三国時代の戦乱の世にはどんな甘い物を食べてたの?




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スイーツを国中から求める曹丕

 

皆さんは甘いものはお好きですか?

甘いものは疲労回復に良いとされ、ストレスを緩和してくれるとも言われています。では三国時代の戦乱の世には、どんな甘いものがあったのでしょうか。

 

魏の皇帝になる曹丕

 

と、言うことで「スイーツ皇帝」と(一部で)呼ばれている文帝(ぶんてい)様に、三国時代の甘いものについてお話を伺いましょう。




曹丕はスイーツ皇帝?

皇帝に就任した曹丕

 

と、ここまででは文帝(ぶんてい
)
こと曹丕(そうひ)について良く知らない人は意味が分からない……と思うことでしょう。

 

典論を掘る曹丕

 

曹操(そうそう)の後継者となり、魏の皇帝となった曹丕(そうひ)ですが、文帝と呼ばれるだけあって色々な文、詩、そして皇帝ということで(みことのり)を出しています。皇帝ということで彼が発した言葉は良く記録として残されているのですが、その中でやたらと果物に付いて記されているものがあるのが特徴です。

 

このため曹丕は後の世では「甘いもの好き」だと良く言われるのですが、その一部をご紹介しましょう。

 

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曹丕は葡萄が大好き!

曹丕

 

さてこれはある記述、とある日に魏の文帝が詔を出して仰いました。

 

「葡萄はおいしい。甘いけどくどくない。酸味はあるけどきつくなく、味は最高。めっちゃおいしい。みずみずしい。食べたら煩わしさもなくなっちゃう」

 

やはり甘いものはストレス緩和の効果があるようですね……と、気がそれかけましたが、これは皇帝が、家臣たちに出した公式の文章です。まあもしかしたら曹丕にとってはあくまで言いたかっただけで記録にしたのは周囲かもしれませんが、それでもこの文章からは並々ならぬ葡萄への愛が感じられます。

 

そして後々にも触れますが、この文章からも分かるように「曹丕は甘いものが好きだけど甘さがくどくないものがすき」であると推測できると思います。

 

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ワインにまで手を出していた曹丕

曹操と曹丕

 

と、ちょっと葡萄に話を戻しますが、曹丕はこの葡萄をお酒にしていたようで、そちらについても述べています。

 

「米の酒よりも甘い。酔い心地が良く、二日酔いしにくい」

 

これはおそらく現代で言うワインでしょう。また二日酔いしにくいとのことから、白ワインであったと思われます。ワインの風味を出してくれるコンジナーという成分があるのですが、これは赤ワインに多く、その代わりに悪酔いしやすくなっているのだそうです。

 

曹丕

 

もしかしたら曹丕がめちゃくちゃ酒に強くて酔わない可能性もありますが、皇帝が飲む酒となると不純物である皮や種は取り除くと思うので、個人的にこれは白ワインだと思いますね。

 

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その他の果物

孟達に恋文を送る曹丕

 

因みに曹丕はその他の果物についても色々と述べています。例えば、梨は水分が多くて美味しい。蜜柑は酸っぱい、甘いのは少ししかない。と言ったように、この時代の果物について情報が残されています。今の時代とは違い、甘いものと言えば果物であるというのも注目ポイント。

 

この飴とは?

孟達に猛烈なラブコールを送る曹丕

 

ではその他に甘いものがあるのかと見ていくと、蜀の蜀事情……ではなく、食事事情を曹丕が孟達(もうたつ)から聞いたという話で、こんなものがありました。

 

「蜀の豚肉や鶏肉は味が薄いから、飴で味付けをしているらしい」

 

伊尹 料理人

 

現代でも、砂糖で甘さを付けることでコクや照りを出す調理方法はありますね。これもその調理法と同じようなものと思われます。しかし飴と言われると想像するのは砂糖ですが、この時代に砂糖はあったのか?

 

として調べると、これが一般的な飴とは違い、水あめのことであることが分かりました。

 

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