できます

ピックアップ記事

おすすめ記事

  1. 蒙恬(もうてん)はどんな性格なの?真面目さの照れ隠しの軽い性格
  2. 【ネオ三国志】第1話:蒼天航路の主人公・曹操立つ
  3. 【センゴク】謎の英雄・豊臣秀吉の生まれに迫る!
  4. 遼来遼来!! 泣く子も黙る張遼の合肥伝説
  5. 【トラブル続発】後漢の時代の塾は色々面倒くさかった?
  6. 袁譚(えんたん)ってどんな人?めちゃくちゃ三男と仲が悪かった袁家の長男

三國志雑学

“広告募集"

はじめての三国志の書籍情報

朝まで三国志 三国志最強のワルは誰だ (桃園出版 三国舎)

著:kawauso 価格480円
※Kindle読み放題対応

ピックアップ記事

おすすめ記事

要離(ようり)とはどんな人?呉王・闔廬の為に身命をとした刺客 架空戦記って何?いつから存在してどこでIF戦記ブームは過ぎ去ったの? 【シミルボン】すでにキャラ立ちしている、民話の中の三国志 【週間まとめ】はじめての三国志ニュース43記事【3/13〜3/19】 三国志ライターkawausoが魏を斬る!蜀が中華統一をする方法 【おんな城主・井伊直虎を見逃した方へ】第27話「気賀を我が手に」の見どころ紹介 沙摩柯(しゃまか)武蛮族の王|甘寧を討ち取り呉を恐怖に陥れる 【三国志のエチケット】口臭は人間関係もビジネスも台無しにする?

おすすめ記事

  1. 徳川家康は孫権を参考にしていた?二人の共通する人材起用のポイントとは!?
  2. 蔡琰(サイエン)とはどんな人?翻弄された運命をたどった詩人
  3. 英雄記から見た河北の覇者を決める公孫瓚VS袁紹
  4. 冊封(さくほう)とはどういう意味?分かりやすく解説
  5. 朝まで三国志 三国志最強のワルは誰だ(笑) 第2部
  6. 正史の張郃(ちょうこう)ってどんな人?劉備や孔明も恐れた魏の猛将
  7. 後漢を滅ぼす原因にもなった宦官(かんがん)って誰?
  8. 【ビジネス三国志】便利な人で終わらない重んじられる技術

はじさん企画

李傕祭り
帝政ローマ
広告募集
HMR
ライフハック
君主論

ビジネス三国志
春秋戦国時代
日常生活
曹操vs信長
架空戦記
ライセンシー
北伐
呂布vs項羽
編集長日記
はじめての三国志TV
PAGE TOP