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この記事の目次
仙台味噌
また、味噌の製造発展にも貢献。仙台味噌と呼ばれ、江戸の食文化に欠かせないものになっていきます。
食文化
「料理心なきはつたなき心なり」
政宗の言葉です。政宗は、三代家光を自ら考えた献立で接待するなど、料理にこだわりをもっていました。仙台名物の「凍り豆腐」と「ずんだ」も政宗が考案したといわれています。こういった食への探求という影響は大きく、今も独自の食文化が根付いているのではないかと感じます。ちなみに、卵焼きの「伊達巻」は政宗が好きだったということは文献はありません。豪華な卵焼きということから、伊達という言葉を使ったようです。
茶道と和菓子
仙台では石州流という茶道が主流です。このきっかけも政宗です。また、それに伴う菓子づくりも盛んになります。
戦国ライターしばがきの独り言
政宗の一生を考えると、実は後半生の平和な時代にこそ、その才能を発揮したとも感じられます。政宗を語る上で、その文化にまで才能があったという側面を忘れてはならないのだろうと思います。
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