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この記事の目次
キングダム693話ネタバレ予想「李牧は桓騎軍の幹部を人質に取る」
李牧は、雷土の死で投降した趙兵10万を皆殺しにした桓騎の様子から、完全に弱点を把握
城に籠って桓騎の民間人虐殺には、一切反応しないで耐え、桓騎の挑発に乗らないようにしつつ、司馬尚を使って桓騎軍の幹部連中を生け捕り、日時を指定して、その時までに桓騎が出て来なければ、惨たらしい方法を使って拷問死させると警告します。
あの残虐な男が仲間を救う為にやってくるわけがないと反対する幕僚ですが、意外にも桓騎は動揺して冷静さを失い、人質を奪還しようとして李牧の罠にはまり捕らえられます。
家族の情愛を憎み、人間は一皮むけば自分だけが可愛いエゴイストだと冷笑していた桓騎が、罠だと知っていても仲間を救う為に死地に飛び込んでいくのは、逆説的であり涙を誘う名シーンになると思います。
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キングダム693話ネタバレ予想「だからこそ孤児を生み出さない平和な世界を」
散々、肉親の情愛を利用する計略を駆使してきた桓騎が、最後には仲間を救おうとして李牧の罠に掛かり討死するという結末は、李信や嬴政の心にも悲しみをもたらしました。
李信も、もし漂や河了貂や嬴政に出会わないまま、独りぼっちっだったら俺も桓騎のような存在になっていたかも知れないと自省します。
そして、桓騎のような不幸な存在を生み出さない為に、孤児を生み出す源である戦乱の世の中を終わらせなければならないと改めて決意するのではないでしょうか?
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キングダム693話ネタバレ予想「哀しき男」
kawausoはこれまで、桓騎は利己的過ぎて味方であってもあっさり見捨てるような人物だと思っていて、最終的には、それが仇になり、味方に愛想を尽かされ自滅すると考えていました。
しかし、扈輒の拷問に屈する事無く、桓騎の居場所をしゃべらずに死んだ雷土を見ていると、桓騎をただ頼りになるお頭というだけでなく、父や母のように慕っている事がハッキリしました。
家族に見捨てられ、家族を憎悪し社会を呪った野盗達が、最終的に心の拠り所としたのは、あれほど忌み嫌った家族。それも血縁ではない苦難を乗り越えて結束した疑似家族だったというのが皮肉ですね。
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キングダム(春秋戦国時代)ライターkawausoの独り言
桓騎が最後に悪党として終わるか、案外いいヤツで終わるかは予想ブログでも反応が割れています。kawausoは桓騎が、あれほど嫌っていた家族の為、(疑似家族ではありますが)死ぬ事になるというのが、意外性があって面白いかと思います。
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