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張飛の武勇って一万人と一緒だったってマジ!?

この記事の所要時間: 315



 

張飛

 

張飛(ちょうひ)は字を翼徳(よくとく)と言い、劉備(りゅうび)の義弟として有名な人です。

張飛の名前は三国志好きじゃなくても聞いたことがあると思います。

 

張飛は酒癖が悪く、三国志演義では彼の酒癖が悪くて失敗したエピソードなどが残っています。

しかし張飛は武勇に優れた人で彼の武勇で劉備を何度も助けています。

今回は張飛の武勇がどれくらいすごいのかご紹介しましょう。

 

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燕人・張飛ってどれくらい強かったの??

張飛

 

張飛といえば虎髭で身長も高く、

酒が大好きで何度も失敗しちゃうけど武勇に優れた人のイメージが強いと思いますが、

どれくらい強いのでしょうか。

 

三国志の曹操(そうそう)の参謀に程昱(ていいく)と言う人がいます。

程昱劉備の義弟・張飛を「兵士一万に匹敵する武勇の持ち主」と評価。

程昱は張飛をとんでもなく強い人との評価をしていますが、

本当に兵士一万に匹敵するほどの強さを持っていたのでしょうか。

 

 

張飛の武勇エピソード:長阪での殿戦

張飛

 

劉備は劉表(りゅうひょう)の元に身を寄せることになりますが、

袁紹(えんしょう)を倒して河北を統一した曹操が荊州へやってくることに。

 

劉備は曹操の大軍から逃亡することになりますが、劉備を慕った民衆が彼の後をくっついてきます。

曹操は劉表の息子が降伏した事で戦をすることなく荊州(けいしゅう)の州都・襄陽(じょうよう)に入ることができたましたが、

劉備を逃がした後でした。そのため曹操は軽騎兵を先行させて劉備を追撃させます。

 

劉備軍は民衆を引き連れての逃亡だったので、長坂(ちょうはん)で曹操軍に追いつかれてしまいます。

劉備は曹操軍が追いついてきたことを知って、張飛に数十騎を預け殿軍として残し、妻子を捨てて逃亡。

張飛は劉備軍の殿軍を任されると川を盾にし、橋を切り落として、曹操軍を待ち受けます。

 

曹操軍は張飛が布陣している場所に到着すると対岸から大声で

遠からんものは音に聞け!!近くばよって目にも見よ!!

俺が燕人・張飛だ!!死にたい奴からかかってこい!!

と大音声で一喝。

 

張飛のこの大音声の威圧によって曹操軍は近づくことができず、劉備はこの間に逃亡することに成功。

声だけで歴戦の曹操軍を圧倒する威圧感。

ものすごく強くないとこのような事は出来ません。

張飛ならではのとんでもないスキルの一つと言えるでしょう。

 

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馬超との激しい一騎打ち

張飛と馬超の一騎打ち

 

張飛は劉備の益州平定戦に参加し数々の都市を落として勲功を挙げ、

劉備軍に合流した後、成都城包囲戦に参加。

成都城包囲戦は数日が過ぎた頃、漢中から馬超(ばちょう)軍が南下して来ます。

張飛は劉備軍の先鋒となって葭萌関(かぼうかん)に到着し、馬超軍と対峙することに。

 

張飛は城門から打って出て馬超へ「俺が張飛だ!!馬超よ出て来い!!」と大音声でよばわります。

すると馬超も張飛の声に応じて「俺が西涼の馬超だ!!」と軍勢の中からゆっくりと出てきます。

張飛は「おう。やっと出てきた。いざ勝負だ馬超!!」と馬を駆けさせ馬超へ向かっていきます。

馬超も黙って武器を構えて張飛の攻撃に備えます。

 

二人はこうして武器を合わせ何度も撃ち合いますが、決着をつけることができませんでした。

Three Kingdomsでは馬超と張飛の凄まじい激闘の様子が描かれています。

このように張飛は馬超とも互角に一騎打ちができるほどの強さを持った武将でした。

 

張郃を打ち破った張飛の武勇

張郃

 

曹操は漢中を手に入れるとこの地に夏侯淵(かこうえん)張郃(ちょうこう)を残して、撤退していきます。

張郃は巴西(はせい)へ軍勢を率いて出撃し、この地に住んでいる住民を漢中へ移住させようとしていました。

張飛はこの事を聞いてすぐに張郃軍迎撃のため出撃。

両軍は50日以上も対峙することになります。

 

張飛は張郃を撃破するため他の道を使って張郃軍を攻撃。

張郃は張飛の軍勢を戦いますが、山道で道が狭かったため、

軍勢を入れ替えて張飛の軍勢を迎撃することができなかったため、

どんどん兵士が少なくなっていき敗北してしまいます。

 

張飛は張郃軍を追撃。

張郃は張飛の軍勢の追撃によってどんどん兵士がやられ、

漢中へたどり着いた時には数十騎しか残っていなかったそうです。

歴戦の将軍張郃を撃破する戦術眼をもった張飛。

武勇だけではない彼の姿をご紹介しました。

 

三国志ライター黒田レンの独り言

黒田レン

 

いかがでしたでしょうか。

今回は張飛の武勇についてご紹介しました。

 

張飛は一騎打ちにかけてもとんでもない強さを発揮し、

戦術面においてもかなり優れたものをもっていました。

程昱がいった張飛の評価もあながち間違えではないのかもしれませんね。

【参考文献】

ちくま学芸文庫 正史三国志蜀書など

 

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北伐の真実に迫る

北伐  

黒田廉(くろだれん)

黒田廉(くろだれん)

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横山三国志を読んだことがきっかけで三国志が好きになりました。
その後の日本史・中国史を学びました。
またいろいろな歴史小説を読んでおります。
現在はまっている歴史小説は宮城谷昌光氏の劉邦です。

歴史人物:

張遼、孟嘗君、張作霖など

何か一言:

今年も頑張ってはじさん盛り上げていくにゃー!!

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