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曹操と孫権の合肥を巡る戦いが何度も行われていた Part1

2015年7月20日


曹操VS孫権R1

208年の赤壁の戦いのあと、

劉備と曹操は漢中(かんちゅう)で激突しますが、

孫権は曹操と合肥(がっぴ)で戦いを繰り広げます。

 

合肥を巡る戦いは、赤壁の直後から始まり、

長い膠着状態をへて217年まで続きました。

 

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監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


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208年、孫権が合肥を攻撃するが敗北

張遼 カカロットーーーー!

 

孫権軍は赤壁での勝利の勢いに乗じて合肥に攻め込みますが

膠着状態に陥ります。

 

それを打破したのが、曹操軍の張遼(ちょうりょう)でした。

張遼は孫権を挑発し、孫権はそれにのってしまいます。

 

張遼と孫権軍の武将、太史慈(たいしじ)の一騎打ちが

行われますが、両者互角で70、80合打ち合ったとき、

孫権が命を狙われ危機に陥ります。

 

そこで太史慈は引き返し、孫権軍は敗北してします。

 

その後、合肥城を攻めた太史慈は、張遼の待ち伏せにあい、

斬り殺されてしまいます。

 

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212年、曹操が江南に進軍するも撤退

馬超

この時期の曹操は、孫権と戦うと同時に、馬超との戦を行っており、

うまく孫権軍に兵力を裂けない状態が続いていました。

 

ようやく馬超との戦に決着がついた曹操は、

212年、40万の大軍を率いて孫権軍と対峙します。

 

しかし、孫権軍は曹操がやってくる前までに、

しっかりと防備を固めていました。

水軍で迎え撃ち、戦は長期化します。

 

曹操はついに撤退を決め、孫権軍の勝利に終わりました。

 

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215年、孫権、再び合肥へ攻め込むも敗北

孔明バージョン 三国志 軍師

215年、曹操は漢中攻略に向かいました。

蜀の孔明から、「今のうちですぞ!」とそそのかされ、

孫権は再び合肥に進軍します。

 

はじめに、皖城(かんじょう)を攻略しました。

皖城は合肥の兵糧をまかなっている場所だったので、

孫権は勢いづきます。

そのまま合肥へ攻め上りました。

 

張遼により孫権軍は大ダメージ

泣く子も張遼

 

しかしここで思わぬことが起こりました。

魏軍の武将、張遼の鬼神のごとき猛攻撃です。

 

張遼は、10万人の孫権軍に、たった800人で斬りこみ

孫権軍に甚大な被害を与えました。

 

このとき、退却する橋を壊され、孫権は命を奪われる寸前まで

追い詰められます。

なんとか馬で橋を飛び越え命拾いをしましたが、

このことは孫権軍に大きな恐怖を植え付けました。

 

 

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この記事を書いた人:東方明珠

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はじめての三国志

通称「はじさん」のはじっこライター東方明珠です。

普段は恋愛系のノベルやシナリオを書いています。

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東方明珠

中国は上海の雰囲気が好きなので、テレビ塔の「トンファンミンジュ」を名乗っています。もともと『水滸伝』の大ファンで、『三国志』に興味を持ったのは、アーケードゲーム「三国志大戦」がきっかけです。当時はゲームセンターに通いつめました!まだまだ中国史について勉強中ですが、精いっぱい面白いことを探してお伝えしたいと思っています。

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