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キングダム890話の対抗予想|回想はいったん止まり、河了貂の牢へ戻る
対抗は、回想がいったん止まり、翌朝の牢へ話が戻る展開です。888話で副将の趙備明は、翌日には趙忽が戻ると告げていました。889話は雁門の回想が中心で、牢の時間は止まったまま。回想の長さについては、読者の方から「二話は確実、三話半分ぐらいから場面は河了貂の牢に戻る」という読みもいただいています。889話で終わらなかった以上、2話目の890話で回想を区切り、一度牢へ戻る可能性は残ります。
ただ、本命はあくまで回想の続き。命令を出しただけで、その結果を見せずに現在へ戻るとは考えにくいと思います。どうですかねー。
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キングダム890話予想考察|カイネは李牧の不戦逃避に従えるのか
カイネは、妹カイヤに手が届かなかったあの日から、匈奴と戦うことで雁門を守ってきました。その戦いを、着任したばかりの李牧に禁じられたわけですから。
予想は、一度は命令を破りかける、です。匈奴が目の前に来たとき、カイネは剣を抜いて飛び出そうとするのではないでしょうか。それを止めるのが李牧なのか、仲間なのか。もし本当に戦ってしまえば、李牧は自分で決めた斬首の命令と向き合うことになります。
59巻で李牧はカイネに「雁門ではカイネとは喧嘩ばかりでしたね」
と話している、という読者の方のコメントもいただきました。けんかの二回目、三回目が890話で描かれても不思議ではありません。
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史実から予想|李牧のあと、匈奴を北へ追ったのは蒙恬だった
最後に、少し先の話をさせてください。
『史記』の匈奴列伝は、李牧の時代に匈奴が趙の国境に入れなかったことを書いたあと、秦の話へ進みます。
秦が六国を滅ぼしたあと、始皇帝は蒙恬に十万の兵を預けて北の胡を攻めさせました。匈奴の単于・頭曼は秦に勝てず、北へ移っています。そう、キングダムの蒙恬!
いまの蒙恬は、信とともに李牧の包囲を抜け、趙軍に追われている側です。その蒙恬が、史実では北で匈奴を追う将軍になります。追われる側から、追う側へ。かくれんぼで見つかった子が、次は鬼になるような入れ替わりです。李牧の回想が北の話を丁寧に描くほど、この先の蒙恬の姿も重なって見えてくるのかもしれません。
関連記事:李牧は、いつ誰にどのように誅殺される?趙の滅亡やカイネのその後を簡単に解説
みなさんの890話はどんな予想をしていますか?
889話の記事で「匈奴について掘り下げた記事、読みたいですか」と聞いてみました。まだお返事はいただけていないので、今回は思い切って書いてみました。今回の分かれ目は二つあると思います。
一つは、890話で回想が続くのか、牢へ戻るのか。もう一つは、カイネが不戦逃避に従えるのか。匈奴の話がもっと読みたいか、もういいか、という声も含めて、コメントで教えてください。次回の記事で紹介させていただきます。
キングダムライターおとぼけの独り言
889話を読んでから、匈奴のことが気になって仕方ありません。
これまで匈奴について、ほとんど知らないまま李牧を見ていました。今回の記事のために『史記』の匈奴列伝を確かめてみると、子どもが羊に乗って弓を引いていたり、月の満ち欠けで攻め時を決めていたり。思っていたより、ずっと生活の匂いがする人たちでした。
李牧が、北はそれほど難しくない、と言い切れたのは、こういう相手のことをよく知っていたからではないでしょうか。そう考えると、匈奴を知ることは、李牧を知ることでもあるのかもしれません。原先生も、きっとそこまで調べて描いているのだと思います。
回想編を早く終わってほしいという方もいるのは、分かっているつもり。それでも、李牧という人を最後まで見届けるために、もう少しだけ北の話に付き合ってもらえたらうれしいです。それでは兄弟たちよ、890話が載るヤングジャンプの発売日に、またお会いしまっせ!
参考:
- 司馬遷『史記』巻110 匈奴列伝(本文は數位經典「史記:匈奴列傳第五十」、東里書齋「卷一百十・匈奴列傳第五十」で確認)
- 司馬遷『史記』巻81 廉頗藺相如列伝(李牧の条。本文は數位經典「史記:廉頗藺相如列傳第二十一」で確認)
- Wikipedia「匈奴」
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