集まれ曹操の25人の息子たち・その1

2015年6月5日


曹操のムスコ達アイキャッチ

13人の妻を大切にした曹操には、

妻の数に見合うだけの、たくさんの子供たちがいました。

 

32人の子宝に恵まれたといいますが、

今回はその中でも、25人の息子たちに照準を当ててご紹介したいと思います。

 

 

 

監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。戦略設計から実行までの知見を得るためにBtoBプラットフォーム会社、SEOコンサルティング会社にてWEBディレクターとして従事。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


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曹昂(そうこう)

・生没年:?~197年

・母:劉夫人

(あざな):子修(ししゅう)

・身分:豊愍

197年の宛城(えんじょう)の戦いの際、

曹操が敵方の張清(ちょうせい)の未亡人鄒氏(すうし)に惚れてしまい

恋にうつつを抜かしていたところ、張繍(ちょうしゅう)に夜襲されました。

その際、父曹操を逃がすために、曹昂は馬を譲り、

自らは盾となって命を落としてしまいます。

 



曹鑠(そうしゃく)

・生没年:?~?

・母:劉夫人

・字:?

・身分:相殤王

曹昂と共に、丁夫人に養育されましたが、病気のために若死にしました。

 

曹丕(そうひ)

曹丕

・生没年:187年~226年

・母:卞皇后

・字:子桓(しかん)

・身分:初代魏皇帝(文帝)

曹操の三男ですが、長男・次男の死により、後継者となりました。

曹操の死後、後漢の献帝から皇帝位を奪い、魏の初代皇帝となりました。

「年八歳にしてよく文をつづり、逸才あり」と謳われる文才を持っていましたが、

性格は常に懐疑的で、同母弟たちまでも冷遇しました。

 

曹彰(そうしょう)

曹彰

・生没年:?~223年

・母:卞皇后

・字:子文(しぶん)

・身分:任城威王

幼いころから武勇に優れ、弓の腕前はぴか一、腕力も人一倍ありました。

父曹操から「黄鬚(こうしゅ)」とあだ名で呼ばれました。

黄鬚とは、虎のヒゲ。虎のように強いという意味合いでしょう。

父から「書物を読め」と言われても、「俺、将軍になるんで」と断ったそうです。

異民族の烏丸(うがん)討伐に手柄を立てますが、

223年に曹丕の命令で洛陽に参上した際に急死します。

 

曹植(そうしょく)

曹植

・生没年:192年~232年

・母:卞皇后

・字:子建(しけん)

・身分:陳思王

非常に稀有な文才を持ち、巧みな詩文を作ったために、

父曹操からその才能をたいへん愛されます。建安文学の代表者です。

同腹の兄の曹丕はこれを憎み、

「七歩歩く間に兄弟の詩を作れ。できなきゃ殺す」と言います。

曹植は「豆殻で豆を煮る」という兄弟が殺し合う歌を作り、

曹丕を感嘆させ、このときは難を逃れますが、

結局左遷されて、失意のまま死亡します。

 

曹熊(そうゆう)

・生没年:?~?

・母:卞皇后

・字:?

・身分:蕭懐王

病弱だったため、父曹操が亡くなった時、葬儀に参列できませんでした。

同腹の兄、曹丕からこのことを責められて自殺しました。

 

その2に続きます。

 

 

この記事を書いた人:東方明珠(とうほうめいしゅ)

東方明珠 三国志

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東方明珠(とうほうめいしゅ)

 

■自己紹介:

はじめての三国志

通称「はじさん」のはじっこライター東方明珠です。

普段は恋愛系のノベルやシナリオを書いています。

中国の歴史が大好きで、

ハンドルネームにも上海のテレビ塔の名称を拝借しています。

行き当たりばったりで中国の遺跡を巡る旅をしていましたが、

次は無錫市にある三国志のテーマパーク「三国城」に行きたいです。

 

■好きなこと(趣味):

本屋さんをはしごすること

 

■好きな三国志の人物:

孫策と周瑜

 

■幸せを感じる瞬間

自分の書いた文章に素敵なイラストを描いてもらったとき

 

■出没場所

動物園

 

この記事のデザインを担当した人:よりぶりん

よりぶりん 三国志

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よりぶりん

■自己紹介:
イラスト担当のよりぶりんです、ご存じの方もそうでない方も名前だけでも覚えて帰って下さいね。

三国志初心者の新米イラストレーターでございます。

なにとぞ温かい目で見てやってください。宜しくお願い致します

■口癖:
「すいません」 とにかく謝ったら勝ちと思っている腰ぬけです

■集めている物:
漫画本「ワンピース・龍狼伝・浦安鉄筋家族」etc

■幸せを感じる瞬間:
麻雀の牌を触っている時!お風呂に入った時!

■尊敬する人:
麻雀を日本に伝えた人(誰かわからないですが・・・)

■どうしてもこれだけは譲れないもの:
コーヒーが飲めない環境!コーヒーが無いと凶暴になります。

■何か一言:

イラストのリクエスト御座いましたらお気軽どうぞ!
メッセージサイトに頂ければ全力で落書きさせて頂きます(笑)
よりぶりんでした。

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東方明珠

中国は上海の雰囲気が好きなので、テレビ塔の「トンファンミンジュ」を名乗っています。もともと『水滸伝』の大ファンで、『三国志』に興味を持ったのは、アーケードゲーム「三国志大戦」がきっかけです。当時はゲームセンターに通いつめました!まだまだ中国史について勉強中ですが、精いっぱい面白いことを探してお伝えしたいと思っています。

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