チート皇帝・光武帝がいまひとつマイナーだと感じる理由

はじめての三国志_ページネーション

こちらは2ページ目になります。1ページ目から読む場合は、以下の緑ボタンからお願いします。

光武帝がマイナーな理由(1P目)




光武帝がマイナーな理由は1:強すぎた存在

光武帝

 

前述したように、光武帝は即位するまでが早く、そしてそれからさほど時間をかけず中国を統一しました。決して全てが光武帝の味方だった訳ではありません。しかし光武帝は余りに強い、強すぎた。

 

鄧禹と兵士

 

強すぎる敵には下手に刃向かうよりも降伏、もしくは帰順した方がマシです。抵抗して滅ぼされるよりも、光武帝の下で働くことができる方が良いですからね。

 

関連記事:【光武帝の伝説の戦い】劉秀の評判がこんなにも高い秘密はここにあった!

関連記事:鄧禹(とうう)とはどんな人?光武帝の親友だが戦争にべらぼう弱い雲台二十八将の1人




光武帝がマイナーな理由は2:敵がいないということ

真っ二つにされる魏続(ぎぞく)兵士

 

抵抗する場合、いくつか理由があります。その最たるものが「不俱戴天(ふぐたいてん)」でしょう。例えば身内が殺されたりしている相手、仇の場合は相手に降伏する、帰順することはできません。そんなことは自らの血と誇りにかけてできないのです。

 

光武帝

 

しかし光武帝の場合、そういった敵が殆どおらず、対立する相手がいなかったからこそ天下統一までが早かったのだと思います。つまり言ってしまうと物語として主人公の苦難や困難にぶち当たることが少ない……あまり講談などにはしにくく、そのためあまり注目されていないのでは、と思います。

 

そしてこの「敵がいなかった」ことこそが、光武帝が注目されていない理由の一つだと思うのです。

 

関連記事:王郎(おうろう)とはどんな人?光武帝を苦しめた自称漢のプリンス

関連記事:赤眉軍(せきびぐん)とは何者なの?後漢演義最強のDQN軍団




光武帝がマイナーな理由は3:競い合う相手がいない

劉邦と項羽

 

例えば、項羽(こうう)劉邦(りゅうほう)

 

悪役の曹操、正義の味方の劉備

 

例えば、曹操(そうそう)劉備(りゅうび)

 

早めに劉備を暗殺しようと曹操に献策する郭嘉

 

英雄には、敵がいます。それこそ同じくらい強大な相手であり、競い合う存在であり、英雄たちのぶつかり合いこそが物語としてのロマンです。では光武帝には、そんな存在はいたでしょうか?

 

ポイント解説をするセン様

 

確かに敵と言える存在はいたでしょう。しかし前述した二組のように、「物語として面白いくらいに」出来上がっている存在はいなかったのではないかと思います。余りに強かった、だから敵がいなかった、だからそれほどまでに語られることはない……そう考えてみたのですが、皆様はどう思いますか?

 

関連記事:漢の400年は、たった8年の激しい戦いから生まれた?三国志の前哨戦、楚漢戦争!

関連記事:もしも、劉邦軍と劉備軍が入れ替わったら?【if三国志】

 

三国志ライター センのひとりごと

三国志ライター セン

 

光武帝はキャラクターとして考えると、そんなに薄い人物ではありません。むしろかなり強烈な個性を持っていると思います。しかしその強烈さと張り合えるほどのライバルが、光武帝の時代にはいなかったのではないでしょうか。

 

曹操から逃げ回る劉備

 

光武帝がそこまで注目されない理由は「そこ」にあるのではないかと考えてみて、そして分かったこと。それは如何に三国志における曹操と劉備が良いライバル性を持っているのだなぁという、ただひたすらの感動でした。

 

酒を飲む曹操、劉備、孫権

 

出来過ぎなくらい仕上がった三国志における英雄たち、だからこそこんなにも現代で愛されて語り継がれているのだと、光武帝を通して再確認してしまい、筆者はまた一歩、三国志への深みにはまることになりました。

 

どぼん。

 

参考文献:後漢書光武帝紀上 光武帝紀下 東夷列伝

 

関連記事:三国志の時代に傘ってあったの?始皇帝や光武帝、呂蒙も使っていた傘事情

関連記事:光武帝・劉秀を支えた雲台二十八将の上位15人とはどんな人達だったの?

関連記事:【河北の覇者】袁紹は光武帝を真似た戦略を採用したから滅びた!

 

【劉邦 vs 項羽】
楚漢戦争

 




< 1

2

関連記事

  1. 光武帝(劉秀)陰麗華
  2. 光武帝(劉秀)
  3. スピリチュアルにハマる光武帝

コメント

  • コメント (0)

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。




はじめての三国志企画集

“はじめての三国志企画特集"

“はじめての三国志公式LINEアカウント"

“二宮の変

“三国志データベース"

“三国志人物事典




PAGE TOP