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陳宮に負けない野心家姜維とトレード
「末期の蜀とか陳宮じゃなくても無理でしょう」と言われそうですが、ここは敢えて上げてみた姜維。確かにとりかへばやされた陳宮の方は超絶ルナティックモードでしかないのですが、姜維の方はどうでしょうか?
実は正史における姜維は、中々に野心家です。鍾会を取り込む手腕なども優れている所を見ると、実は意外と呂布と高相性の可能性があると思います。ただ姜維が上手に動けることが前提なので、呂布に冷遇されるとなると……やっぱり離反しちゃうのかしら……。
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陳宮は謎があるから面白い
繰り返しますが、陳宮の行動指針は良く分かっておらず、不明なことが多いです。ただしこれらがある種、幸いしたのか、後世において様々な陳宮を見ることができます。
あくまで曹操も呂布も利用しようとした悪辣な軍師、正道を夢見たが主に恵まれないままの不遇軍師、曹操に惜しまれつつも、呂布とは信頼関係を築けた軍師……どんな陳宮像も決して間違いではなく、そして魅力的です。
しかしそれだけにとりかえばやが難しく、頭を悩ませました。これは陳宮は第二回とりかえばやをするべきか?考えてしまった筆者でした。
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三国志ライター センのひとりごと
その他で考えると郭図、沮授、袁術軍なら閻象辺りも考えてみたい所です。荀彧や程昱も良いですね。朱拠辺りもどうでしょうか?
結構、陳宮ととりかへばやしたい人物は思いつくのですが、まず「陳宮がどういう陳宮か」で違うのがポイントです。このため陳宮とりかえばやは難儀しました。しかし難儀するのは楽しい証拠、ぜひ次回以降も挑戦して見たい所です!
またいずれ!どぼん!
参考文献:魏書呂布伝 武帝紀 荀彧伝
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